「スイーツ」ぎらい

 甘いお菓子は大好きだけれど、「スイーツ」という言葉は嫌いだ。首の後ろの、脳幹のあたりがむずむずするようでなじめない。どうして「お菓子」という言葉があるのに、わざわざ「スイーツ」というのだろう。今までお菓子であったものを、わざわざ「スイーツ」と呼びかえるなんて、気恥ずかしくてとてもできないし、語感だって、「お菓子」の方がよっぽど上品でかわいらしい。
「スイーツ」は「お菓子」とぴったりイコールではないのだろうか。英和辞典で調べると、sweetsとは「甘いお菓子」のことであるらしいけれど、では甘いお菓子に限って日本でも「スイーツ」と呼ぶことにしたのかと思えば、以前、塩を使った甘くないケーキなんかを「甘くないスイーツ」などと称していたので、直訳すれば「甘くない甘いお菓子」となり、意味不明である。甘くない時点で、そのお菓子はスイーツとはなりえない……
 と、ここで我に返り冷静になってみたら、どうしてこんなに「スイーツ」でムキになっているのかしらん。
 ちなみに、好きな「スイーツ」はチョコレートです。
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