2008年6月15日(日曜日)
昨年の3月には能登半島地震、
続いて7月には中越沖地震が起きた。
昨日の岩手・宮城内陸地震(M7.2)の揺れの強さは
阪神大震災に匹敵するという。
気象庁の発表によれば
3日以内に予想される余震の確率は
マグニチュード(M)6以上は30%、
M5以上だと90%。
今夜、防災科学技術研究所から発表された
地震の加速度は、国内観測史上最大を記録していたという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080615-00000034-yom-sci
【地震の加速度、国内観測史上最大を記録…中越地震超す】
6月15日22時7分配信 読売新聞
防災科学技術研究所は15日、岩手・宮城内陸地震が起きた時、
震源から最も近い岩手県一関市内の観測地点で、
揺れの瞬間的な強さの指標である最大加速度が4022ガル
(ガルは加速度の単位)を記録していたことを明らかにした。
国内の地震で、4000ガルを超える加速度が
記録されたのは初めて。
これまでの記録は2004年10月の
新潟県中越地震で観測された2515・4ガルだった。
加速度は、上下、水平方向への地盤の動きを基に計算されるが、
同研究所によると、水平方向の動きよりも上下の動きが激しかった。
今回の地震は、断層が上下にずれる逆断層型で、
観測点が震源の直上付近にあったことから、
断層の上下方向の動きで激しい縦揺れに見舞われた結果、
極めて大きな加速度が記録された可能性があるという。
救助活動や被災された方々へのサポートがすこしでもはやく
進むことを祈るばかりである。