高炉は鉄鉱石を溶かし
銑鉄を生産する施設です。
北九州市では、
東田第一高炉一帯を
指定文化財(史跡)に指定し、
史跡広場として整備
しています。
この東田第一高炉は、
明治34年(1901年)に
当時の八幡村に建設されて
操業を始め、
10回以上の改修工事を
繰り返しながら
産業を支える鉄を
作り続けてきました。
日本初の銑鋼一貫製鉄発祥の地、
北九州を象徴する
八幡製鐵所高炉です。
昭和47年(1972年)に役割を終えた
第10次改修高炉を、
モニュメントとして
保存しています。
広場内には、
高炉の説明図や
作業説明図の他に
東田第一高炉の歴史が分かる
パネル展示もあります。
高炉の内部を
覗くことができます。
人形による作業風景再現。
高炉で溶かされた銑鉄を
流している鋳床エリア。
その流れた銑鉄を
運搬する貨車トーピードカー。
広場に隣接した
北九州イノベーションギャラリーは
近未来建築を
イメージした外観です。
建物内では
産業技術の保存と継承を
目的とし、
技術革新をテーマにした
常設展や企画展を実施しています。
この史跡広場の行き方は
JR鹿児島本線
スペースワールド駅から
徒歩5分です。
北九州の歴史的な価値を
持つ産業遺産を見学し
物見遊山的観光とは
ひと味違う旅をしましょう。
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