羽村市とあきる野市を
流れる多摩川。
その右岸にある緩やかな
草花丘陵を歩きました。
2018年12月のハイク記事です。
写真撮影はすべて私ですが
説明文の一部は
Tさんの山行記を
使わさせていただきました。
ご本人了解済。
(藍色字部分)
羽村駅に9:30集合。
天気は良いがとても寒い。
準備をすませ出発。
駅北口の
鎌倉時代に造られた
「まいまいず井戸」を見学する。
直径16m、底面5m、深さ4.3m、
の窪地の井戸。
鎌倉時代では
まだ深井戸を掘る技術がなかった?
駅に戻り南口から
大岳山が良く見える
稲荷神社に。
立派な社殿だ!
市指定文化財。
高台の境内からは
これから歩く丘陵が
よく見えた。
羽村出身の小説家、
大菩薩峠を書いた
中里介山のお墓のある
禅林寺に行く。
玉川上水の分水起点である
羽村の堰を見学。
徳川家光の時代に
江戸の人口増加で
生活用水が追いつかなくなる。
そこで幕府が
豪農の兄弟(庄右衛門と清右衛門)に
多摩川の取水工事を委託。
1653工事開始。1年2ヶ月で完成。
この功で玉川の姓が与えられる。
多摩川に架かっている
人と自転車専用の
羽村堰下橋を渡り、
中州に準備されているのは
正月明けの祭事の
どんど焼き。
郷土資料館を過ぎた
ところから登山道に入る。
羽村神社まで
一気に登る。
水のない沢沿いを行く。
カサコソと落葉を踏む。
雑木林の中は気持ちがいい。
羽村神社
思ってたより小さい、
そして、強固な現代の造り。
社殿の奥から見える
多摩川と、羽村や青梅の街。
さらに5分歩くと
浅間岳に到着。
山頂は広々としており
東屋とベンチがある。
ここでランチタイム。
周りは木々に囲まれて
眺望はあまり良くない。
木々の間から見える
富士山。
昼食後、しばらく歩くと
見晴らしの良いところがあり、
眺望を楽しむ。
遠くには新宿のビルや
スカイツリーが見え
近くには羽村の街並みや
先程歩いて来た、
多摩川の河川敷や堰を
見ることが出来る。
その先を登り返すと
朝日妙見堂に出る。
ここには、つい最近まで
お堂があったが、
今はその土台だけが
残っている。
足場の悪い石の階段を下り、
竹林の中の道を更に下り
気持ちのいい雑木林の
小径を行く。
そして
大きな道路に出る。
車に注意しながら
道路を渡り、
大澄山の道標に従い
山道に入る。
民家の脇を通り、
しばらく登ると
目の前が開ける。
東屋が建っている
大澄山に到着。
標高192mと低いが
立派な道標が建っている。
休憩後、広々とした道を
進むと
羽村草花丘陵の
東の突端に建つ
草花神社に出る。
ここからは、
高尾山系や丹沢山系、
奥多摩山系の山々を
見ることができる。
下りの階段は急なので
脇にある道を下る。
草花町の住宅地の中の
道路を多摩川方面に
しばらく歩くと
立派な山門の建つ
慈照寺に到着。
都指定天然記念物の
高さが20m以上ある
大きなモッコクを見学。
多摩川に架かる
大きくて長い
永田橋に向かう。
先ほど登った大澄山が
平に横に広がって見える。
橋を渡り福生市街地を通り、
福生駅に到着。
見学するところが多く
バラエティーに富んだ
ハイキングでした。