今日、明日は久々の連休。ということで、今日は小雨降る中、深川まで散歩に行ってきました!自宅のある人形町から歩いてもいくことの出来る深川、深川ののんびりした雰囲気が好きで、度々遊びに行っていましたが、今日は久し振りの再訪でした。
まずは清洲橋を渡り、隅田川の向こうへ。右側に佃島の高層マンション群を眺めながら渡ります。
川を渡るとそこは清澄公園のグリーンが広がっています。この辺りは、かつて江戸の豪商・紀伊國屋文左衛門の屋敷跡、その後三菱財閥岩崎家の持ち物だった場所、お隣の清澄庭園には桜の季節にお弁当を持ってお花見に来たこともあります。
今日は清澄公園からもすぐ。ヨーガンレールの本社ビルへ。(こんなところにあるんですね~。)1階はヨーガンレールのセレクトショップ「ババグーリ」になっています。ここは広々とした贅沢な空間で、とってもお洒落!
コーヒー好きの河村は深川に最近新たに出来たスポット、ブルーボトルコーヒーに興味津々でしたが、物凄い人が並んでいて、あっさり諦めました。こんな雨の中でもみんなが並んでいてびっくり!「打倒スターバックス」を掲げ一杯一杯ハンドドリップだそうですが、本当に美味しいのかしら?
深川のお約束、深川江戸資料館へ。ここは江戸末期の深川佐賀町の街並みを再現した博物館。ボランティアの方が今日もずっとついて説明してくださり、江戸時代の庶民の生活の様子を隅々まで教えていただきました。ここの建物は、もちろん再現したものと理解していましたが、置いてある様々な什器、道具類も実はリプロダクションであるとか。今回、そのことを初めて知り、凄い再現力(こんな言葉があるのかしら?)に感動でした。(だからこそ、好き勝手に触ることが出来るのですが…。)本当に骨董品かと見まがうほどの出来なのですよ!
そして、深川に来たら、これもお約束。お気に入りの古書店「しまぶっく」へ。以前、こちらでフランスのリボン―サンテチエンヌ美術館を店頭の格安本の中から見つけ、「この本は私が来るのを待っていたのよ!」と豪語していましたが(笑)、今回も私の訪れを待っていてくれた本が…。
こちらは20年前に日本を巡回した「ヨーロッパ染織の美 ヴィクトリア&アルバート美術館展」のカタログ。今まで数え切れないほど訪れたヴィクトリア&アルバートですが、日本語の解説が入っているのがとても嬉しい!このカタログはシルク生地だけでなく、1600年代の衣装や1700年代のレース、刺繍作品など盛り沢山。私がちょうど在庫で持っている18世紀の男性用ジレの解説も出ていて、とにかく嬉しい資料でした。こちらは早速お店に持っていく予定です。
都内にもかかわらずのんびりした空気の流れている深川、深川に訪れると何だかとても落ち着きます。今度はまたお花見の時期に行きたいです。