日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

紙の上で力一杯!

2015-12-18 23:04:05 | 発達応援
 今日は鹿児島でも初霜!

 早朝の仕事は、家を出るのが日の出よりはるかに前なので、
あまり寒さを感じません。

 仕事をしている途中、それはそれは美しい、朝焼けを拝むと少しして、
放射冷却の影響か、とても寒くなってきます。

 そして、家に帰るためにバイクに乗ろうとすると、
シートが凍っている…。

 冬がいよいよ、来ましたかね。

 子どもは私などが思いもしないほどのエネルギーを蓄えていることがあります。

 今日は、子どもさんとの勉強の日でした。
一番最初に、20数える間、スケッチブックいっぱい線を派ぐるぐる描こうというワークをしました。

 いつもするワークなのですが、
今日は子どもさんがスケッチブックから紙を破りました。
いつもはしない行為です。

 私には子どもさんがいつもよりすんなりと学習の席についてくれたにも関わらず、
子どもさんの押さえたエネルギーのようなものを感じて、
おとなしく学習の席に着いた子どもさんに違和感を感じました。

 スケッチブックを破ったので、紙をちぎって丸める遊びを少ししてみました。
楽しそうな顔でしていましたが、すぐに鉛筆でのワークに子どもさんは移りました。

 鉛筆で線を描くワークでは、いつにも増して、強い筆圧で線をぐるぐる書いていました。
難なく、20数える間、紙を破かず、はみ出さず書き続けることができたので、
30数える間、40、50…100までと10ずつ増やしていきました。

 途中、力を抜き薄く線を書くやり方もしましたが、
「力一杯でしていい?」というので、力一杯線を描いてもらいました。

 80~100数える間、力を込めて線を描き続けるのは、
けっこう、力がいるし、腕が疲れたことと思います。

 力一杯、線を描き続け、
「まっくろ!」と手を見せてくれて、満足げに手を洗いにいきました。

 カラダを動かすことはもちろんですが、
こういうやり方でも、子どもは自分の中の溜まった力を出すのだと思います。

 過剰に見えるエネルギーを放出する術をもっておかねばなぁ、と思うことでした。
コメント
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