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はるみのちょっとTea-time

日々の暮らしのなかで感じたこと、市民運動のことなどわたしのことばで、つづります。

「つるが安心お達者プランⅣ」の説明会

2009-02-13 | 議会

2009年2月13日(金曜日)
きょうはなんと あたたかい!
でも週明けからは、また雪マークの天気予報・・・

午前10時からは、全員協議会、
内容は予算・決算常任委員会についての説明会。

なんせ、福井県内でもはじめての取組み、
全国でも数えるほどしか、例がない。

とりあえずは走りながら様子をみて
不具合が生じれば、見直していこう・・・
ということで、要綱もつくられた。

あくまでも、地方自治法・委員会条例に基づいての
要綱という位置づけになった。

議会だより委員会でも、内容について見直しが
始まっている。
予算とのからみもあり、ページを増やすのか
一般質問の掲載をどうするのかなど
これから議論をかさねていき、
市民のみなさんに読みやすくわかりやすい紙面を
めざしたいと思う。

午後からは
「つるが安心お達者プランⅣ」の説明会。
高齢者健康福祉計画と
第4期介護保険事業計画の概要である。

質疑応答があったけれど、結局はこのプランが
介護保険料の値上げとともに通ってしまうと
いうことになる。

敦賀市の高齢化率(65歳以上)は21.5%

タミヨさんが住む北地区では34.4%
愛発地区の41.1%についで高い比率である。

北地区は旧市街地にあるが、ひとりぐらしと
同居人数2人までの比率も市内で一番高い。
反対に、50m以内に親族のいる割合は
市内10地区のうち9番目。

家族力と地域力で高齢化社会を支えるというけれど
そのご町内には、高齢者ばかり・・・

今回のプラン策定にあたり、老人クラブに
アンケートをおこなったというけれど、
老人クラブ自体に参加していない人も多い。

おじいちゃん・おばあちゃんと呼ばれるのを
嫌い、老人クラブになんぞいくもんか・・・
というタミヨさんみたいな高齢者もいっぱいいる。

もっと現実の高齢者の実態をきちんと把握しなければ
いつまでたっても、
絵に描いたもちでしかないプランのままだ。

わたしもあと数年で否応なしに
高齢者という区分けにいれられてしまう。
そろそろわたしが安心してくらせるまちの
青写真を描いておかなければ・・・

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原因不明…が怖い

2009-02-12 | 医療と健康関連

2009年2月12日(木曜日)
今日は『住民のための自治体バランスシート』を
読んでいました。

昨日の講座には、市の職員の方もきていたので
行政側からも変えていく声があがるのを
期待しています。

さて、けさは早起きしたし、元気いっぱいだったのに
夕飯を食べ終えたころから、なんだか変?
なまあくびがとまらず、異常に眠い。

タミヨさんのおしゃべりにも
つきあってられない・・・
後片付けも手伝わないで早々に帰ってきました。

タミヨさん、気にしてるだろうなぁ・・・

帰ってくるなり、激しいおう吐、
いやぁだなぁ・・・どうしたんだろ?
頭痛がひどいときには、いつも吐き気がするけれど
きょうはその頭痛もないし、おなかも痛くない・・・

原因不明ってのが、なんだかいやぁな感触。
少し横になって、様子を見ましょと
布団にもぐりこみました。
そしてそのまま、ぐっすり・・・
気がつけば午後11時。
3時間も熟睡していました。

まさか寝不足?
そんなわけないのに・・・

あしたは3月議会に向けての大切な説明会
ナントカ明日の朝までには、回復してますように・・・

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子どもたちにツケをまわさないために

2009-02-11 | 議会

2009年2月11日(水曜日)
午後から雷まじりの雨模様・・・
今日は、1期目の議員でつくる「七の会」主催の
市民向け公開講座に参加。

『子どもにツケをまわさない』が主題。
90分2コマの長丁場だったが、
講師の吉田寛さんのユーモアあふれる
たくみな話術と濃~い内容に
気がつけば終わっていた・・・という感じ。

1コマ目は会計の歴史のお話から・・・
しかも白川静さんの漢字の成り立ちを基にした
楽しくスリル満点(参加者は講師の質問の的になる)の
講義には、ひさしぶりに緊張。

自治体が取り組んでいる現在のバランスシートでは
見えてこない、子どもたちへのツケとなるお金は
いったいいくらなのか?

実際に、敦賀市の2005~2007年度のバランスシートの
賃借対照表を使い、参加者全員が必死で筆算・・・

なるほど! 目からウロコ・・・

議員を目指したときからの基本スタンスである
「税金の無駄使いを厳しくチェックする」にも
通じる公会計の見直しを進める新しい手法に
心が躍る・・・

次年度の議員研修にはぜひ、この講座を
とりいれなきゃ・・・

参加していた市民のかたからは、たしかに今、
敦賀市議会は変わってきているというのを
肌で感じているといううれしいコメント。

久しぶりの長時間の外出にくわえ、
頭をフル回転させたおかげで、疲れたけれど
不思議と頭痛までが、うそのようにぶっとんだ!
免疫力もアップ!!だあ・・・

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康 玲子さんの『私には浅田先生がいた』とグレゴリ青山さんの『しぶちん京都』

2009-02-10 | 読書ナリー

2009年2月10日(火曜日)
最近、エコという言葉を聞くと、
立ち止まってしまいたくなる。

エコ=地球にやさしい・・・
って言われているけれど、
ほんとはエコノミーの略?

