愛知学院大学青木ゼミのブログ

愛知学院大学商学部青木ゼミの活動を報告するためのブログです。

提出終わり

2020年12月18日 | 卒論
12月15日に卒論提出締め切りを迎えました。うちのゼミでは8名中5名の4年生が提出しました。残り3名のゼミ生は脱落しました。就職活動が忙しく卒論執筆を断念すると連絡してきた者がいた一方で、全く音信不通で消えていった者もいました。

多くの大学では、卒論は学業の集大成という位置づけです。商学部でも卒論を大変重視しています。うちのゼミでは、良い卒論を円滑に作成してもらうため、2年次、3年次にゼミ生研究発表コンテストや論文コンテストに参加してもらっています。2,3年次の活動は4年次の卒論のための助走と捉えているわけです。

その学業の集大成を手掛けなかったゼミ生が40%に上るというのは残念至極です。学部全体では脱落率は10%に満たないので、うちのゼミの学業取り組みレベルが低いということです。卒論提出したゼミ生に、「うちのゼミは学部の中では賢い方の学生が集まるという噂ではなかったのか?いったいどうなってるの?」と尋ねると、苦笑いが返答として返ってきました。きちんと卒論に取り組んだ学生から見ても、今年度の状況は好ましくなかったようです。ちなみに賢い人たちの集まるゼミというのはフェイクです。

なお提出された卒論に対し現段階では講評しません。今年度は副査制度が設けられたため、卒論評価は主査の評価に副査の評価を加味して1月中に下されます。したがって、副査の評価を待たねばならない段階で、主査の私があれこれ内容について指摘するのはよろしくありません。ただ、ゼミ全体では例年よりも低調であったといえます。春学期にまともな活動ができなかったことが響いています。遠隔授業は必ずしも教育の質を落とすものではありません。しかし、ゼミ活動は、対面で時間をかけ、学生同士、教員学生間で表情をうかがいながら行うことが重要であるようです。
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