2011年の世界年間最優秀女子選手として、なでしこジャパンのキャプテンでもあった澤穂希選手が、国際サッカー連盟<FIFA>から表彰されました。スイスのチューリヒで表彰式があり、なでしこを率いた佐々木監督も監督賞を受賞し、日本サッカー協会もフェアプレー賞を受賞したとのこと。皆さんもニュース等でご覧になったのではないかと思います。
国際スポーツの中で、日本人選手が活躍し評価されるのはとてもうれしいことです。
澤選手は、ワールドカップでMVPと得点王を受賞した時に、チームメイトや監督・コーチ、家族や友人、応援してくれたファンに支えられて今の自分が在ることを語り、支えてくれた人々に感謝するメッセージを残しています。今回の受賞でも、支えてくれた人々に感謝する言葉を語っています。
サッカーはチームでプレーする競技であり、一人はみんなと みんなは一人と 支え・支えられる関係にあることを自覚しているからこそ、語れる言葉のように感じました。
自分は運動能力やサッカー技術に優れているわけではなく、ただもっと今より上手になれるかもしれないという向上心だけは持ち続けてきたとのこと。そういった謙虚な姿勢で18年間もサッカーに取り組んできた姿勢が、今回の賞をいただく原動力になったのではないかとも思います。
受賞式での着物姿は、とても似合っていました。ファンであるバルセロナのシャビ選手からは、なでしこの優勝おめでとう!の声をかけてもらったとのこと。一人の女性としても、忘れられない授賞式になったようです。
今年は、ロンドンオリンピックの年です。なでしこジャパンが、澤キャプテンを要としてどんな活躍を見せてくれるのか、今から楽しみです。
元始 女性は太陽であった という言葉もありますが、いやいやどうして 今も女性は輝き続ける太陽なのではないかと思います。
女性の輝きが、男性を輝かせる 何よりの光源なのかもしれません……?