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京の冬の旅、「霊鑑寺」を訪ねて

2013-01-11 21:14:43 | 京都の名所
寒の京都観光は、「冬の旅」が見ものだ。
非公開の文化財の中から、14か所をこの時期、公開
されている。

そのうちの一つ銀閣寺一帯の鹿ヶ谷にある「霊鑑寺」
を訪ねた。
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霊鑑寺は臨済宗南禅寺派の尼門跡寺院だ。
近くには、銀閣寺、法然院、安楽院が続く。寄り添うに
哲学の道が伸びている。
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入口の受付で600円の入山料を払ってまず本堂へ。
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本尊は「如意輪観音像」である。本堂には入れないので、
覗きこむだけ。入口に観音像の写真が掲げてあるのを見
るだけ。
書院は狩野永徳や丸山応挙筆と伝えられる花鳥図などの
襖絵、歴代天皇愛用の香炉、置物が並んでいる。
上段の間には等身大に近い夫婦人形が厚い座布団に置
かれて、観る者を驚かす。数多くの御所人形はこの寺の
象徴だ。
すべて撮影は禁止されているので、写真でお見せできない。
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寺の自慢は江戸中期池泉鑑賞式で、石灯籠が目立つ。
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苔に覆われた庭も見どころだ。
後水尾天皇が愛した椿がこかしこに咲いている。
根っこの苔の表ににょきにょき這いださせた樹木も
注目に値する。

京の冬の旅で公開されているのは、知恩院の三門、
人形の寺で知られる宝鏡寺、仁和寺の金堂などい
ずれもたまにしか見られないものばかりだ。

寒い折、いま空いておりまっせ。

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