毎日新聞によると
『神奈川県大和市の学校法人西山学園「大和幼稚園」のプールで2011年、当時3歳の園児が水死したのは安全管理態勢が不十分だったとして、園児の両親が当時の園長(66)と担任教諭(24)ら4人に総額約7400万円の損害賠償を求め、横浜地裁に提訴したことが19日、分かった。提訴は18日付。
事故は11年7月11日に発生。伊禮(いれい)貴弘君が担任教諭ら2人の監視下で、同園の屋内プール(水深約20センチ)で水遊びをしている最中に溺れて死亡した。
訴状によると、両親は「新任だった元担任教諭が後片付けに気を取られ、溺れている貴弘君の発見に遅れた」と主張。元園長についても「職員配置が不適切なうえ、安全対策のマニュアルもなく、教諭らの指導を徹底しなかった」と訴えている。
事故では、横浜地検が13年8月、元園長と元担任教諭を業務上過失致死罪で在宅起訴。横浜地裁は今年3月、元担任教諭を罰金50万円とした(確定)。元園長は起訴内容を否認し、公判は始まっていない』そうです。
この種の事件で,被害者遺族が,犯人に適正な刑罰を科して欲しいのであれば,検察庁や裁判所への働き掛けを徹底的に行うべきです。被害者遺族が何もしなくても犯人には厳罰が科されるはずとは,幻想でしかないからです。
『神奈川県大和市の学校法人西山学園「大和幼稚園」のプールで2011年、当時3歳の園児が水死したのは安全管理態勢が不十分だったとして、園児の両親が当時の園長(66)と担任教諭(24)ら4人に総額約7400万円の損害賠償を求め、横浜地裁に提訴したことが19日、分かった。提訴は18日付。
事故は11年7月11日に発生。伊禮(いれい)貴弘君が担任教諭ら2人の監視下で、同園の屋内プール(水深約20センチ)で水遊びをしている最中に溺れて死亡した。
訴状によると、両親は「新任だった元担任教諭が後片付けに気を取られ、溺れている貴弘君の発見に遅れた」と主張。元園長についても「職員配置が不適切なうえ、安全対策のマニュアルもなく、教諭らの指導を徹底しなかった」と訴えている。
事故では、横浜地検が13年8月、元園長と元担任教諭を業務上過失致死罪で在宅起訴。横浜地裁は今年3月、元担任教諭を罰金50万円とした(確定)。元園長は起訴内容を否認し、公判は始まっていない』そうです。
この種の事件で,被害者遺族が,犯人に適正な刑罰を科して欲しいのであれば,検察庁や裁判所への働き掛けを徹底的に行うべきです。被害者遺族が何もしなくても犯人には厳罰が科されるはずとは,幻想でしかないからです。