はるみのちょっとTea-time

日々の暮らしのなかで感じたこと、市民運動のことなどわたしのことばで、つづります。

6月議会/1週間前・・・

2008-06-05 | 議会
2008年6月5日(木曜日)
たしか、今日は議会運営委員会が開催されているはず・・・
6月議会開催の1週間前だし。

申し合わせを順守しない宣言のはるみが
3月に引き続き、6月も議会をお休みするのだ。
守りま宣言はちょうど、3月議会の直前の出来事。

「あんたのせいで、議会改革が進まないのだ」
と指摘された今大地はるみ・・・
その当の本人が6月議会もお休みするといっているのだから、
さぞかし、議会改革が拍車をかけて進んでいることだろう!

たぶん、復活できるであろう9月議会がとても楽しみだ・・・

・一般質問の一問一答への転換
・1日1委員会の開催とあわせた3常任委員会への転換
・予算特別委員会の設置
・本会議での議案提案後の審査期間の設置
・本議会および委員会開催時における昼食の費用弁償の廃止
などなど、いったいどれぐらい議会改革が進んでいるのか・・・

わたしの血圧が上がるのを心配されておられるのか
どなたからも、議会のおはなしがわたしの耳に届かない。

議会改革がここまで進みました! という
うれしいニュースなら血圧も上がりませんよ~・・・

さて6月議会では、リラ・ポートの指定管理者の選定
処分場をめぐる搬入自治体への負担金請求
北陸新幹線・敦賀駅までの延伸・・・
など、大きな課題が山積している。
今日の午後一で、市長の記者会見も行われている。

お休み中のわたしは、これから嵐の中
(すごい悪天候になってきた・・・)
名古屋へ向かうんです・・・

記者会見の模様なども帰ってきてから・・・ということで
6月4日の読売新聞/連載企画の処分場問題の最終章を
アップして、いってきま~す!

【違法搬入巨額の利益/暴力団関与疑惑残る】

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukui/news/20080603-OYT8T00712.htm

処分場の実質経営者らが所有した<迎賓館>などの
建物の取り壊し工事。
現場は警察官が警戒に立ち、
ものものしい雰囲気に包まれた(3月5日、敦賀市野神で) 

敦賀市野神の住宅街の一角にある
約2800平方メートルもの広々とした更地。
ここにはかつて、同市樫曲の廃棄物最終処分場の
実質経営者らの邸宅が建っていた。
だが、処分場関係の債権を引き継いだ整理回収機構が
3月5日から5月末にかけて取り壊した。
〈ごみ御殿〉とも〈迎賓館〉とも称された豪勢な造りだった建物は、
処分場問題の象徴の一つだった。

建物は一時期、指定暴力団山口組傘下の組員が占有していた。
県警もその事実を確認している。
処分場業者と暴力団との関係は以前から取りざたされ、
ごみの違法搬入による利益が
闇の勢力へ流れたという疑惑は今も消えない。

処分場運営の廃棄物処理会社「キンキクリーンセンター」
(敦賀市、破産手続き中)は1992年に
約9万立方メートルを増設後、
県に無許可で違法増設を繰り返し、
県担当者の現場立ち入りも拒否し続けた。
違法搬入が発覚し、県に搬入停止を命じられる2000年までの間、
全国から産業廃棄物や一般廃棄物計約119万立方メートルが
持ち込まれ、処分場へは1日に100台を超えるトラックが
出入りしたこともあったという。

同社へ一般廃棄物処理を委託したある団体は
「キンキ社はよそよりも格安で請け負ってくれた。
結果的には敦賀市に申し訳ないことをしてしまった」と話す。

市民団体が入手した資料などによると、キンキ社は
98年11月の決算で売り上げが約40億円と、
県内業者ではトップ。
搬入停止までに巨額の利益を上げたとみられるが、
その実態の解明は、今となっては困難だ。

キンキ社の破産管財人、川村一司弁護士によると、
同社には帳簿類がほとんど残っておらず、
売り上げなどはまったく把握できないという。
川村弁護士は「あくまで私見」と断った上で、
「キンキ社には納税した形跡がないように思える。
会社の決済はすべて現金でやり取りしていたのではないか」
と推測する。

県警は06年4月、キンキ社と
同社役員や実質経営者ら計6人が、
県から処分場の適正管理を命じられたにもかかわらず
期限内に従わなかったとして、
廃棄物処理法違反容疑(措置命令違反)で
処分場の現場検証に踏み切り、
07年2月に同容疑で地検に書類送検した。

ある県警幹部は「(検察へ)送るだけなら簡単だった。
カネの流れの洗い出しに時間がかかった」と明かす。
県警の狙いは暴力団関係者とのつながりをつかむことだったが、
捜査を進めても結局、その証拠は見つからなかったという。

福井区検は07年3月、キンキ社社長と実質経営者の2人を
同法違反罪で略式起訴。
福井簡裁がそれぞれ罰金50万円の略式命令を出し、
2人は納付した。
処分場問題における業者の刑事処分は、それで終わった。
県は役員の預貯金を差し押さえるなどしたが、
これまでに回収できたのは2000万円程度のようだ。

住民団体「木の芽川を愛する連絡協議会」世話人の
北条正・敦賀市議は
「市民に多大なつけを負わせながら、業者の刑事責任は
わずかな罰金刑だけ。こんなばかな話があるか」と憤る。

多くの謎が残ったまま、環境対策工事は進む。
背後に深い闇を抱え込んだ処分場は、大量の廃棄物とともに、
今度は巨額の公費を飲み込もうとしている。

 (おわり この連載は、冨山優介が担当しました)

(2008年6月4日 読売新聞)
コメント
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