妻が担任する子どもからの依頼を受け、久しぶりにシャボン玉液づくりをしました。昨年の秋に、ある催し物でつくって以来の楽しい作業でした。その時と同じ要領で つくってみました。
インターネットで調べたレシピに従い、市販されている台所用洗剤・合成洗濯のり(PVA)・グリセリン・水道水を材料につくりました。
一つは、界面活性剤が33%の台所用洗剤:PVA:水を1:5:10の割合で混ぜ、
もう一つは界面活性剤が45%の台所用洗剤:PVA:水:グリセリンを1:3:10:0.33の割合で混ぜてつくりました。
できるシャボン玉の大きさ、割れ具合、色合い等を比較するために2種類つくってみたのですが、それほど大きな違いがないような気がしました。
材料として台所用洗剤を使うため、ストローではなく、針金でつくった輪に毛糸を巻いたものを使って、シャボン玉液をすくい、遊びます。百円ショップで売っている 揚げ物をすくったりする用具なども、中の網を切り取って外側の輪に毛糸を巻くと、手ごろなシャボン玉作成器になります。網ではなく小さな穴のあいた金物の用具を使ってシャボン玉をつくると、小さなシャボン玉を大量につくることができます。秋にやった時には、打ち出の小づちから 次から次へと かわいいシャボン玉がたくさんできるので 子どもたちに大人気でした。
適度な風があると、輪にシャボン液をつけるだけで、そこから つらなるように 大きなシャボン玉が 飛び出していきます。空に向かって 舞い上がる シャボン玉を見ているだけで、心がはずんできます。
ゆとりがある時には、安全な石鹸を使って(石鹸を小さく削って、ぬるま湯で溶かす)、ストローで かわいいシャボン玉飛ばしをするのもいいですね。どっちが大きくできたか、数多く飛ばせたか、きれいにできたか などを 楽しく 子どもたちと 語り合いながら 遊ぶのもいいですね。
シャボン玉を見ていると、大人である私も ワクワクした気持ちになります。忘れていた童心をとりもどすことができたような気持ちになります。舞い上がるシャボン玉に、あこがれにも似た思いを感じるからなのでしょうか。遠い日の自分、夢みる自分……さまざまな自分と重ね合わせながら、ゆうゆうと飛ぶ 虹色の玉を 見上げるからなのでしょうか。
子どもたちが にぎやかに 夢中になって シャボン玉遊びをしている姿が 目に見えるようです。
時には、大人も ひっそりと 夢見るように シャボン玉遊びに挑戦するのはいかがでしょうか。