あの青い空のように

限りなく澄んだ青空は、憧れそのものです。

イモ掘りをしました

2012-07-22 21:29:49 | インポート

曇りで涼しい一日でしたので、今日は妻と二番目の娘と三人でジャガイモ掘りをしました。昨年より少しだけ栽培面積を増やしたので、収穫量も増えました。

品種としては、ダンシャクが3/5、メークインが1/5、キタアカリが1/5の割合で植えました。私的な味覚としては、ダンシャクはコロッケに、メークインはみそ汁の具に、キタアカリは吹かして食べる(バターをつけて)のに最適なイモのように感じています。これまでにも、少しずつ掘り出して新ジャガの魅力を十分に味わってきたのですが、今晩は 掘り出した小イモを油でまるごとあげたもの(酒のつまみに最適す)やみそ汁の具として味わいました。

大のジャガイモ好きの私にとっては、心身ともに充実した収穫日となりました。

しばし、ブログの方はお休み状態となっていましたこと、申し訳なく思っています。

 

      風の中にいて  <晴れた日に 畑の草取りをしながら>

 

畑の真ん中で

 汗ばんだ肌を さわやかにくすぐる 風

 見渡せば 木々の葉も 気持ちよさそうに 揺れ

 波のように 繰り返し 繰り返す 緑の風

 頭上の青い空の中には コッペパンのような 白い雲

んびりと 漂う 船のように 浮かんでいる

 聞こえてくるのは ウグイスとホトトギスのさえずり スズメの声も混じる

 風に乗って チョウも 気持ちよさそうに 舞っている

体を投げ出すように 眠っている クウタの姿も 見える

幸福なひとときは こんなふうに 風とともに 突然にやってくる

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新聞拾い読み

2012-07-13 08:49:28 | インポート

○『一怒一老一笑一少』 天声人語に載っていた 扇谷正造さんが好んで使ったという言葉。最近、中高年層に「キレる」人が多く、社会全体がギスギスと寒い。

 この言葉は、一度怒れば一つ老い、一度笑えば一つ若返るという意味があり、還暦を過ぎて大声で怒る自身ヘの戒めだったそうです。怒った顔ではなく、笑顔で過ごす日々でありたいものです。自分の戒めの言葉としても心にとどめておきたいと思いました。

○特派員メモに、楽しくなる記事が載っていました。「人魚が実在するという証拠は見つかっていない」……これは、米海洋大気局(NOAA)の公式サイトに掲載された人魚のオブジェの写真付きエッセーに書いてあったそうです。ある番組で「人魚、その遺体が見つかった」という放送され、その問い合わせにこたえる形で掲載されたとのこと。

 昨年の12月には、米航空宇宙局(NASA)が、2012年の「世界終末節」に対して「12年に地球に悪いことは何も起きないだろう」との「見解」を出した。その少し前にはホワイトハウスがブログで「宇宙人が接触してきた証拠はない」と載せ、話題になったとのこと。

 庶民の疑問に科学的にそしてまじめに応えようとする当局の姿勢に、微笑ましさと温かいユーモアを感じました。かって、少女が「サンタクロースって本当にいるの」という疑問を手紙にして、新聞社に送り、その疑問を新聞社が真摯に受け止め、その答えを新聞に掲載した出来事を思い出しました。一人の声や疑問を大切に温かく受け止め、まじめに応えようとする ふところの広さに、アメリカの良心を感じました。

 これを書いた特派員が最後に「こうしたまじめさは、日本の当局も見習っていい。」と書いていました。全く同感です。ふところの広さを感じさせる当局の対応であってほしいものです。

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天声人語を読みながら

2012-07-10 10:21:54 | インポート

「どの社会にとっても、赤ん坊にミルクを与えること以上に素晴らしい投資はない」

第二次大戦中のラジオ放送で、英首相チャーチルが述べた言葉だそうです。今だ戦禍の止まないアフガニスタンの国際支援会議が東京で開かれ、具体的な支援について話し合われました。アフガニスタンでは、5歳未満の乳幼児の4人に1人が命を落とし、平均寿命は44.6歳でしかないそうです。

以前、フィリピンのごみの山で暮らす子どもたちを取材したドキュメンタリー映画を見たことがありました。その中で、少女の一人が「私は大人になるまで生きられるのかな?」と語ったことを思い出しました。悪臭の立ち込めたゴミの中から売れるものを探し、それを売ってたくましく生きている子どもたち。しかし、劣悪な環境の中ですから、病気になったりケガをしたら、病院にも行けず亡くなってしまう子どもたちが大勢いるとのことでした。少女の周りにも、大人になる前に亡くなった仲間がたくさんいたのではないかと思います。それを見ながら、少女は大人まで生きることを切実に願うようになったのでしょうか。過酷な現実の中で生きることで、大人になってからの未来さえ想い描くことのできない その子の置かれている状況と 重い悲しみを 強く感じました。

