シオン 沢田聖子

イルカさんの妹分 のキャチコピーで
売り出した
沢田聖子さん

デビューは1979年
一年遅れで松田聖子がデビュー
二人の聖子。

沢田聖子はしょうこ と読み
松田聖子はせいこ と読む

二人の聖子。

自分と同じ歳のアーティストが活躍し始めた
リアルタイムでその動きが身近に感じることの
期待感と充実感

絵空事のような
雲の上の存在のアーティストの人達だった
のが
沢田聖子さんや
松田聖子さんの
デビューと活躍は
嬉しい限りだった。

特にこの沢田聖子さんには
デビューから
目をかけて、チェックしていた。
深夜ラジオでの情報で
コンサートチェック。

小さなライブ会場に足を運び
レコードを買い
ラジオ番組を聴き、
流石にファンクラブには
入るほどお熱では
なかったけれど…
それでも

売れて、ビックになってほしいと
希望を込めて応援していた。

本当に可愛くて
可憐で
フォークのアーティストで
売り出した訳だけど
ルックスがいいので
いわばアイドルっぽい扱いもあって、

スタンスが定まらなかったのが
売り出し方に少しかわいそうなところがあったように思う。


歌唱力もまずまずあり、ただ声量が弱い感じなのは
可愛さと引き換えにだったから
仕方なく、松田聖子さんと比較しては
いけないが
彼女のようなパンチのある声質ではなかった。
松田聖子さんは
ミルキーボイスでパンチがあって、
可愛い。
レコード会社 事務所と協力なブレーンでバックアップがしっかりしていた中

いかんせん沢田聖子さんの場合はそこまで
強力とは言えず、
彼女の目指す位置が
よくわからなかった。
ただ単に
「イルカの妹分」だけで
よかったのか？


デビュー二作目 のこの曲
イルカの作詞作曲 で、練習曲を渡されたとか、

シオン 紫苑 花の名前。

ギリシャ語でアスター(星)
を意味する。

花言葉
追憶 君を忘れない 遠方の人を思う

だそうな…


可憐で清楚で
手を触れてはいけない
ガラス細工のような
そんな女の子だった
沢田聖子さん

あの頃
あんな子もいいな
と
憧れの対象の一人になっていた。