エコロジーとエコノミーはやはり語源が同じだった。

エコロジー本来の意味は生態学。
なのに、風力発電建設では
生態系を破壊する保安林の伐採や山肌の掘削が
平然と行われ、風力発電はCO₂が大幅に削減され
「環境にやさしい」とPRされている。

エコノミーの観点からしても、風力発電の
発電量にかかる単価はべらぼうに高い。

エコ・エコ・エコ・・・とそれこそ
エコーのようにゥワ~ン・ゥ~ワン・ゥ~ワンと
耳元で反響する・・・

エコーを漢字で書くと「木霊(こだま)」

別に漢字で書かなくてもいいと思うけれど、
健さんがどういうわけか、
(麻生ブームに便乗?)
『読めそうで読めない漢字』という本にご執心なのだ。

       

財団法人 日本漢字能力検定協会が多額の利益をあげ
文科省が立入検査・・・なんていう事件が
ニュースで流れるご時世、
クイズ番組でもやたら、漢字検定の問題が多い。

オーストラリアだのニューギニアだのって
無理して漢字で書くこともないのに・・・
と思ってしまうのです。

その『読めそうで読めない漢字』をパラパラと
見ていて、絶句・・・
読めないわ・・・わたし・・・
「そうそうたる」とか「ずさんな」なども
漢字で書かなくったって意味は通じるぜ!
とかなり反抗的なわたしです。

むずかしい言葉をやさしくやわらかな
いいまわしで、説明できる能力のほうが
よほど大切だと思うんですがね・・・

わたしはやさしい言葉で語られる物語や
エッセーのほうが好きなんです。
学術書にしたって、誰でもが理解できる言葉で
書かれるようになってきているのにね。

『We』の乱読大魔王さんのおすすめの本を
手に入れました。
http://we23randoku.blog77.fc2.com/

最新号の特集にあった
康 玲子さんの『私には浅田先生がいた』
グレゴリ青山さんの『しぶちん京都』
しぶちんのほうはマンガです。

        

浅田先生~はまだ途中・・・
映画「バッチギ!」より少しあとの世代になる
康さんの高校2年生にさしかかったところです。

         

グレゴリさんのしぶちんのなかに
関西地方の遊びとして「ゲタかくし」が
描かれていたのですが、その歌がなんと!
敦賀で歌われていたものとほとんど同じ・・・

敦賀編・・・
ゲタか~くし ちゅうれんぼう
は~しのし~たの 子ネズミが
ぞ~りをくわえて チュッチュクチュ
チュッチュクまんじゅは だれが食た~
だ~れも食わない わしが食た~
おもての看板 だいもんじや
うらからまわって お~はいり

京都編では・・・
ゲタか~くし ちゅうれんぼう
はしらのしぃたの ネ~ズミが~
ぞ~りをくわえて チュッチュクチュ
チュッチュクまんじゅは だれが食た~
だ~れも食わない わしが食た~
おもての看板 ばぁらばら
うらからまわって 三軒目
どぉ~ぞ一銭 めぐんでくださいな

お~お~ 敦賀はやっぱり関西やんにゃなぁ~
はやいとこ、関西にうつりまひょか・・・

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【乳がん:増殖・転移抑制のたんぱく質発見 筑波大教授ら】

2009-02-09 | 医療と健康関連

2009年2月9日(月曜日)
タミヨさん家では、T-fal(ティファール)の
電気ケトルなどという、
あまり似つかわしくない代物で
お湯を沸かしております。
おフランス製ざます・・・

二人分のお茶用のお湯を沸かすには、
ちょうどピッタリの大きさで、
ホントに沸くのが早い・・・

しかもグラグラ・ボコボコ煮え立つんです。
怖いぐらいに・・・

魔法瓶のお湯より、え~でぇ・・・
いつも沸かしだちをつかえるし、
やっかんで沸かすよりはやいしなぁ。
エコやエコ!
電気代もあんまりかからんさけ・・・

おフランス製ケトルから急須にお湯を注ぐとき
タミヨさんたら、テーブルにドボドボ・・・
挙句の果てに、テーブルからこぼれた熱湯が
わたしの足先にもドボドボ・・・

ギャア~・・・
靴下を5本指のと厚手のを2枚重ねではいていたので
さいわい、少し赤くなっただけで
おおさわなことにはならずにすみました・・・

テレビのクイズ番組を観ていて
答えを考えながらお湯を注いだタミヨさんでした。

ぼけんようになるべくクイズ番組観るんにゃわ・・・
と言うタミヨさんが一番好きなのは、
漢字の読み方が出てくる番組・・・
(番組名もしらないわたし)

お医者さんから、もっと水分をたくさん取るようにと
いわれていたけれど、汗をあまりかかない体質の
タミヨさんは、あまりお茶をのまなかったのですが
わたしと一緒に夕飯を食べるようになってから
水分をたくさん取るようになったそうです。

血圧を下げるのにも水分の補給は大切なので
わたしもつとめて、水分を取るようにしています。

さて、いつも乳がんの再発・転移を気に病みながらの
毎日を送っている乳がんの患者にとって
うれしいニュースがありました。
乳がんの増殖・転移抑制のタンパク質が発見されたそうです。
乳がんだけでなく、
ほかのがんにとっても朗報です。

あとは1日も早く、発見が新薬開発に
つながることを願っています。

http://mainichi.jp/select/science/news/20090210k0000m040027000c.html

【乳がん:増殖・転移抑制のたんぱく質発見 
                 筑波大教授ら】

乳がんの増殖だけでなく転移も強く抑制する
たんぱく質を、柳沢純・筑波大教授らが見つけた。
増殖と転移を同時に防ぐことができる新しい
治療薬の開発が期待される。
8日付の英科学誌
ネイチャー・セル・バイオロジー電子版に掲載された。

研究チームは、標的となるたんぱく質に付着して
分解を促す性質を持つ「CHIP」と呼ばれる
たんぱく質に注目。
マウスに乳がん細胞を移植する実験では、
移植の約3週間後、CHIPの量が少ないマウスは
乳がん細胞が大きな腫瘍(しゅよう)を作り、
盛んに転移した。

