9月1日~2日に3年生の合宿を行いました。例年東京方面に行くか大阪方面に行くかどちらかになっていますが,今年は大阪方面に行きました。
大阪に着いてまずホテルに向かいました。向かった先は道頓堀ホテル。名前が少々こてこて大阪風なので,どんな感じかと向かってみれば,何やら怪しい張りぼての像4体が入口でお出迎え(写真)。これはまともなホテルなのか?といぶかしみながら,ゼミ生達は「なんだこりゃ!,すごいなあ」と喚声を上げています。4体の像は東洋人,西洋人,アフリカ人,アラブ人をそれぞれ表現していて,世界の人々を迎え入れる象徴なんだそうです。
像で面食らいましたが,ホテルの対応はてきぱきとしてなおかつ親切なものでした。チェックイン前に荷物を預かってもらい,一行は心斎橋へ。ここでお好み焼きの昼食を食べてから,あちこち商店街を見て回りました。その後ホテルに一度戻ってから,難波に移動。難波パークス等を見て回りました。難波,道頓堀,心斎橋は一体の街と捉えられて,一般にミナミと言われています。そこを散策したわけです。
翌日は,新しくできた阪神なんば線に乗って,神戸三宮に向かいました。従来は難波から神戸に行くには一旦梅田に出て,そこで乗換えをしなくてはならなかったので,関西人にとっては画期的な線です。神戸では,三宮の商店街,南京町(中華街),メリケンパークなどを散策しました。そして午後現地解散。
毎年,合宿では商店街を見に行っています。ゼミ生には,地域による商業環境や商売の仕方の違いを感じて欲しいと思っているのです。今回,神戸で,ある学生(N君)が「神戸にはおしゃれな人が多いですね」「靴屋とかばん屋が多いですね」と指摘していました。なかなか鋭い指摘です。食い倒れの大阪に対して,履き倒れの神戸と言います。神戸は靴の地場産業が発展してきた都市です。それが商業にも反映しています。
N君は「名古屋とは違ってケバイ格好のギャル男がいませんね」とも指摘していました。これも鋭いな。神戸には殺伐としたところがなく,落ち着いてしかも華やいだ雰囲気があります。それは道行く人々の装いや振る舞いに関係しているのかもしれません。ちなみに名古屋はギャル男が多く,N君は嫌いらしい。確かに名古屋に沢山。うちの大学にも割といます。名古屋もうちの大学も何だか殺伐としていますが,ギャル男に関係あるのかどうか・・・。
例年通りに合宿は進行しましたが,少し残念なことがありました。計画がずさんだったことです。出向き先の地理・存在状況やゼミ生の希望がきちんと前もって調べられていませんでした。また,運営がメリハリのないだらだらとしたものになりました。朝の集合すらもきちんとできませんでした。
合宿等の課外活動について計画・実行はゼミ生に任せています。教員は口出ししないことにしています。しかし,今回途中口出しせざるをえないことが何度もありました。リーダーとその他のゼミ生それぞれに問題がありました。リーダーには,集団のための世話役になり,ゼミ生全員に目配せをして,色々な情報を常に収集して,良い結果を出そうとする努力に欠けていました。その他のゼミ生は,自分達で合宿を有意義なものにするため,常にリーダーやその他のゼミ生ときちんとコミュニケーションをとる配慮を欠いていました。恒例行事なので仕方なく付いていったという感じがありました。リーダーシップとフォロワーシップの問題です。いつも課外活動をゼミ生に任せているのはリーダーシップとフォロワーシップを学んで欲しいからです。今後の活動できちんとそれらを学んで欲しいと思っています。
大阪に着いてまずホテルに向かいました。向かった先は道頓堀ホテル。名前が少々こてこて大阪風なので,どんな感じかと向かってみれば,何やら怪しい張りぼての像4体が入口でお出迎え(写真)。これはまともなホテルなのか?といぶかしみながら,ゼミ生達は「なんだこりゃ!,すごいなあ」と喚声を上げています。4体の像は東洋人,西洋人,アフリカ人,アラブ人をそれぞれ表現していて,世界の人々を迎え入れる象徴なんだそうです。
像で面食らいましたが,ホテルの対応はてきぱきとしてなおかつ親切なものでした。チェックイン前に荷物を預かってもらい,一行は心斎橋へ。ここでお好み焼きの昼食を食べてから,あちこち商店街を見て回りました。その後ホテルに一度戻ってから,難波に移動。難波パークス等を見て回りました。難波,道頓堀,心斎橋は一体の街と捉えられて,一般にミナミと言われています。そこを散策したわけです。
翌日は,新しくできた阪神なんば線に乗って,神戸三宮に向かいました。従来は難波から神戸に行くには一旦梅田に出て,そこで乗換えをしなくてはならなかったので,関西人にとっては画期的な線です。神戸では,三宮の商店街,南京町(中華街),メリケンパークなどを散策しました。そして午後現地解散。
毎年,合宿では商店街を見に行っています。ゼミ生には,地域による商業環境や商売の仕方の違いを感じて欲しいと思っているのです。今回,神戸で,ある学生(N君)が「神戸にはおしゃれな人が多いですね」「靴屋とかばん屋が多いですね」と指摘していました。なかなか鋭い指摘です。食い倒れの大阪に対して,履き倒れの神戸と言います。神戸は靴の地場産業が発展してきた都市です。それが商業にも反映しています。
N君は「名古屋とは違ってケバイ格好のギャル男がいませんね」とも指摘していました。これも鋭いな。神戸には殺伐としたところがなく,落ち着いてしかも華やいだ雰囲気があります。それは道行く人々の装いや振る舞いに関係しているのかもしれません。ちなみに名古屋はギャル男が多く,N君は嫌いらしい。確かに名古屋に沢山。うちの大学にも割といます。名古屋もうちの大学も何だか殺伐としていますが,ギャル男に関係あるのかどうか・・・。
例年通りに合宿は進行しましたが,少し残念なことがありました。計画がずさんだったことです。出向き先の地理・存在状況やゼミ生の希望がきちんと前もって調べられていませんでした。また,運営がメリハリのないだらだらとしたものになりました。朝の集合すらもきちんとできませんでした。
合宿等の課外活動について計画・実行はゼミ生に任せています。教員は口出ししないことにしています。しかし,今回途中口出しせざるをえないことが何度もありました。リーダーとその他のゼミ生それぞれに問題がありました。リーダーには,集団のための世話役になり,ゼミ生全員に目配せをして,色々な情報を常に収集して,良い結果を出そうとする努力に欠けていました。その他のゼミ生は,自分達で合宿を有意義なものにするため,常にリーダーやその他のゼミ生ときちんとコミュニケーションをとる配慮を欠いていました。恒例行事なので仕方なく付いていったという感じがありました。リーダーシップとフォロワーシップの問題です。いつも課外活動をゼミ生に任せているのはリーダーシップとフォロワーシップを学んで欲しいからです。今後の活動できちんとそれらを学んで欲しいと思っています。