人生アラカルト

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forestaの京都公演

2014-11-16 21:14:47 | お勧め
京都公演といっても、丹波の綾部であった。
80キロを車を飛ばして行ってきた。

縦貫道はまだ全部通っていなかった。遅いなあ。

フォレスタのファンは圧倒的にシニア層が多い。
この日は、京都で初のコンサートとあって、早く
から、年配が集まっていた。

場所が都会でないので、皆車でやって来る。おば
あさんをナビにして、おじいさんが颯爽とハンドル
を握っている。

いや、大したものだ。

テレビでも心の歌と、うたっているように、「荒城の月」
「里の秋」など名曲が並ぶ。

では「黒い花びら」「湖畔の宿」をご存知の方は? 
歌えるという人は年代が知れる。私もその中の一人。

さて、舞台で聞くフォレスタはどうだったか。

うーん、テレビの方が良い。

マイクの音が今一つやった。

彼らは皆音楽大学を出た専門家たちだ。
マイク無しで歌ったヴェルディーの「乾杯の歌」はどん
なに良かったか。えっちら80キロを車で行った甲斐があ
った。

前の日にコンサートホールで聞いた日本センチュリー
の演奏会もよかった。
p席という楽団の真横の席で聞いたのだが、面白いこと
を発見した。

チャイコフスキーの交響曲第4番は強烈な管楽器の演奏が
特徴だ。オーケストラで金管席は後ろの方で、指揮者から
目算で10メートル以上ある。
弦楽器部門がきれいな旋律を奏でたと思うと、その後ろの
木管楽器がアクセントをつける。
目の前にコントラバスが低温を響かせる。
突然ゆったりした空気を切り裂くようなトランペット、ト
ロンボーン。
最終楽章では、休んでいた打楽器が加わる。

普通の席では流れる音はミックスされて聞こえるものだ。
それが、楽団の真横で聞くと、音が順番に鳴っている。
テニスの試合を縦に見る、または横に見る。ちょっと違った
場面を見るのと似ているか、いや似ていないか。

素人はこんなことで喜ぶ。



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