さかざきが綴る「アンティークな日々」

アンティークディーラーさかざきがアンティークのこと、日常のことを綴っています。

映画「ナショナル・ギャラリー-英国の至宝」

2015-02-18 | 日常生活

 今日は昨日に引き続き、都内へお出掛け。渋谷のBUNKAMURAに映画を見に行ってきました!思い起こせば東京に移転して以来、都内で一人でお出掛けするのは初めて!仕事もプライベートも必ず保護者付き(河村付き)だったのですが、彼は日本橋に用事があったため、今日は別行動。 BUNKAMURAに行くのは数年振り、地下鉄を降りて109から出てきたのですが、109なんてたぶん20年以上足を踏み入れていなかったはず。気分は「初めてのお使い」で、ソワソワしながら渋谷へ出掛けました。

 今日の映画は「ナショナル・ギャラリー-英国の至宝」、実はロンドンのナショナル・ギャラリーはヴィクトリア&アルバートミュージアムについで私がよく訪れるお気に入りの美術館。ここはルーブルなどよりもこじんまりした規模で、買付けで空き時間があると気軽に立ち寄ることが出来る美術館なのです。イギリスのミュージアムらしく、入場料がフリーという点も嬉しいところ。

 で、この映画ですが、3時間以上と少々長いのが玉にキズですが、様々な学芸員が主だった作品の解説したり、実際の企画会議のシーンがあったり、修復室...の「ほとんど科学者!?」という仕事振りが詳しく紹介されていたり、当時の作り方そのままにゴージャスな額を再現する額工房があったり、子供から大人、盲人の方までの様々なワークショップなど、美術館内部のリアルな仕事の様子が余すことなく紹介されています。(絵の展示に露出計が使われているなんて初めて知りました!)何より、印象深かったのは、館長はもちろん学芸員が皆絵画オタクなこと。その絵が描かれた時点の話はもちろん、それがどういう経緯を経て収蔵されたのか、その時代ごとのオーナー達がいったいどんな人物かまでを把握。絵画に対して愛が溢れていた点でした。

 ナショナル・ギャラリーの収蔵品は、ルーブルに比べると派手さはありませんが、それが逆にイギリスらしさに感じられます。展示室には展示作品に合わせた色合いのダマスク織りのクロスが貼ってあり、部屋ごとに新鮮な気持ちで絵に向き合うことが出来るのもここの好きなところ。この映画でぐっとナショナル・ギャラリーが近く思え、また足を踏み入れたくなりました。

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