上野の東京都美術館では3月29日(日)まで
新印象派 光と影のドラマという絵画展を
開催しています。
新印象派の誕生から約20年間を
絵画の描きかたの変化で
追っていった展覧会です。
1886年 印象派の後、
新印象派は登場しました。
目に見える世界をそのまま再現しないで
色彩そのものが持つ表現力へと関心を
移していったのです。
新印象派のスーラやシニャックは
パレット上で絵具を混ぜるのではなくて
短い筆タッチで純色を規則的に置きました。
そして観る人の目の中でくすみのない色彩で
混ざり合うように工夫したのだと思います。
正反対の色を補色といいますが
その補色どうしが近づくと
輝く画面を生むことを
新印象派は利用したのです。
世界各国から集められた
約100点の選りすぐられた作品を
堪能しに上野に行きましょう!