季節限定の恋人
夏のビーチだったり
冬のゲレンデだったり
とっかえひっかえ
その時々で
彼女がちがってる
奴って
口説き方、魅力があるやつ
なんだろうなぁ〜と
恋人のいない、
彼女のいない、
いなくなった僕は…
モテない男の僻み半分
妬み半分
僕はそんな奴を
横目で観ていた。
「夏の恋人」
この歌が流行ってたころ……
思い続けた彼女に告白し、
やっとのことで思いが叶い
少し付き合い始め、
さあこれから
というところで
突然のサヨナラ
それから一年がたち
応援していた長渕剛さんが
やっと、「順子」の
大ヒットでメジャーになった。
そして、「順子」
「ヒロイン」というシングルの
あとを受け
1981年
5月5日に発売された
「夏の恋人」
ビーチボーイズや、
ザ・ワイルドワンズのような
グループサウンズ調の
軽やかな曲調の
「夏の恋人」
マイナー調の曲が続いた
長渕剛さんにして
メロディメーカーであり
その本領を
見せつけた感じの
耳障りのよい
覚えやすいメロディ。
そして、軽やか、爽やか
夏のビーチで、
夏のドライブの
ロケーションで
鳴らしたい曲だった。
せめて、限定の恋人でも
欲しいなぁ〜
なんて思いながら
失恋の痛手から
その傷も癒えた一年後の
長渕剛さんの曲に
これからの希望を夢見ながら
聴いた 「夏の恋人」
作詞 作曲 長渕剛
藤岡考章,山梨鎮平
とクレジットされている
この長渕剛さん以外の
おふたりは
DO!というトリオでのグループで
売り出し始めた
グループで
長渕剛さんとジョイントライブしたり、
藤岡さんは
長渕くんと藤岡くん
というラジオ番組で活躍したり、
大きなヒット曲には恵まれなかったけど
ちなみにあとの一人は
山本コータローとウィークエンド
でベースを弾いてた
いた板垣秀雄さん。