しなの鉄道北しなの線
黒姫駅よりタクシーで約10分。
野尻湖ナウマンゾウ博物館です。
1948年、
加藤松之助さんという方が
偶然野尻湖の湖底から
ナウマンゾウの歯の化石を
見つけました。
これがきっかけで
1962年から野尻湖の発掘が
始まりました。
野尻湖で出土した
化石や骨器、遺物は
最後の氷河時代のものです。
この博物館は、
約50年間続く発掘の成果を、
保存・研究・展示する目的で
設立されました。
ナウマンゾウの実物大の
復元像。
野尻湖から出土した化石を元に
復元しました。
ナウマンゾウは
日本と中国の一部で
見つかっているゾウで、
およそ40万年前から
3万年前までの
日本にいました。
高さ約2.8m
牙から尾までは約6m
ナウマンゾウとともに
日本の氷河時代を代表する
オオツノジカです。
野尻湖から出土した
化石から復元。
肩までの高さ約1.7m
ナウマンゾウの
発掘現場の復元。
ナウマンゾウの
肋骨が集まっている。
旧石器時代に
野尻湖人が狩りをして
解体していた
場所であろうと思われます。
化石近くには
狩りに使った道具が
見つかっています。
ちょっとお遊び。
旧石器人に変身できる
コーナーあり。
日本の旧石器時代の
遺跡の中では
「人類の道具」と「動物の化石」が
いっしょに発掘されるのは
珍しいそうです。