1981年 冬のリビエラ から2年後
今度は
紐育物語 1983年に発売。
大瀧詠一さんの冬のリビエラに
対抗?するように、
はっぴいえんど の盟友
細野晴臣さんが
作詞家松本隆さんの作品を手掛ける
81年頃から
はっぴいえんどのメンバーによる歌謡界、音楽界を席巻する
活躍する幅が広がり、
影響力も高くなってきた。
新たな音楽の波、ニューウェーブは
大瀧詠一、松本隆、細野晴臣、鈴木茂氏らを軸に
山下達郎、佐野元春、杉真理、竹内まりあ、矢野顕子、坂本龍一など
70年代フォークの頃から
違う音楽の流れを持った
アーティストたちの
台頭が一気に80年代になって
広がりをみせた。
森進一さんの器用さは
本物の歌手としての
力量として持ち前の
資質と努力で
作家の先生の作品
ニューミュージック系の作品
をも難なく歌いこなして
しまうところに
森進一さんの凄さはある。
「襟裳岬」
「湯煙の町」小室等作曲
「夜行列車」吉田拓郎作曲
「冬のリビエラ」
そして
紐育物語
のちに
阿木燿子/井上陽水作品の
「風のエレジー」
という作品を歌ったり
とにかく精力的にいろんなタイプの
作家の作品を歌い込んできた。
細野晴臣さんも
YMOで弾けて
歌謡界にも松田聖子さんの作品で
メロディーメーカーの片鱗をみせ
ヒット曲を作り出していた。
この紐育物語
も
同じ作家の松本隆作品。
「冬のリビエラ」と負けるとも劣らず
なかなか、渋い歌だと思うのだ。
♫マンハッタン イン ザ レイン
ちゃんとした日本英語でわかりやすく歌う
森進一さん!
ドロドロの演歌より
カラッとした
旅の景色と心情をみせる
歌の方が
森進一さんの歌い方に合ってる
ようだ。
襟裳岬の時も
そうだったように
旅人としての
歌い手
森進一さん
といったところか…