あんみつとシナモン

ハイキング・山散歩・観光旅行・
美味しい店・美術鑑賞・等々
おすすめしたい事だけを
載せています。

「黒蜥蜴」を明治座で見よう!

2012年06月19日 | 芸術鑑賞


数日前に芸能ニュースでお騒がせの「浅野ゆう子さん」が
主演する「黒蜥蜴」を明治座で観劇しました。

あのニュースで興味を持って出かけた訳ではなく、
観劇に行ったのはそのお騒がせの前です。
(あの後だったらゆう子さんを見る目が変わったかも)

時代は昭和初期、斜めに傾けたレトロなセット。
お話は トリックにトリックを重ねた犯行と大人の恋愛劇。
敵同士なのに、互いに惹かれあう女怪盗と名探偵。

勿論、女怪盗は浅野ゆう子、名探偵明智小五郎は加藤雅也。
お二人の日本人離れしたスタイルの良さは舞台でいっそう映えました。
(加藤雅也さんってなんていい男なんでしょ

黒蜥蜴は11回の衣装の早替え。
ヘアースタイルを替えたり和服からドレスになったりの早替えで見ごたえあり。
衣装のプロディースは今話題の「スタイリストのカリスマ」
犬走比佐乃さん

関西弁を話す場面がありました。
どなたかのブログに「関西弁が下手。
東京人が見る舞台だからあの程度でもいいんでしょね」(関西人)
とありましたが、そもそも、浅野さんも、加藤さんも関西人らしいです。
関西弁が下手なわけがない。
東京人からみたら、浅野さんはびみょーに関西アクセントが出ますよね。



俳優の皆さんとてもセリフがハッキリしていて聞き取りやすい。
脇役も 鷲尾真知子・渡辺哲・佐戸井けん太・奈良富士子・賀集利樹
など豪華です。
宝石商の娘に扮する「林丹丹」って誰?と思い調べたら
第11回美少女コンテストのグランプリをとった女の子
日本人の父、中国人の母をもつ。 日本語・中国語・英語が堪能。


舞台「黒蜥蜴」について
初の舞台化は1962年3月(サンケイホール)
初代水谷八重子と芥川比呂志。
次のペアが、京マチ子と大木実
それから数十年は(ご存じの)美輪明宏が黒蜥蜴。
お相手役は、木村功・天知茂・名高達男・榎木孝明・高嶋正宏…などなど


浅野ゆう子さんについて
実は(私)彼女の隠れファンです。
特に2時間ドラマ。○○○殺人事件とか系?での
彼女が主人公のドラマは必ず見ます。
シリーズ化しているのは
西村京太郎の十津川警部の奥さん、十津川直子役
農家の嫁は弁護士の神谷純子役
最近では作家山村美紗本人の役でけっこう派手なヘアーと服で
恐ろしかったが本人はノリノリで演じていたみたい。

ま、彼女は真面目なシリアス系ドラマよりも
明るくコメディタッチの主人公を楽しそうに演じているほうが
地のままみたいで、見ているこちらも楽しいかも。

黒蜥蜴の舞台は6月24日(日)まで。