明日の葉っぱ(8×8)=69

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さよなら人類  たま

2020-11-16 06:21:00 | 僕の音楽日記
1989年の深夜番組で
「三宅裕司のイカすバンド天国」という番組があった。
僕は見てなかったけど

何やらアマチュアバンドの勝ち抜き
でバンドブームを再燃
させていたようだ

いつだって
時代は
アマチュアイズムから
どこか火がついて
それがニューウェーブとなり
メジャー化する
大衆を動かすものは
やはりこうした仕掛けも
必要
キッカケも必要
時代は繰り返す…そのループの波に
乗るか、乗れるか?

時代の潮目は90年代へ向けて
確かに
変わりつつあった。
70年代のフォークブーム
80年代のニューミュージック
アイドル全盛期、テクノをはじめとする
ロックと各ジャンルの確立期。
そして
一通り出揃って
次はなに?
次は何がくる?
と大衆は音楽の流れを
潮目を見ていた時期だった。

その時の動き
バンドブーム再燃。

確かにこの番組から
プロになったバンドは多い
有名なのは
「BIGIN」「たま」「ジッタリン・ジン」「BLANKEY JET CITY」
など

異彩を放ってたのは
「たま」








何やら
オドロオドロしい
見世物小屋から
抜け出してきたような
前時代的な出立ち…

おおよそ時代はスマートに
バブルが終わりかけても
冷え始めた世間であっても
もう、みすぼらしい佇まいは
好まれない流れにあっても
「たま」はそれを逆行、懐古スタイルで現れた。

だから尚更
その時代を知るものには
目を引いた。


♫今日人類が初めてぇ〜
木星についたよぉ〜ぉぉ〜

着いたぁぁぁ〜

というフレーズは
耳にのこってる

時代をまたいで
前後して
タイムスリップしてあの時代に
現れた
音楽の妖怪のような
グループ
「たま」
さよなら人類
何やら予言めいて
そのメッセージを届けに
現れて、消えてった
そんなグループ


山下清さんが参加してるのか?
と最初ビックリしたが…
不思議なグループだった。