今日の新聞を読んでいて、目に留まった言葉がありました。
『イラクや北朝鮮であれ、子どもたちが犠牲になってはいけない。
国境や時代を超えたそんな共感力は、次の戦争を防ぐ力にもなります。』
~ 大阪大学大学院准教授 木戸 衛一 氏 ~
戦時中の民間人犠牲者や被害者に対する 国の謝罪や補償を求める裁判が行われている
ことを初めて知りました。その代理人を務める弁護士の瑞慶山茂氏と 大阪空襲訴訟を
支える活動に関わってきた 木戸氏へのインタビュー記事が掲載されていました。
この裁判の意義は、戦後旧軍人・軍属だけに約60兆円の恩給や援護金が支払われたのに
民間の被害者への支給はゼロであることの矛盾。しかも2004年につくられた国民保護
法でも、武力攻撃事態の時、国に協力した国民が死亡・負傷したら損害を補償するとある
だけで、一般の民間人が犠牲になった場合の補償は明記されておらず、国家としての責任
を負わないということになってしまいます。この裁判は、戦争に対する国の責任を明確に
する意義をもち、過去だけではなく未来を問う裁判でもあるのだと思いました。
戦争によって失われる命。その命の尊さにおいては、軍人も軍属も民間人も同等です。
相手国の人々の命の尊さも同様です。未来ある子どもの命はより一層尊く大切です。
以前のニュースで、ローマ法王が 原爆の犠牲になった弟を背負って直立不動で立つ
少年の姿の写真を掲げ、戦争のない平和な世界の実現を訴えていることを知りました。
写真を通した 少年や弟の姿が、国境や時代を超えた共感力を引き出さずにはおられ
なかったのだと感じました。
同時に その共感力こそ かけがえのない命の重さを実感し合い 戦争を否定し防ぐ
心の抑止力をつくりだしていくのではないかと思います。
新しい年を迎えて間もないこの時期だからこそ、戦火のないところで
安心して子どもたちが過ごすことのできる 平和な世界でありますように と心から祈ります。
『イラクや北朝鮮であれ、子どもたちが犠牲になってはいけない。
国境や時代を超えたそんな共感力は、次の戦争を防ぐ力にもなります。』
~ 大阪大学大学院准教授 木戸 衛一 氏 ~
戦時中の民間人犠牲者や被害者に対する 国の謝罪や補償を求める裁判が行われている
ことを初めて知りました。その代理人を務める弁護士の瑞慶山茂氏と 大阪空襲訴訟を
支える活動に関わってきた 木戸氏へのインタビュー記事が掲載されていました。
この裁判の意義は、戦後旧軍人・軍属だけに約60兆円の恩給や援護金が支払われたのに
民間の被害者への支給はゼロであることの矛盾。しかも2004年につくられた国民保護
法でも、武力攻撃事態の時、国に協力した国民が死亡・負傷したら損害を補償するとある
だけで、一般の民間人が犠牲になった場合の補償は明記されておらず、国家としての責任
を負わないということになってしまいます。この裁判は、戦争に対する国の責任を明確に
する意義をもち、過去だけではなく未来を問う裁判でもあるのだと思いました。
戦争によって失われる命。その命の尊さにおいては、軍人も軍属も民間人も同等です。
相手国の人々の命の尊さも同様です。未来ある子どもの命はより一層尊く大切です。
以前のニュースで、ローマ法王が 原爆の犠牲になった弟を背負って直立不動で立つ
少年の姿の写真を掲げ、戦争のない平和な世界の実現を訴えていることを知りました。
写真を通した 少年や弟の姿が、国境や時代を超えた共感力を引き出さずにはおられ
なかったのだと感じました。
同時に その共感力こそ かけがえのない命の重さを実感し合い 戦争を否定し防ぐ
心の抑止力をつくりだしていくのではないかと思います。
新しい年を迎えて間もないこの時期だからこそ、戦火のないところで
安心して子どもたちが過ごすことのできる 平和な世界でありますように と心から祈ります。
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