愛知学院大学青木ゼミのブログ

愛知学院大学商学部青木ゼミの活動を報告するためのブログです。

海外旅行の勧め

2008年01月16日 | Weblog
卒論提出が終わり,大半の4年生は,残りの大学生活では,学業面を見るとほんの少しの試験を受けるだけになっています。試験が終わると,卒業式までの間,旅行に出かけるのが定番のすごし方です。その旅行では海外が当然という風潮が長らく続いてきました。しかし,最近海外旅行に出かける若い人が減っているという話を聞きました。とくに男。知らない土地で不快な思いをしたくないのだとか。知らない土地で発見があること(不快さも含めて),これこそが旅行の醍醐味なのですが,日本人は,安全志向,内向き思考になっているのでしょうか。

大学生が海外旅行に行かないのはもったいない,なぜならば社会人になると旅行する時間がなくなるからということは私が学生の頃からよく指摘されてきました。今なら,それに付け加えて,つぎのことが言えるでしょう。この後どんどん円安が進むので,今のうちに海外旅行しないと,将来行けなくなると。

2000年代に入って,円安が進行しています。対ドルでは大きな変化を感じることはありませんが,その他の通貨に対しては大きく変化しています。5年ほど前1ユーロ110円台だったのが,今では160円台です。個人的に6年前に泊まったドイツのホテルに,今泊まればいくらぐらいなのか調べてみると,1泊22000円だったのが37000円になっています。ポンドでも,ウォンでも,それらに対して円の価値が下落しています。今イギリスに行くと,地下鉄の初乗り料金が1000円近いそうです。

このまま日本の国力が落ちて,円安が進めば,海外とくにヨーロッパなんかには旅行できなくなります。行くなら今のうちなのかもしれません。


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