あの青い空のように

限りなく澄んだ青空は、憧れそのものです。

犬の気持ちがよくわかりました!

2010-09-17 20:45:39 | インポート

Tさんから、家のハウスで育てているという巨峰をいただきました。Tさんの家で飼っている愛

犬が、たわわに実った巨峰を食べているということで、その愛犬をとてもうらやましく思っていた

ところ、わざわざ自宅までその巨峰を届けていただいたのです。

食べてみて、納得しました。これだけおいしいのですから、愛犬が大好物になるのももっとも

で、そんな犬の気持ちがよく分かりました。

であれば、我が愛犬クウタも、この巨峰のおいしさが分かるのではと考え、2粒ほどあげてみ

ました。しかし、クウタはなめてはみるのですが、食べてみようとはしません。

そこで、皮をむいて中味をちぎってあげました。

食べてみてうまいと思ったのでしょうか、それからは皮をむいてあげたものをおいしそうに食べ

ました。

我が家の愛犬にとって初体験のぶどうとなりましたが、ちょっとぜいたくをさせてしまったかなと

も思っています。

貴重なぶどうを届けていただいたTさん親子に心から感謝いたします。ごちそうさまでした。

まどみちおの詩に、ぶどうのことについて書いた作品がありますので、次に紹介します。

                ブドウのつゆ

                                   まど みちお

私の中に おちてくる / ブドウの つゆの / この一しずくの あまずっぱさが /

こんなに はるかな 光の尾をひくのは / 

そのはじめ / かみさまの 心の中に / 生まれでた思いだからなのか /

そして 私にたどりつくまでの / なんおく年間 /

そんなまぶしい銀河の中を / めぐりめぐって いたからなのか/

クモの糸よりも ほそい / 一すじの せせらぎとして /

ブドウの つゆの / この一しずくの あまずっぱさが /

こんなにはるかな 光の尾をひいて /

星がおちるように / 私の中に きえていくのは /

  ブドウは、連なる宇宙なのでしょうか。一つの星である 一粒のブドウから 彗星の光のように 一しずく 口の中に落ちる。 そのあまずっぱさが、時の流れをはるかに超えて、広い宇宙をめぐりめぐって、私の心の中にまで 浸み渡る。神様の思いのように・・・・・・生まれて初めてブドウという果物に出会い、その一粒のあまずっぱさを味わった時、感じた思いが、そうだったのかもしれません。

  

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする