2年次秋学期から始まるゼミのゼミ生募集が終了しました。2次募集まで行い,選抜の結果12名のゼミ生が確定しました。2次募集まで行うというのは人気ゼミでない証拠ですが,あれこれ大変さを伝えたあげくの結果としては穏当かなと思ってます。
12名という数には理由があります。現在うちのゼミでは,2,3年次,3人1組のチームで作業を行い,研究発表を展開しています。したがって,3の倍数でゼミ生が揃っていることを基本としています。なぜ3人1組かといえば,それが分裂せずにうまく運営してもらえる数だからです。
2人ではチームとしては小さく活発な活動を行うことにならないことが多い。また,1人1人が主張を始めると,収拾がつかなくなることが多い。4人では,2人と2人に分かれて派閥争いのようなコンフリクトを起こしてしまいがち。5人以上になると,何もチームに貢献しないメンバー(フリーライダー)が存在して,それがチームの揉め事の中核になってしまうことがある。
3人ではそれなりに活発な活動をすることができる。各自が主張を始めても,たいてい2人と1人に分かれ,1人の方が折れる形でコンフリクトが収拾されるケースが多い。コンフリクトが収拾できないことがあっても,分裂は回避される。3人ではフリーライダーが出る余地がない。
以上のような原理を学生指導を試行錯誤する中で見出したのでした。
ゼミに参加予定の2年生たちはゼミ活動をきちんと理解して応募してくれてました。やる気を感じました。秋学期からの開講を楽しみにしています。
12名という数には理由があります。現在うちのゼミでは,2,3年次,3人1組のチームで作業を行い,研究発表を展開しています。したがって,3の倍数でゼミ生が揃っていることを基本としています。なぜ3人1組かといえば,それが分裂せずにうまく運営してもらえる数だからです。
2人ではチームとしては小さく活発な活動を行うことにならないことが多い。また,1人1人が主張を始めると,収拾がつかなくなることが多い。4人では,2人と2人に分かれて派閥争いのようなコンフリクトを起こしてしまいがち。5人以上になると,何もチームに貢献しないメンバー(フリーライダー)が存在して,それがチームの揉め事の中核になってしまうことがある。
3人ではそれなりに活発な活動をすることができる。各自が主張を始めても,たいてい2人と1人に分かれ,1人の方が折れる形でコンフリクトが収拾されるケースが多い。コンフリクトが収拾できないことがあっても,分裂は回避される。3人ではフリーライダーが出る余地がない。
以上のような原理を学生指導を試行錯誤する中で見出したのでした。
ゼミに参加予定の2年生たちはゼミ活動をきちんと理解して応募してくれてました。やる気を感じました。秋学期からの開講を楽しみにしています。