千代田区丸の内の
三菱一号館美術館にて
来年の1月6日まで
18世紀フランスを代表する静物画・風俗画の巨匠
ジャン・シメオン・シャルダンの
個展を開催しています。
シャルダンの個展としては
日本で初めてだそうです。
出品作品は世界各地の美術館が
秘蔵する作品の中の38作品です。
華やかなロココの宮廷文化の時代、
花瓶、コップ、食器や
果物などの日常の品々に静かに
愛情をもって描いたシャルダン。
没後急速に忘れ去られ、
19世紀に再び脚光を浴びています。
作品が各国にバラバラに
秘蔵されているため、
シャルダンの個展を催すのは
難しかったようです。
その点でも、今回この展覧会は贅沢で
稀な機会だと思います。
「羽根を持つ少女」や「木いちごの籠」など
素晴らしい作品がありますが
個人所蔵なので普段は非公開が多い。
ここに来なくては絶対鑑賞することができない
作品も多いのです。
以下は三菱一号館美術館がある
丸の内パークビル周辺です。
中庭は都会の紅葉に染まっています。