め組の人 ラッツ&スター

女子は僕の事
どう見てたのかなぁ

高校の時の僕の事をふと
思い出した。

商業科で女子が多かったことから
モテる割合は高かったわけだけど
意外と
その高校で彼氏をまかなうほど
カッコイイ男子は

女子から見ると
同じ高校内にはいないらしい


商業科の女子のお目当ての彼氏は大体
工業高校のちょいワルの男子。

そんな中でお目当の女子をかき分け
かき分け
自分の好みの女性と両想いになる事なんて
確率的には
低い事だとは
当時わからなかった。

女子の見てる先と
男子の見ている目線とは
合間見えないそんな
距離感と遠慮が両方の間に
存在していた。

(あの人 の事だから
彼女ぐらいいるだろう)とか
女子はそう思い込んでいて
アプローチしてこなかった。
なんてことだったのかなぁ…

そんな風に僕は自分で都合よく考えいた。

そこのところどうだったんだろって…


男女クラス
女性だけのクラス
で構成される
商業科の高校
男女同じ組になれて
女子は嬉しかったのだろうか？

でも
女子の目にかなう男子は
いなかったってことなのかなぁ

だって
とんと
僕はモテなかったから

話しやすい男子としては
ポイント高かったのかなぁ
でも硬派なところもあったのになぁ

きっと
彼女いるんだと
敬遠されてたんだ
と
めでたい男だった
ということで…

『め組の人』
は
僕の事。めでたい組の人。