あの青い空のように

限りなく澄んだ青空は、憧れそのものです。

安保法案の実現を阻止するためにできること

2015-09-20 20:52:28 | 日記
参議院で可決され、安保法案は成立することになりました。
反対の声をあげても、馬の耳に念仏といった状況は変わらなかったようです。

未来の日本はどうあるべきか。
その大きな問いに対する答えは、その立ち位置が変わらない限り、届くことはないのかもしれません。

政党政治である限り、政党によってその立ち位置が異なるのは仕方のないことなのかもしれません。

であれば、自分の立ち位置により近い政党を支持することによってしか、政治の流れは変わらないのでしょう。

次回の選挙は、来夏の参議院選挙だそうです。

そこで、安保法案に反対した政党や議員を選ぶことで、安保法案の実現を阻止する流れをつくっていくことが
ひとつの道です。安倍総理は、時間の経過とともに安保法案は受け入れられていくと考えているようですが、
その驕りが誤りであったことを気付いてもらうためにも、次回の選挙で与党の議席を圧倒的に減らすことが求
められます。

熱しやすく冷めやすい国民でないことを 日本の平和な未来を願う熱い思いのまま選挙結果に示すことができ
たら、安保法案阻止の動きが加速されていくような気がします。

同時に、日本の行方を左右するような重要な案件については、国民投票制度を確立して国民の意思を問う機会
をつくることが必要なのではないかと痛感しています。
多数派の政権与党が強引な手法や強行採決で政治の方向性を決めることに対して歯止めをかける意味でも、重
要な政治決定の際には、国民投票を通して国民の意思を問うといった 政治システムを導入できたらと考えま
す。
政党政治の原点に立つなら、今回の安保法案のような重要案件については、広く国民の信を問うという形で、
解散総選挙に臨むのが筋なのでしょうが、それだけの高い識見を持たない政治家が多数派を占めている現状で
は、選挙の実現は不可能なのかもしれません。であればこそ、新たな政治システムとしての国民投票制度の実
施が求められるのではないかと考えます。

新たな阻止の動きとして、安保法案の違憲性を裁判に問う準備も進められているようです。
司法が政治の判断を問えるかどうかという問題もあるようですが、改めて国の根幹となる憲法に照らして安保
法案が違憲なのかどうか、法治国家としての視点から裁判所の判断を仰ぎたいものです。

安保法案を巡るさまざまな動きの中で、印象に残ったのは学生を中心とした若者たちの動きです。
一人ひとりの判断をもとに、安保法案の意味を問い、自分の意志で反対運動のデモに加わった行動力に、頼も
しさと未来に対する期待を強く感じました。
こんな若者たちが主体となって未来をつくってくれるなら、日本の将来も捨てたものではないなあ…と!
コメント
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