一方、CHIPの量を多くすると、
腫瘍の形成と転移を抑えることができた。
実験から、CHIPは乳がんの転移を進める
たんぱく質「SRC-3」など、多くの
乳がん悪性化たんぱく質を標的にすることも突き止めた。

CHIPは、乳腺以外の正常な細胞にも存在するため、
乳がん以外のがんでも悪性化を抑えている
可能性があるという。
また、死亡するがん患者の9割は転移が原因とされる。
柳沢教授は
「転移の問題を解決することは大きな課題だった。
CHIPの働きを高める技術を開発し、
さまざまながん治療に結びつけたい」と話す。
(毎日新聞・石塚孝志)

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20090209-OYT1T00429.htm

【「乳がん転移を抑制」たんぱく質発見
                …筑波大チーム】
 
細胞に含まれる「CHIP」というたんぱく質が、
乳がんの増殖や転移を強く抑制することを、
筑波大の研究チームが突き止めた。
乳がんの転移に関連するたんぱく質が見つかるのは初めて。

9日英科学誌ネイチャー・セルバイオロジー電子版に
掲載された。

乳がんの死因の9割は、他の臓器への転移。
これまで乳がんの増殖を防ぐ、抗エストロゲン剤や
ハーセプチンといった抗がん剤が幅広く使われているが、
転移を防ぐ治療法はない。

研究チームは、細胞内で不要なたんぱく質に標識をつける
役割を持つたんぱく質の一種「CHIP」に着目。
この標識で別のたんぱく質が認識し、分解するが、
乳がん患者を調べたところ、悪性度が高い乳がんほど、
CHIPの量が減少していることを発見した。

人間の乳がん細胞のCHIPの量を減らして、
マウスに移植したところ、がん細胞は大きな塊を作り、
盛んに他臓器に転移した。
対照的に、CHIPの量を増加させた乳がんだと、
乳がんの増殖が抑制され、転移率はCHIPが
少ないがんの1割程度に激減した。

チームの柳沢純教授は
「CHIPは乳がんの転移や悪化を防ぐ働きがある。
これを活性化する分子を見つければ、
乳がんの転移を防ぐ効果的な新薬開発につながる」
と話している。
(2009年2月9日14時34分  読売新聞)

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風力発電についてお願いがあります

2009-02-08 | 風力発電

2009年2月8日(日曜日)
静岡県で最大級の風力発電計画が進行している南伊豆。
そこに住む住民の方が立ち上げられた
『南豆の和』http://nanzumn.web.fc2.com/

   こちらはその風力発電の完成予想図
   

   道路をつけるために削られた山肌は・・・
   
     

このように建設予定地やすでに稼働が始まっている
全国各地では、風力発電だけのホームページが
たくさん立ち上げられています。

で、一昨日のわたしのブログへのコメントに、

風力発電所からは人体に影響のあるような
低周波音は出ません。
そのような話は建設反対のための道具としては
使われていますが,現実の風車で計測された実績では
問題にならないことが確認されています。
谷岡参議院議員の趣意書にも低周波音と
書かれていますが誤解です。

とありましたので、
コメントをくださった「風のちからさん」
あるいは風力発電の推進にかかわっておられる
みなさまがたにお願いがあります。

計測された実績の数値、あるいは建設にこぎつけるまでの
CO₂排出量の測定値、
環境影響評価方法書に対する意見を取りまとめた文書、
またその意見書に対する回答書、
耐用年数に至った場合の風車の処理方法などなど、
お教えいただきたいのです。

推進しているNEDOや建設・管理運営をしている会社の
ホームページなどからは、こういった情報が
どこにも見当たらないのは、
わたしの情報収集能力が劣っているからだと
思っております。

ですから、ぜひともそういった情報を知ることができる
ホームページなども教えてください。
よろしくお願いします。

さてこちらは、
『南豆の和』から
【環境に優しいと思われている風力発電、
                 その問題点とは?】
http://nanzumn.web.fc2.com/fusha/fusha.html

 
          


4.騒音・低周波音健康被害
南伊豆では風車建設予定地から数百mのところに
住んでいる人がいます。
風車が 建設されると、24時間鳴り響く モーター音、
風切り音に悩まされることになります 。
愛媛県伊方町では、風車近隣(200m以上)に住む人は、
騒音、低周波音の影響で眠 れない日々を過ごし、
多数の人が健康被害を訴えています。
地域住民は、その苦しみを「地獄のようだ」と言っています。
愛知県豊橋市の人たちも同じような被害を訴え、
「生殺しの状態」と苦しみを表現しています。
これらは、聴こえる音(騒音)と聴こえにくい音、
あるいは聴こえない音(低周波音・超低周波音)が
入り混じった音による被害です。

症状は、睡眠障害をもとに頭痛、耳鳴り、吐き気、抑うつ、
不安、腹・胸部の圧迫感、肩こり、手足の痺れ、動悸、
顎の痛み、脱毛、ストレス、脱力感など、
自律神経失調症状に似ています。
ただし、風車が止まったり、住んでいる場所から離れると、
これらの症状は消えてしまうのです。
これが風車による騒音、低周波音健康被害の特徴です。
熱川・天目の場合、約3ヶ月の試験運転中
(全10基運転は数日のみ。5~8基運転が中心)に
100名ほどの居住者のうち、
29名から被害の訴えがありました。
血圧障害で倒れる人がいて、
なかには入院した人も4名います。
被害を訴えた人は、風車から350m~700mに
住んでいる人が多かったそうですが、
影響の範囲は半径2kmほどに及ぶと言われています。

