人生アラカルト

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「永遠の0」と若い世代

2014-01-29 18:15:49 | 判断は勝手

映画「永遠の0」を観た。

日本軍が主役の古い戦争映画の新聞広告を見ると、やくざ映画の

役者たちがずらり並んでいる。いやだね。見たことなくても、な

んとなくセリフが浮いて出てくる。

「0」の老役者たちは思い出あるいは、戦争に加えられた世代と

して証言を担当している。

私の数年先輩たちが第2次大戦に参加していた。

中には、映画のように、特攻に参加させられた学生もいるのだろう。

ほんのちょっと遅く生まれたばかりに、つらい経験はしなかった。

これをラッキーという奴は、ぶん殴られる。

 

やけに女性の観客が多いと思ったら、この日は女性優待していた。

映画に涙する人が多かったと思う。

自分を命を守ろうとする主人公に感銘を受けたのだろうか。祖父の

運命に驚いたのだろうか。戦争の過酷さに目をそむけたか。

この映画に限らないが、映画が終わって長い製作者たちの記述があっ

ても、観客は立ち上がらない。

私なんかエンドマークが出るやいなや立ち上がる癖がついているので

真ん中に座っていると、不便このうえない。しかし、長い字幕を見て

いると、沢山の人や組織が加わっていることに驚く。多くの新聞社名

は戦争の考証を丹念にした、ということか。

ところで、若い人たちの意見を聞きたい。

阿部首相が靖国神社参拝をして各国から非難を浴びているのだが・・・

どう思いますか。戦犯と違うし、話が違うと言わないで。