日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

フォイヤーシュタインについて。

2015-12-23 22:05:41 | フォイヤーシュタイン
 一昨日煮た、1kgちょっとの金柑漬けがもうなくなりかけています。
実家の母にお裾分けしたし、今日は早朝の仕事のおやつに持っていったけれど、
早すぎやしないか、私。

 はりはり漬けももうない。
自分で作ると、自分好みの味だからか台所に立つたびにつまみ食いしているしなぁ。

 とりあえず、お正月用に再度金柑注文せねばですわ。

 フォイヤーシュタインの教材について、
「どこで買えますか?」とのお問い合せがあります。

 結論からいうと、教材のみの購入はできません。

 フォイヤーシュタイン教授の作ったIE-Ⅰ、Ⅱ、Ⅲのワークショップと
IEのベーシックⅠ、Ⅱのワークショップがあり、受けたワークショップの分だけ教材を購入できます。

 また、教室で子どもがやった教材も持ち帰ることはできません。
これは、フォイヤーシュタインの本部からのお達しらしく、
コピーなどして、教材のみがトレーニングペーパー化することを避けるためのようです。

 そして、色々な幼児教育花盛りの日本で、
フォイヤーシュタインの教材を使う教室は数えるほどしかありません。

 九州では、保護者の方が自分のお子さんにしていらっしゃる方が2人ほどいらっしゃるようですが、
教室でフォイヤーシュタインをしているのは、私だけです。

 関西では、ワークショップを主催される先生のところ、
一緒にワークショップに参加した方と何人かは教室を開いていらっしゃいます。

 神戸の垂水のフォイヤーシュタインラーニングセンター
ワークショップを主催される芦塚英子先生の教室。

http://www.hopedu.com

 大阪の教室 ななつ星
一緒にワークショップを受けた高橋さんの教室。
料理教室のお手伝いをされている裏の顔も魅力的です。
nanatsuboshi-kids.com/index.html
 
 関東については、以前のブログで紹介しましたので省略しますね。
他にも教室をされていらっしゃるかもしれません。
私がお会いして、親しくさせていただいているおもろい方々のご紹介にしておきますね。

 さて、こんなに教室の数が少ないと、
まぼろしのつちのこか、カッパのような、…いや、それよりは目にする確立は高いですが、
希少生物のようではありますね。

 「このままでいいなんて言わないで」というフォイヤーシュタイン教授の本を読むと、
本部では教材を集中的に学校のような感じで取組んでいるのかな、という感じです。
それと同様のことをするには、家庭で保護者の方が毎日取組むのが良いから、
日本では保護者の方が学んで、自分のお子さんにされる場合が多いようです。

 でも、ワークショップが開催されるのを待つのももどかしいことと思います。

 私はフォイヤーシュタインと出会う前は、本屋さんでよく見る、
有名どころの点つなぎをするワークシートや絵を見て答える問題などを使っていました。
幼稚園や小学校のお受験ものの教材もよく使いました。

 ただ、次々とやるものの、
子どもの何かが成長した、変化した、という手応えがありませんでした。

 当時は、教材の不手際のように考えていましたが、フォイヤーシュタインを学んでからは、
それらの教材を使っていた私に、教材を通してそれで子どもにどんなことを教えたいのか、
その教材が子どもの今とどう繋がり、できないのであれば何を補えば良いのか、など
という視点が欠けていたのだと思います。

 そういうことを考えると、
お子さんとフォイヤーシュタインを!と思いながらもワークショップはいつ!?と考える保護者の方々も、
市販の教材を使って、その教材ができた、できないに一喜一憂するのではなく、
教材を用いて、その子が生きていくために必要なことを媒介することに着目して、すすめていけば、
フォイヤーシュタインのワークショップを待つまでもないことになるかもしれません。

 私は今は、市販の教材でもフォイヤーシュタインのように媒介ができるな、と思っています。
そういう視点を学び、自分のものにできたことがフォイヤーシュタインを学んだ、
私の一番の収穫だったかもしれません。


 

 

 
コメント
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