ペットの犬や猫にも影響が出ています。
犬は、夜中 吠え続け、室内を駆け回ったり、
壁をかきむしったりするそうです。
犬・猫の嘔吐も見られということです。

http://nanzumn.web.fc2.com/seitai.html

風力発電施設が発生させる超低周波・低周波騒音(ILFN)が
健康に与える影についての研究は2006年以降に
取り組み始められたようである。
論文発表は昨年、フランスのリヨンでの
第2回風車騒音国際会議でのペレイラ・ブランコ両博士の
研究発表が初めてらしい。
しかし、1980年代からの音響振動が生体に
どのような影響を与えるか、「振動音響病」(VAD)の
研究の蓄積があるポルトガルでは今後、
風車の超低周波・低周波騒音の健康への影響が医学的に、
特に病理学的、臨床学的な面から究明されることが期待できる。

ポルトガルにおける「振動音響病」(VAD)の研究内容は、
日本では潜在化していてまったく理解されていない
超低周波・低周波音による慢性的な健康被害の原因について
明らかにするものであり、風車による健康被害についても、
その病理を明らかにし、症状、病状の進行状態や変化の様態を
教えてくれる貴重な資料を提供してくれるものである。

 

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天童荒太『悼む人』

2009-02-07 | 読書ナリー

2009年2月7日(土曜日)
相変わらずの頭痛
相変わらずの倦怠感
相変わらずの関節痛

今日も1日、ぼんやりとすごしてしまった・・・

直木賞を受賞するずっと前に
買ったまま読んでいなかった
『悼む人』天童荒太・著を開いてみた。

        

亡くなった人を悼む旅を続けている主人公・静人は
故人を知っている人を訪ね、問いかける。

「彼女は誰に愛されていたでしょうか。
誰を愛していたでしょう。
どんなことをして、人に感謝されたことが
あったでしょうか。」
と・・・

静人の母・巡子は末期がん、
自らの治療や残された時間の過ごし方を
自分自身で決めてゆくすがたに、
思わずわたし自身をかさねていた・・・

山田泉さんの最期のことも思い出していた・・・

わたしもこんな風に最期をむかえられたら
いいのに・・・

はるみさんは誰に愛されていたでしょうか。
誰を愛していたでしょう。
どんなことをして、人に感謝されたことが
あったでしょうか。

こんな(どんな?)わたしでも、
静人さんはきっと、心からわたしの死を悼んでくれる。

人の死を喜んでいいはずがない。
その人がどんなに凶悪な人であっても・・・だ。

悼む人の旅は、静人から
この本を手にしたわたしたちへと
受け継がれきっと永遠に続くだろう。

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風力発電~さあ、どうする? はるみさん・・・

2009-02-06 | 風力発電

2009年2月6日(金曜日)
朝から、頭痛がひどい・・・
今日の会議、委員会は欠席することになった。

議会事務局へはメールで欠席の連絡。

常任委員会は希望していたとおり、
総務常任委員会に決定したと事務局から連絡が入る。

さて、風力発電に関する情報がメールで届きました。
そのなかで、谷岡郁子参議院議員(民主党)が 
2009年1月5日に提出した質問主意書 をご紹介します。

しかし・・・なんだねぇ・・・
何処も答弁ってのは、ひどいもんだわ。
まっ、質問するほうも逃げられないような
質問をすべきなんでしょうがね・・・

各地でこんな被害が出ていて、
訴訟にまでなっている現状を示したうえで、
国はどんな対応をするのか・・・
とか、
現時点でリスクの説明もなにもされていないんだから
国が把握しているリスクについての文書を提出させる・・・
とか、
風力発電の稼働後のCO₂削減数値とおなじように、
建設までのCO₂排出量の数値を示せ・・・
とかさ・・・

そんなのって、無理? なのかな~

風力発電の設置・建設において
知事や市町村長の意見や判断を聴くってのも
必要なのか、不必要なのかさえ、不透明だし・・・
民間事業者と一握りの地元住民と
NEDOだけで決めてしまうシステム自体が
間違ってるんだけどね・・・

さあ、どうする? はるみさん・・・


http://www.sangiin.go.jp/japanese/frameset/fset_c03_01.htm

【新エネルギーの導入推進と
           リスク管理に関する質問主意書】

二〇〇八年の急激な原油価格高騰は、
日本経済や国民の生活に大きな影響をもたらした。
我が国は石油依存度が高く、ひとたび市場での
価格高騰や、産油国の政情不安、資源枯渇が
発生すると、国民生活に多大な影響を与えることは、
多くの国民が認識しているところである。
それ故に、石油など化石燃料に代わる
新エネルギー開発の推進は、必要不可欠である。
他方、エネルギー開発にはリスクが伴う。
このことは現在、政府が進めている
新エネルギーについても例外ではない。
かつて原子力発電は新エネルギーとして
期待された時期もあるが、放射性物質の使用に
伴うリスクに加え、相次ぐ事故、しかも東海村に
おけるJCOの事故のような人為的な要因による
事故の発生に伴う災害リスクから
中止を求める声が強いのも事実である。
風力、太陽光、地熱、バイオマスといった
新エネルギーは、原子力発電のような放射性物質に伴う
リスクはないものの、風力発電における低周波公害、
地熱発電における温泉への影響など、
既にマイナス面も指摘されはじめている。
ところが、新エネルギーに関しては
「クリーンなエネルギー」であることが強調され、
リスクが無視されているようにも見える。
「クリーンさ」や「安全性」のみを強調するならば、
もしリスクが顕在化した場合に、新エネルギーに対する
国民の信頼喪失を引き起こすおそれがある。
新しい技術には予期せぬリスクがつきものであり、
新エネルギーも例外ではない。
新エネルギー開発にあたっては、リスク管理を
徹底した上での政策推進が求められる。
そして、予期せぬリスクが発生した場合には、
国民の被害を最小限にとどめ、被害に対する回復措置を
とるという、適切な対処が不可欠である。
 よって以下質問する。

