東急田園都市線
駒沢大学駅西口より
10分歩くと
画家・向井潤吉の
自宅兼アトリエが
あります。
向井潤吉・京都生まれ。
(1901年~1995年)
昭和8年(1933年)
アトリエを兼ねた
住居をここ弦巻に構える。
没後、展示館に改装して
作品とともに
世田谷区に寄贈し、
一般公開する。
(一般200円)
日本の、枯草匂う農村や
草屋根の民家の美を
追い続けた画家。
戦後は古いものを
壊し捨てた時代。
向井は日本各地を
巡る旅をして
キャンバスに
風景を残しました。
アトリエにある
向井の作品を観賞していると、
変貌し消え去っていく風景への
深い愛惜の念を
読み取ることができます。
古民家の蔵を移築した
展示室。
クヌギ・コナラ・ケヤキなどの
樹木に囲まれ
手入れの行き届いた庭。
落ち着いた趣のある
アトリエ館でした。