私の朝は、3時半過ぎに「ご飯が炊けました~」という
台所の炊飯器の声でうっすら脳が起き、
4時、鳥の声の目覚ましが鳴り、
寝過ごさないように部屋の電気をつけ、
うにうに布団の中で金魚や何やら体を動かして、
猫に見守られながら起きる、
これの繰り返しです。
起きるときが一番、
「くーーーーっ!仕事辞めてやるー!」と思うときです。
特に、寒い日。
今日は、小5、小2、年長さんとのフォイヤーシュタインでした。
小5、小2のふたりは、点群の問題の最後のほうに取組んでいます。
小5の子は、今回の課題はどうにも苦手なようで、
取組みはじめて3回目でした。
見ていると、行き詰まると見本の図形を見なくなり、線を引きまくりドツボにハマっていきます。
やり方も、自分でどこをヒントにするか決めかねているので、
視点があちこち移ったり、ヒントにならないような箇所に固執してしまっていました。
自分でこう!と決めたらあまりこちらの声は届かなくなるタイプなので、
本人が納得するようなやり方でさせながら、
「他のところから見てみる方法もあるよ。」と声だけかけていました。
ここのところ、同じプリントで止まっている間に、
妹が3枚差を詰めてきていたのですが、なんと、今日は残りを全部終わらせることができました。
「どうして今日はできたの?」と聞くと、
「ヒントにするところを変えたの。」というので、
「どうしてそこをヒントにしようとおもったの?」と聞くと、
「今までのところだと角度が似てるから、ごちゃごちゃしてたけど、
今日のヒントにしたところは点と点の距離が違うからわかりやすい!って気がついたの」と、
ほぼ、パーフェクトな答えが返ってきました。
そして、「今回のプリントみたいに、最初にここがヒントだ!と思って違うことってある?」と聞くと、
「算数の面積を求める問題で、最初やったやり方だとめっちゃ計算がごちゃごちゃしてて、
でも、違うやり方したら、計算も簡単だったっていうのと似てた!」とにっこりしていました。
できているときは、見本の図形もよく見ているし、
自分がどうしてできたか、今までどうしてできなかったかの状況判断もしっかり見えるのですね。
さて、小2の子は、図形把握が得意なので淡々と進んでいきます。
そして、得意ということはこういうことか!と思ったのですが、
正方形の中に六角形が書いてある図だったのですが、
正方形の一辺と六角形の一辺が「まっすぐ並んでいるのがヒントになった。」といったことです。
おそらく、小2では「平行」という言葉を算数的には習っていないと思うのですが、
正しく点を結び、図形を書くために、見本の図形の平行になる部分がキモだと注目していたのですね。
みるべき視点を自然とつかめる分野は得意に繋がりますね。
そして、年長さん。
この子もプリントを見て、何をするかということがつかめるようになり、
形の区別がはっきりとできるようになってきました。
また、間違って変な形に線を引いたとき、
数ヶ月前までは、「線を引く行為」に満足して、
見本の形と同じかどうかはまったく考慮していなかったのが、
線を引き、途中「あ!違う!」と気がつくようになりました。
ただ、面白いことに、自分で見本と比べてもまだよくわからないのか、
「ねぇ、あってる?」と私に聞いてきますし、
「見本見てごらん」といっても、ちらりとも見ようとしません。
まだ、見本の図形が何のために存在しているのか、
気がついていないのでしょうね。
三者三様、それぞれの成長が見られた、
今日のフォイヤーシュタインの点群の問題でした。
台所の炊飯器の声でうっすら脳が起き、
4時、鳥の声の目覚ましが鳴り、
寝過ごさないように部屋の電気をつけ、
うにうに布団の中で金魚や何やら体を動かして、
猫に見守られながら起きる、
これの繰り返しです。
起きるときが一番、
「くーーーーっ!仕事辞めてやるー!」と思うときです。
特に、寒い日。
今日は、小5、小2、年長さんとのフォイヤーシュタインでした。
小5、小2のふたりは、点群の問題の最後のほうに取組んでいます。
小5の子は、今回の課題はどうにも苦手なようで、
取組みはじめて3回目でした。
見ていると、行き詰まると見本の図形を見なくなり、線を引きまくりドツボにハマっていきます。
やり方も、自分でどこをヒントにするか決めかねているので、
視点があちこち移ったり、ヒントにならないような箇所に固執してしまっていました。
自分でこう!と決めたらあまりこちらの声は届かなくなるタイプなので、
本人が納得するようなやり方でさせながら、
「他のところから見てみる方法もあるよ。」と声だけかけていました。
ここのところ、同じプリントで止まっている間に、
妹が3枚差を詰めてきていたのですが、なんと、今日は残りを全部終わらせることができました。
「どうして今日はできたの?」と聞くと、
「ヒントにするところを変えたの。」というので、
「どうしてそこをヒントにしようとおもったの?」と聞くと、
「今までのところだと角度が似てるから、ごちゃごちゃしてたけど、
今日のヒントにしたところは点と点の距離が違うからわかりやすい!って気がついたの」と、
ほぼ、パーフェクトな答えが返ってきました。
そして、「今回のプリントみたいに、最初にここがヒントだ!と思って違うことってある?」と聞くと、
「算数の面積を求める問題で、最初やったやり方だとめっちゃ計算がごちゃごちゃしてて、
でも、違うやり方したら、計算も簡単だったっていうのと似てた!」とにっこりしていました。
できているときは、見本の図形もよく見ているし、
自分がどうしてできたか、今までどうしてできなかったかの状況判断もしっかり見えるのですね。
さて、小2の子は、図形把握が得意なので淡々と進んでいきます。
そして、得意ということはこういうことか!と思ったのですが、
正方形の中に六角形が書いてある図だったのですが、
正方形の一辺と六角形の一辺が「まっすぐ並んでいるのがヒントになった。」といったことです。
おそらく、小2では「平行」という言葉を算数的には習っていないと思うのですが、
正しく点を結び、図形を書くために、見本の図形の平行になる部分がキモだと注目していたのですね。
みるべき視点を自然とつかめる分野は得意に繋がりますね。
そして、年長さん。
この子もプリントを見て、何をするかということがつかめるようになり、
形の区別がはっきりとできるようになってきました。
また、間違って変な形に線を引いたとき、
数ヶ月前までは、「線を引く行為」に満足して、
見本の形と同じかどうかはまったく考慮していなかったのが、
線を引き、途中「あ!違う!」と気がつくようになりました。
ただ、面白いことに、自分で見本と比べてもまだよくわからないのか、
「ねぇ、あってる?」と私に聞いてきますし、
「見本見てごらん」といっても、ちらりとも見ようとしません。
まだ、見本の図形が何のために存在しているのか、
気がついていないのでしょうね。
三者三様、それぞれの成長が見られた、
今日のフォイヤーシュタインの点群の問題でした。