一 新エネルギー開発は、国民の福祉の増進のために
行われる政策であるべきと考えるが、
政府も同様に考えているのか確認したい。
また、新エネルギー開発が国民の生活にマイナスの影響を
与えることは避けるべきであると考えるが、
これについても政府の原則を確認したい。
なお、この質問には、イエス、ノーで簡潔に答えられたい。

二 新エネルギー開発にあたって、
リスク管理の体制はどうなっているのか。
指針のような文書がある場合は示されたい。
また、そのような文書がない場合は、
どのような対処を行っているのか示されたい。

三 リスクの存在とその管理については、
特に新エネルギー関連施設の住民に十分説明すべきであり、
とりわけ予期せぬリスク発生時の対処方法について
事前に知らせることは、エネルギー行政の
信頼向上に結びつくと考える。
このような住民へのリスクを含めた十分な説明は
行われているのか。

四 資源エネルギー庁のホームページには、
新エネルギーの普及開発に関するパンフレット等が
掲載されており、エネルギー問題や環境問題への
対応としての新エネルギーへの国民の理解を求める努力が
なされているものと考えるが、より一層の理解促進のために、
リスク情報についても公開すべきと考える。
政府として、リスクの可能性を国民に広く知らせる
必要性があると考えているのか。
また、そのようなリスクに関する情報公開につながる
施策を準備しているのかを問う。

五 新エネルギーの技術については、政府においても
より積極的な技術開発に努めていると認識しているが、
リスクの軽減や安全に結びつくような研究は
行われているのか。

行われている場合、それらの情報はどのように
公開されているのかを具体的に示されたい。

六 新エネルギーを普及させるのは、政府ではなく
電力会社など民間の事業者になるが、これら事業者への
リスクに対する指導はどのようになっているのか。
また、新エネルギー開発を推進するために
補助金が交付されているが、リスクが顕在化し、
事業者がそれを放置した場合に補助金を
打ち切る等の対応はルール化されているのか。

七 新エネルギーに関してもしリスクが発生した場合の、
政府の対応窓口はどこになるのか、示されたい。

八 現在、新エネルギーに関していくつかの被害報告が
なされているが、それらを踏まえた調査や情報収集は
どの程度行っているのか。
行っている場合、その結果は公開されているのか、
若しくは公開される予定であるのかを問う。

これに対する1月13日付答弁書です。
 
http://www.sangiin.go.jp/japanese/frameset/fset_c03_01.htm

内閣総理大臣・麻生太郎から、
参議院議長・江田五月宛です。 

【参議院議員谷岡郁子君提出新エネルギーの
 導入推進とリスク管理に関する質問に対する答弁書】

一について

政府としては、我が国におけるエネルギーの安定的かつ
適切な供給の確保等の観点から、太陽光や風力などの
新エネルギーの開発に国民生活への影響も勘案しつつ
取り組んでいるところであり、これにより、
国民の福祉の増進が図られることが期待される。

二、三、六及び八について

御指摘の「リスク」が何を指すのか必ずしも明らかではないが、
政府としては、新エネルギーを利用する設備の設置及び運転を
行う事業者に関係法令等の遵守を求めるとともに、
問題が発生した際には情報の収集を行い、
当該事業者に適切な対応を求めるなど、
関係法令等に基づき適切に対応している。

四について

政府としては、従来から新エネルギーの普及啓発を目的とした
広報を実施してきており、今後も引き続き、
新エネルギーに対する国民のより一層の理解の
促進に向けて努力してまいりたい。

五について

政府としては、新エネルギーを利用する設備の
安全性を確保するための調査研究を
必要に応じて実施し、その成果をホームページにおいて
公表するなどの対応を行っている。

七について

新エネルギーに関する政策に関する事務については、
経済産業省資源エネルギー庁省エネルギー
・新エネルギー部新エネルギー対策課が所掌している。

 

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ひさしぶりの読書は酒井順子さんの『おばさん未満』

2009-02-05 | 読書ナリー

2009年2月5日(木曜日)
夕方から、頭痛・・・
ここ2、3日はあったかかったけど、
今夜から気圧配置も冬型になるそうな。

さっきから雷がゴロゴロ、
風も唸り声をあげてきている。

気圧や天候にもろ、反応するからだが
うっとうしい・・・
あたしって敏感で繊細なのよ
と、冗談をいえるぐらいだから、
少々の頭痛はまぁ、よしとしよう。

今日は久しぶりに本を読みました。
(本が読める程度の頭痛だということです)

酒井順子さんの『おばさん未満』
なぜ買ったかというと・・・
表紙のカバーのイラストが水森亜土さんだったから・・・
(しかもカバーを外せば、そこにもイラストが・・・)

       

                

イエイエ決してそれだけではありませぬ。
酒井順子さんのエッセーにも
ほれこんでおりますから・・・
アラフォー世代のおひとりさま女性でもある
順子さんのぶっちゃけたお話は、
なかなかに赤裸々でな~るほどなぁ~と
来年ジャスト還暦のわたしが頷いてしまうのです。

アラフォーの順子さんが
わたし40代なの・・・
うっそー、40代にはみえないわ!
と言われるのをひそかに期待しているように、
ジャス還のわたしも、
来年は還暦なの・・・
うっそー、60にはみえないわ・・・と
言われるのを期待しているなぁ・・・

でもジャージに毛糸の帽子、マスクすがたで
家んなかウロウロするわたしは、
すでにおばさん真っ盛り・・・

そんなわたしにもはるか昔には
高校生の頃があったのでございます。
水森亜土さんや宇野亜喜良さんの
イラストにあこがれ、ノートに
描き写しておりましたっけ。

ほんとにひさしぶりに水森亜土さんのイラストに
出会って、わたしの心は萌え~萌え~

孫が3人・・・
バァバと呼ばれ、からだはガタガタ・・・
目もショボショボ・・・でも
萌え~るんですのよ!

