人生アラカルト

どうせ過ごすなら楽しくね。

胃はなくても、腹は減る

2012-10-04 22:01:45 | お勧め
(ある社内報へ出稿)

20年前、生涯スポーツを目標に立ち上げた
ソフトテニスクラブは今も50人の仲間がい
ます。クラブ主催の大会には、100人を超える
人たちが集まります。71歳から始めたフル
ートは、生きがいの一つとなっています。3
年目で京都コンサートホールの舞台に立ちま
した(数少ない自慢)。

2年前、なんと食道と胃のダブルがんに侵さ
れました。内視鏡による手術で生き残り、が
ん細胞はいまのところありません。しかし、
胃は失いました。

胃はなくても腹は減る。なんでも食べていま
す。先の胃がんは20年前、前立腺の切除、
役立たなくなった臓器は次々取り去っても、
さながらみみずのように生きています。

がんよりこわいのは認知症です。ボケは自分
を見失いますから。身体は運動をしないと弱
ります。頭は使わないとだめになります。そ
れで、ブログを打っています。

京都には伝統の祭りや美しい自然、さらには
寺や神社があります。写真を撮り、取材をし
ます。旅行は目的を持って下準備をすると、
結構頭を使います。

去年は足を延ばして八日市で大凧を、新潟の
長岡で花火を撮りました。「生きていること
は素晴らしい」がブログの柱です。

テニス仲間の二人がプレー中に心筋梗塞や脳
梗塞で倒れました。幸い、手当が早かったの
で、命は助かりましたが、根本的な身体のケ
アを怠っていたようです。テニスで身体を鍛
えていてでもです。

「今日もありがとうございました」とみみず
は寝るときに合掌します。がんから逃れる度、
医療機関ばかりでなく、多くの人に助けられ
ました。全て不思議な運と縁に支えられてい
ます。感謝の気持ちを失うと運は逃げて行く
でしようね。説教じみたことを言いましたが、
だって私は真宗のお寺に縁がありますもの。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