小田原の国道1号線沿いに、
鈴廣かまぼこの里があります。
この鈴廣前は箱根駅伝でよく見かける
小田原中継所になります。
かまぼこの里にあるかまぼこ博物館で
かまぼこ・ちくわの手作り体験ができます。
かまぼこのよさを知り、簡単に遊びながら
作ることができます。
体験時間は約1時間10分位です。
体験を申し込んだ参加者は
時間になるとこのコーナーに集まり、
髪の毛などが落ちないように
帽子やエプロンを付けます。
台の上には、かまぼこ板とちくわの棒が
用意されています。
まず、プロの職人が手本を見せます。
今日のかまぼこはグチという魚です。
刃のついていない包丁で煉ります。
空気が入らないように煉り、
包丁を寝かせて左右に伸ばします。
板にすりみを乗せて、包丁で形をととのえます。
な~んだかプロがやると簡単に思えてくる。
さ~、今の作業を思い出して、始めましょ。
かまぼこの材料はほぼ練られています。
最後のネリネリをするだけ。
なんなの? かまぼこのあの形にするって
こんなに難しいの
かまぼこにはなぜ板が付いているのか?
かまぼこの余分な水分を吸ってくれるし、
天然のモミの木で食品がくさりにくくなるそうです。
これ以上ペタペタやってても、
見本のようにはなりません。
すっぱり諦めて
次のちくわに行きましょ
ちくわの作り方。 まず、プロが見本を作ります。
すり身は厚みをもたせて伸ばしたら、
棒にすり身を巻きつけます。
材料はかまぼこと同じでしょうか。
これも、簡単そうに見えて大変。
でも初めてで職人のように上手くできたら
下積み○○年の職人さんの立場が
なくなりますよね。
ま、こんなもんでしょうか?
かまぼこは皆、蒸し器に入りました。
約70分後に受け取れます。
ちくわは皆さんの作品を集めて、
並べて焼いてくれます。
15分後に出来上がります。
かまぼこもちくわもできあがり、受け取って
帰りの東海道本線内で自分の作品を肴にミニ宴会です。
う~形はイマイチですが、
出来立ては超美味でした。
かまぼこもちゃんとその日の夕食にいただきました。
汗の結晶! 旨いに決まってます。