都営地下鉄三田線の蓮根駅、
そこから歩いて5分の場所に
冒険家・植村直己さんの記念館、
植村冒険館があります。
まったくの住宅地にあるので
不思議に思いますが、
1984年2月に43歳で遭難するまでの
15年間、植村さんは
板橋区の住人でした。
日本人初のエベレスト登頂や
北極での単独犬ぞり行などは
この地から出発したのです。
エスキモー民族の中のイヌイットは、
雪でイグルーというかまくらのような家を造るのです。
(プラスチックで再現)
雪の塊をブロック状にして切り出し
ドーム状に積み上げます。
ドーム型の形状は力学的に
安定しているようです。
入口の大きな植村さんのパネル。
植村さんも、ワンちゃんも
良い顔してました。
冒険、探検、登山、アウトドアに関する
本が5,000冊置いてあります。
この書籍数は都内でも随一です。
勿論、無料で利用できます。
一部の本は貸出もしてくれますが、
返却がね…
植村直己の冒険を紹介する
企画展示室は二階です。
冒険で使用した装備や
植村さん自身が撮影した写真を展示。
1984年4月19日に国民栄誉賞受賞。
世界五大陸最高峰登頂が受賞事由。
エベレスト遠征隊の時に
使った登山靴。
内側にアザラシの毛皮が
張ってあります。
1965年、初登頂した
ゴジュンバ・カンの写真。
ほぼ等身大です。
並んで一緒に写真でも…。
若き日の植村直己。
大学生時代か?
小柄な身長は162cm。
毎年2月には、
最後の冒険になってしまった
マッキンリー登山を紹介する
メモリアル展を行っているそうです。
山中で発見された最後の装備や日記、
山頂に残されていた装備などを
展示するそうです。