あしたは各会派代表者会議と議会運営委員会。
こちらは燃えぇえ!!!るかも・・・

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なんとまぁ・・・

2009-02-04 | ニュースから

2009年2月4日(水曜日)
なんとまぁ・・・

原電道路とまでいわれている西浦地区の県道。
そのバイパス道路を敦賀市が整備するという・・・

しかもその費用は、日本原電が全額負担。
なにがなんでも、日本原電3・4号機の建設ありきの
話ということになるのだ。

これでまた、市民は口を閉ざさざるを得ない状況に
おいこまれる・・・

たしかにこの県道は道幅も狭いうえに、
S字カーブが続き、交通量も多い。
積雪時には、凍結するなど危険な道路である。

地元住民にとっては、長い間の悲願でもあった。

浦底地区からもんじゅのある白木地区へ通り抜ける
道路も県道として、福井県が整備することになった。

つまり市と県で、手打ち式?
県道のバイパスだけど、敦賀市が原電にかけあって
つくらせなさいよ・・・
そのかわり、もんじゅまでの道路は県が
やってあげるからさ・・・

そうすりゃ、3・4号も、もんじゅも
すんなり運転にこぎつけられる・・・

で、原発がらみの交付金もがっぽりだぁ・・・

事故?
安心と安全?
んなもなぁ~動かしてみんとわからん。

科学の発達にゃあ、少々のリスクはつきもんだ。
人類のため、地球のためにがんばってんだぞ。
しかも、交付金やら立派な温泉やらみなと館やら
どんだけ恩恵こうむってるか・・・
その上こんだぁ立派な道までつくるんやで。
文句ゆうたら、ばちあたるわ。

事故なんかおこるわけがない。
いままでのやったかて、あんなもん事故でも
なんでもない。
事故、事故ってさわぐのは

マスコミと反対するもんだけや・・・

いまもろとる交付金止められたらどないすんねん。
敦賀も県も破綻するでぇ・・・
正義ふりかざしたって、アカン、アカン!
もうちょっと、かしこうなって立ちまわったほうが
どんだけ得か、よう考えてみ・・・
正義だけでメシは喰えんにゃから。

(これはあくまでも、わたくしの創作でございます)

http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20090204/CK2009020402000022.html

【敦賀・西浦地区バイパス、
       市が整備 市長「費用は原電に」】
            
         
敦賀市がバイパスの建設を予定している県道=敦賀市常宮で

敦賀市は3日、敦賀半島東側の交通網の改善に向け、
市、県などで検討してきた西浦地区の
バイパス建設計画に関し、
市が市道として整備する方針を明らかにした。

市道になるのは、縄間-手間の約3キロと
手-色浜間の約1キロで、縄間-手間には
トンネルの建設も予定。
両区間には併せて上水道も整備する。

西浦地区は、市街地と結ぶ道路は
曲がりくねった県道しかない。
半島には原発が立地していることもあり、
住民らは約30年前から原発の災害時などに
避難しやすいよう、バイパスの建設を要望してきた。
しかし市、県のどちらが工事をするか決まらず、
進展はなかった。

市によると、市、県などで調整を続けた結果、
最近、建設主体が決まったという。

整備費は数十億円かかる見込みだが、河瀬一治市長は同日、
近くで敦賀原発を運転していることなどから
バイパスのルート設計を担当した日本原子力発電(原電)に
「強力な協力を求める」と話し、
全額負担を求める考えを示した。
現在、原電に働き掛けをしているという。

市は3月の定例議会に整備案を諮り、
認められれば用地取得などに乗り出す方針。
ただバイバスの建設予定地と県道に挟まれた土地の住民からは、
工事に伴う騒音への懸念などから反対意見も出ており、
取得は難航する可能性もある。
工期は未定という。

一方、もう一つの懸案で同様に地区住民から要望が出ていた、
半島先端の浦底-白木間を横切る道路(延長約9キロ)の
建設は、市と県の調整で県が県道として整備することになった。
整備費は約120億円。
工期は未定。
(中日新聞・伊藤隆平)

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福井新聞社説【敦賀・ごみ処分場対策 費用負担問題 早期解決を】

2009-02-03 | ゴミ処分場問題

2009年2月3日(火曜日)
今日は節分・・・
娘が親知らずを抜歯するとかで、孫の保育園の
お迎えはジィジのお役目。

保育園で豆まきをしたらしく、可愛い鬼のおめんと
一緒に帰宅した孫。
八新でもカウンターには、一合枡にはいった
豆が並ぶ。

孫とふたりで、さっそく豆まき・・・
彼女は、はずかしくてなかなか
「鬼は外 福は内」と言えないようだ。

晩ごはんの後は、久しぶりの勉強会にでる。
議案の修正案の提出、その後の表決の仕方を
「議員必携」でお勉強・・・
3月議会に提案される次年度予算案に
もし「敦賀駅舎リニューアルにかかる予算」が
計上された場合に備えての予習である。

しかし予算計上はないようだ。
http://mainichi.jp/area/fukui/news/20090203ddlk18010621000c.html

【JR敦賀駅舎改修:敦賀市、予算化見送り 
         新幹線の結論見極めへ /福井】

こちらは毎日新聞の記事。
(ブログの最後に、記事全文をアップ)