アフガニスタンの国内では、今でも銃火が飛び交い、空爆があり、テロがあり、それに巻き込まれた子どもたちの命がたくさん失われています。シリアでも、政府軍と民主化を求める反政府軍の交戦や爆撃で、たくさんの子どもたちが犠牲になっています。アフリカでも戦火や飢餓によって子どもたちの命が失われています。

今のこの瞬間も、世界のどこかで、子どもの命の灯が消え、その子の未来が失わている……その死を悼むことしかできない自分ではありますが……。

「どの社会にとっても、赤ん坊にミルクを与え、その子が安心して活躍できる未来のステージをつくることが、大人の責任である」 と 私は考えます。

暦の上での七夕は過ぎてしまいましたが、『一人一人の子どもたちが大切にされ、希望をもって生きることのできる社会であり、世界であり、未来であってほしい。』 と 心から願います。

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暑い一日になりそうです

2012-07-06 09:09:14 | インポート

雨上がりの道を 今朝も歩いてきました。半そででも暑く感じるほどでしたので、今日は蒸し暑い一日になりそうです。

近くの山々から うっすらと もやのように水蒸気が立ちあがっていました。それが上に行くにつれ横に広がり、その上に山頂が見えるという景色でした。遠くの栗駒山を見ると、山の中腹に帯のように白い雲が延びて広がり、さらに山頂付近を雲が覆いかくしていました。

降った雨の一部は、こうして水蒸気となり 雲となって 旅をし、やがては また どこかで 雨となって 地上や海に 舞い降りていくのでしょうか。尽きることのない 繰り返しが、古来から何度となく続いてきたのだろうなあ と思いました。 

今朝の新聞を見ると、第一面の『原発事故は人災』という見出しに目が留まりました。国会事故調査委員会の報告書を取り上げた記事でした。地震や津波対策を先送りしてきたことが、今回の事故を大きくした要因とし、人災と断定したようです。想定外の事故と語り続けてきた 東電の言い訳は、通らなくなりました。

天声人語でもこのことを取り上げ、次のように述ベています。

……略……片や株主総会を見る限り、電力会社の意識は「(原発は)動かすほどもうかる電源」のままらしい。地元経済の原発依存も変わらない。何ごともなかったように再稼働が続いては、福島の教訓が泣く。……あすは二十四節気の小暑、節電の正念場が近い。……せめて、原発を動かす必要はなかったと、数字で示したい。誰も顔をしかめない『安らぐ電気』だけで賄える国を目指して。

自然のサイクル<繰り返し>の中に、原発は必要なのでしょうか。つくられた放射性物質は、人間をはじめとする命あるものの遺伝子を破壊する怖い存在です。今の科学では、それを無害なものに変えることはできませんし、その影響を阻止するためには地中深くに埋めたり、覆うだけしかできません。

<誰も顔をしかめない『安らぐ電気』だけで賄える国>になることが、古来から続いたきた 自然の営みの中で 人間らしく 生きていく道にも つながっていくように思うのですが……。

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雨の降る日に

2012-07-05 08:12:42 | インポート

しっとりと 雨が降る 

梅雨の景色に溶け込むように

地面にしみ入るように 静かに 降る

木や草 道も 家々も 

雨に溶け込むように 濡れている

こんな日は 傘をささないで

しっとりと濡れながら どこまでも 歩いてみたくなる

今朝は、久しぶりに早朝散歩に出かけてきました。きめの細かい 霧雨のような しっとりとした雨が降っていました。雨に濡れるという感じではなく、しっとりと雨に包まれているといった感じがしました。まるで梅雨という季節の中に、体ごと入り込んだという印象がありました。

雨の日を歩くのもいいですね。川沿いの道の草もしっとりと濡れているので、靴と一緒に足もしっとりと濡れました。

木々も 草も 畑の野菜たちも しっとりと濡れながら 雨の恵みを体感しているのかもしれません。

今朝は、しっとり雨から 激しい雷雨に それからまた ゆるやかな雨にといったように、雨の降り方が多様に変わっているようです。木々も揺れていますので、風も少しあるようです。

雨と向かい合っていると、心の内までしっとりと濡れてくるようです。

 

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