3月議会は2月25日からの開催。
予算決算常任委員会という初めての試みも導入され
敦賀市議会も「変革」の日々をむかえている。

常任委員会も4つから3つに統廃合され、
委員の総入れ替えとなる。
いままでの建設常任委員会と産業経済常任委員会が
ひとつになるのだ。
6日の会議でどこの委員会に所属するのかが決まる。

結果は6日のブログで報告しようと思う。

さてここからは福井新聞1月30日の社説を紹介。
ごみ処分場の対策費用の負担問題について
取り上げられている。

「この問題が誤った方向にいくと、
ごみ行政全体に影響が出るし、産業廃棄物にも影響が及ぶ」

と、言明した環境相の言葉も引用されている。

環境相がいう「誤った方向」とは、
60団体が負担金を支払わない方向のことを指すのだろうか。

☆なぜこの問題が起きたのか
☆一般廃棄物は市町村の自区内処理が正当なら
自区内処理に踏み切れる政策や補助を
推進してきたのか
という根本的な問題を棚上げし、一般廃棄物の
費用負担だけを強行しても、市町村は法律どおりの
自区内処理を行うようには決してならない。

ましてや、影響が及ぶという産業廃棄物のことには
まるっきり目をつぶり、耳をふさぎ、
口を閉ざしたままの国と福井県・・・
猿でもするという反省すらできないあんたたちの
言葉など誰が信用する?

おっ! 
またぞろヒートアップしそうになってきたわい。
どうぞ気を静めて、社説をお読みくださいませ・・・
(気を静めなきゃならんのはわたしだった・・・)

http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/news6/index.php

【敦賀・ごみ処分場対策 
         費用負担問題 早期解決を】
 
許可量の13倍を超えるごみが持ち込まれた
敦賀市樫曲の民間最終処分場問題で、
県と同市が行っている抜本対策工事の
費用負担をめぐり、
同市と全国の搬入団体との交渉が難航している。
排出者責任を主張して支払いを求める国と同市に対し、
責任は認めるものの「負担割合の根拠が不明確」
などと多くの団体が反発。

環境省は1月末を期限に再度、支払いに応じるか
どうかの回答提出を各団体に要求している。
しかし拒否団体の一部で、2月に連絡協議会を
設立して結束を固める動きもあり、
交渉の道筋は平たんではない。

搬入したのは18府県の自治体と
一部事務組合の計60団体。
2012年度までの抜本対策工事費用は
約102億円に上る。
負担割合は国と県が、それぞれ4割で
敦賀市が2割の約20億円。
うち3分の2に当たる約14億円を同市は、
搬入量に応じて各団体に請求している。
しかし直近の同市への回答は
「払う」18団体、
「払わない」20団体、
「検討中」22団体
となっている。
模様眺めの「検討中」の団体に、
連絡協議会の動向が与える影響は大きい。

一般廃棄物は市町村に処理責任があり、
自区域内処理が原則。
しかし05年度の環境省の調べでは、
全国1844市町村のうち342市町村が最終処分場を
持たず
、民間の処分場に埋め立てを委託していた。
市町村が自前で最終処分場を確保できない理由としては
▽適地がない
▽住民の反対がある
▽民間委託の方が安い
―などが挙げられる。
連絡協議会の設立を呼びかけた
栃木県の南那須地区広域行政事務組合によると、
同組合をはじめ、協議会に参加予定の団体ほとんどが
今も自前の処分場を有していないという。

敦賀市は問題となった民間処分場に全くごみを
搬入しておらず、自ら処分場も確保し続けてきた。

また業者への監督権限を持ちながら適切な対応を怠った
県の責任が大きかったにもかかわらず、
立地自治体として早急に対策を講じなければならない
必要性から巨額な費用負担を受け入れた。
廃棄物処理法には今回のようなケースでの
排出市町村の費用負担など細かな点までは明記されていない。
そのことは法の不備ともいえるが、
支障が生じた場合に市町村が措置を講じるのは
当然という性善説から法は成り立っている。
だからこそ、支払いを渋る団体は自区域内処理の原則を
守れなかったことを、いま一度、
重く受け止めて回答すべきだろう。

環境省は回答状況を踏まえて今後、
話し合いを軸に拒否団体へ支払いを求める方針。
昨年12月に河瀬一治市長と面談した斉藤鉄夫環境相は
「この問題が誤った方向にいくと、
ごみ行政全体に影響が出るし、産業廃棄物にも影響が及ぶ」
として支援を約束した。
自治体間のもめ事が長引くようでは、
民間への監督面でも示しがつかない。
早期解決に向けて国には、
より強い指導力を発揮してもらいたい。

http://mainichi.jp/area/fukui/news/20090203ddlk18010621000c.html

【JR敦賀駅舎改修:敦賀市、予算化見送り 
         新幹線の結論見極めへ /福井】

JR敦賀駅舎の改修問題で、敦賀市は2日、
一部改修費用を09年度当初予算案に盛り込むことを断念し、
着手を延期する方針を固めた。
北陸新幹線の敦賀延伸に一定のめどがついたことや、
市議会の「二重投資だ」との反発を踏まえ
「着手にはまだ時間が必要」と判断した。
市は「工期短縮を図るため、完成予定(10年度末)に
変更はない」としている。

計上を断念したのは、
駅舎の実施設計費4000万~5000万円。
駅舎を巡っては、
市の有識者会議「敦賀駅周辺整備構想策定委員会」が
昨年11月、JR西日本のバリアフリー化に合わせて
一部改修することで合意した。
JRは各ホームを結ぶ跨(こ)線橋を建設し、
市は現駅舎を2階建てに改修して
イベントスペースや待合室などを備える計画。
09年度当初予算で実施設計に着手した上で、
同年度内に本体工事費(6億~8億円)を
補正予算で計上する予定だった。

しかし直後の12月の政府与党合意で
「財源の確保」という条件があるものの、
北陸新幹線敦賀駅部が「09年度末までに着工」
という見通しが示された。
関係者によると、JRは
「バリアフリー用の跨線橋は、
新幹線新駅と現駅舎を結ぶ中央通路と
一体的に考えたい」と主張。
国交省や新幹線を建設する鉄道・運輸機構も、
新幹線新駅の位置を巡って具体的な協議を始めたため、
市は「国交省やJRの結論を見極めたい」と判断した。

さらに、市が一部改修案を示した12月市議会では
「新幹線が決まらないままの着手は二重投資になる」
などの批判が続出。
一部の議員からは「もし当初予算案に計上されれば、
改修費用を除いた修正案を議員提案する」とする動きもあり、
3月市議会は大荒れも予想されていた。
今回の判断には「より時間をかけて市議会に諮りたい」
という市の思惑もある。【酒造唯】

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「We 158号」自立とはつながりのなかで生きること

2009-02-02 | 読書ナリー

2009年2月2日(月曜日)
きょうは「八新」のお客さんから問い合わせがあった。

親戚の女性が動脈瘤の術後、後遺症に苦労している。
まだ若い女性なので、ぜひとも治してやりたい。
なんとかいい病院はないだろうか・・・
というのである。

わたしが持っている病院や病気についての情報が、
少しでも役に立てるのはとてもうれしい。

セカンド・オピニオンを受けるために、
その女性が手術・治療を受けている病院での
手続きの方法や、藤田保健衛生大学病院での
診察の受け方などを、伝えた。

今なおセカンド・オピニオンの知識や情報が、
患者本人に伝わっていないことに、
すくなからず、ショックを受けている。

若い人は、わたしたち以上にネットでの検索などで
自分の病気に対する知識や情報をつかんでいると
思っていただけに、なおさらである。

また、手術による後遺症などについての
医師からの説明、術後のケアについても
話を聞く限り、非常に不十分だと感じた。

セカンド・オピニオンインフォームド・コンセント
口で言うのはたやすいが、患者にとって
医師はやはり、絶対の権威者であることのほうが多い。
患者本人が自分の病気について、
もっときちんと情報を収集し、医師と正面から
向き合える環境も必要だ。

地域の医療を考えるとき、
まるで底なし沼に落ち込んでしまったようで、
もがいても、あがいてもドンドン深みに
沈んでいくばかりだ・・・

医師不足、医師の激務、病院の経営、サービスの低下・・・
加えて、不況と医療費の負担増・・・
診察や治療を受けたくても、
病院にすら足を運べない患者も増えている。

いったいどこから?
何から?
どう改革すればいい?

相談を受けながら、自分自身のできることの
あまりにも少ない現実に、かなり落ち込んでいる。

さてそんな落ちこぼれ・はるみ・・・
昨日届いた「We 158号」で少し元気を回復。

特集「自立とはつながりのなかで生きること」
のなかで、
~在日の女性として生きること~
康 玲子(カン ヨンジャ)さんの話を読んで
胸がいっぱいになりました・・・

明日、今日よりもうすこし元気になったら
市立図書館と男女共同参画センターに
「We」を置いてもらえるよう頼みに
いかなくっちゃ・・・
                    

コメント (2)
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ヒラリー・スワンク「フリーダム・ライターズ」

2009-02-01 | 映画・音楽・演劇・絵画など芸術関連

2009年2月1日(日曜日)
前から観たいと思っていた映画がある。
「フリーダム・ライターズ」
ヒラリー・スワンク
が製作総指揮・主演している。

ヒラリー・スワンクはイーストウッドの
「ミリオンダラー・ベイビー」でマギーという
遅咲きの女性ボクサーを演じ、
アカデミー主演女優賞を受賞。

けっして美女ではないが、圧倒的な存在感と
演技力では、素晴らしい女優の一人だと思う。

やっと念願の映画をレンタルDVDで鑑賞・・・

ロスの公立高校の国語の新米教師になった
エリン・グルーウェル(ヒラリー)がヒロイン・・・
だけど、ほんとうの主人公は
いまもなお人種差別にあえぐアメリカの子どもたち。

この映画は、アメリカでベストセラーになった
実話をもとに描かれている。

M・Gとよばれた新人教師が
受け持つクラスの生徒たちに、日記をかくための
ノートを手渡すのだが、その費用を捻出するために
アルバイトにも精を出す。

最初は、彼女が教師になることを応援していた
夫・・・
彼女が家で話すことは、学校での出来事ばかり。
しかもアルバイトのせいでいつも帰りは遅い。

学校の仕事を適当にしてでも、僕と一緒の時間を
作ってほしいとせがむ夫・・・
おい! あんた!
教師の仕事は彼女に向いていると言って
応援してたじゃないか!
と、ついつい夫に殴りかかりたくなるわたし・・・

あんたにお金ださせてるわけじゃないし・・・
はっきりいって、あんたに甲斐性がないからでしょ!
とまで、いっちゃならない言葉がこぼれそうになる。

簡単な絵本さえまともに読めない子どもたちに
書籍を買う予算はつけられない・・・
ほうっておけば、いまに学校をやめてくれる・・・
という、差別丸出しのベテラン教師たち。

そんな逆境のなかで、M・Gは差別と闘い、
生徒たちに自立する心と、生きる意味を
問い続けるのだ・・・

おちこぼれといわれ、反目しあう人種のるつぼの
教室のなかで、何が起こったのか・・・

ぜひ、観てほしい映画です。

実話では、M・Gとこの教室の生徒たちが
NPO団体「フリーダム・ライターズ基金」を
設立したそうです。

あ~、ひさしぶりに映画を観て泣きました・・・
今日は、わたしのつぶらな瞳もまぶたがはれて
細いお目目が糸のよう・・・

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