はるみのちょっとTea-time

日々の暮らしのなかで感じたこと、市民運動のことなどわたしのことばで、つづります。

JR敦賀駅舎改修の財源問題・・・打ち出の小づちをまた振る?

2009-11-16 | 駅周辺・駅舎・新幹線問題

2009年11月16日(月曜日)
妹の様子を見に行ったついでに、新型インフルエンザワクチンの
予約申し込みを済ませてきた。

11月中に4日間ある予約日は、すでに2日まで満杯。
3日目にあたる11月26日の予約となった。

12月議会を目前に控え、なんやかやとあわただしい日々だけど、
いや日々だからこそ、まわりの人たちに迷惑をかけないよう
接種をすることにした。

さて、2日後に開催される駅周辺整備事業策定委員会、
いったい、どんな話がとびだしてくるのか・・・
策定委員会での方向性を見極めたうえでの12月議会となる。

今日の毎日新聞の記者レポートはこの問題を直撃している。
昔話に出てくる「打ち出の小づち」や神様がかなえてくれる願い事というのは
たいがいが、3回。
なのに敦賀市や福井県にとっての打ち出の小づちの「原発マネー」は、
永久に不滅です!!!って思ってる人が、いまだにぎょうさんいる・・・

すでに概算要求でもやり玉にあげられている
もんじゅや原発関連の交付金なのに・・・

いちばん大切なのは、敦賀市の身の丈に合った駅周辺の整備や
駅舎の改築を考えること。

市長は子どもたちの世代のために、新幹線を! というけれど
大きな借金のツケを子どもたちの世代に背負わせることになることは
まったく考えていないんだろうか・・・

どんな事業にも必ず、メリットとデメリットがあり、
それらをすべて、洗い出し検証し、決めていくのが筋道だろう。
現時点での「新幹線問題」も「駅周辺整備事業」も
メリットばかりが強調され、デメリットには触れようともしていない。
「触らぬ神に祟りなし」を決め込んでいるのが敦賀市の行政だ。

駅周辺の特別委員会がその役割を果たすべきだろう。


http://mainichi.jp/area/fukui/news/20091116ddlk18040204000c.html

’09記者リポート:JR敦賀駅舎改修の財源問題 
のし掛かる市の負担増 /福井
 
◇新幹線延伸「白紙化」で波紋 「原発マネー」皮算用も
 
JR西日本が進めるバリアフリー化に合わせて敦賀市が計画する
JR敦賀駅舎の改修で、財源問題が持ち上がっている。
前政権が合意した北陸新幹線の敦賀までの延伸が、
政権交代で事実上の白紙になり、新幹線の予算補助が不透明になったためだ。
関係者からは「市の負担は確実に増える」との悲鳴が上がる一方で、
一部からは早くも「原発マネー」をあてにする声も出る。【酒造唯】

敦賀駅舎は、鉄筋コンクリート製では北陸で最も古い1951年に完成した。
老朽化が問題になったことなどから、敦賀市は2010年度末で
期限切れになるバリアフリー新法に合わせ、
同年度末までに駅舎の一部改修を行う計画を打ち出した。

JRがどこまでバリアフリー化するかは乗降客数によって決まる。
一日の乗降客数が約6000人の敦賀駅では、
エレベーターとホームに行くための幅2メートルの渡線橋だけがJRの負担だ。
ところが、改修を議論してきた市民でつくる有識者会議では
「エスカレーターがないと不便」「幅2メートルの通路はいかにも狭い」
などの意見が相次いだ。
有識者会議は今年8月、渡線橋の幅をさらに広げ、
ホームへのエスカレーターや階段をつける市の計画を了承した。

市がよりどころとしてきたのが、今年末までの北陸新幹線の
敦賀駅部認可を盛り込んだ昨年12月の旧政権下での政府・与党合意だ。
新幹線が認可されれば、バリアフリーの渡線橋は、
南東に約80メートル離れた場所に計画する新幹線敦賀駅との
連絡通路としても使うので、新幹線の予算で建設でき、市の負担は減る。
認可が年内なら、10年度末というリミットにもぎりぎり間に合う、
とのシナリオだった。

ところが、今年10月に新政権下で出された概算要求で、
敦賀駅部を含む新規着工区間の認可は「白紙」。
市の概算では、駅舎全体の改修費用は32億~52・5億円で、
うち新幹線関連の費用19億円は、認可が出なければ全額市の負担になる。
塚本勝典副市長は「負担増も大きな影響があるが、
仮に先送りになった場合の見通しが立っていないことも問題だ。
駅舎が完成した直後にまた新幹線駅を作るというのなら、
二重投資との批判が出かねない」と心配する。

 ◆新幹線、本当にいるの?

一方で、市民には、新幹線延伸の効果自体を疑問視する声もある。
福井県の試算では、北陸新幹線が敦賀まで延伸した場合、
敦賀から東京までの所要時間は2時間55分。
米原乗り換えで特急と東海道新幹線を使う現行ルート(約3時間)と比べ、
短縮は5分しかない。

河瀬一治市長は「確かに今は『新幹線はいらない』と考える
市民が多いかもしれない。
だが子どもの世代になって、新幹線のある町とない町とでは、
まちづくりが大きく違ってくる」と訴える。
河瀬市長は11日、福井県の西川一誠知事らとともに
前原誠司国土交通相と都内で面会し、新幹線の敦賀延伸を改めて要望したが、
前原氏は「よく検証してご相談したい」と答えるにとどめた。

 ◆切り札は原発

認可が出なかった場合の財源をどうするか。
9月市議会では、ある市議から
「『原発埋蔵金』を駅舎改築に使うべきではないか」との質問が出た。

原発などが立地する地域には、各地域がつくる振興計画に応じて、
電源三法交付金が支払われる。
全国最多の14基の原発を抱える福井県には、
このうち使途が決まっていないため未交付のものが約200億円に上る。
こうした「原発埋蔵金」が、民主党政権に白紙に戻される恐れがあり、
その前に使途を早く決めるべきだと訴えたのだ。

別の市議は、2016~17年の運転開始を目指して
市内で準備工事が進む敦賀原発3、4号機を引き合いに出す。
「運転が始まれば、新たな交付金や税収で再び市の財政は潤う。
それを見越せば、最後は市が自腹を切れるはずだ」と話す。

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わたしも新型インフルエンザワクチン優先接種の対象者だった

2009-11-15 | 医療と健康関連

2009年11月15日(日曜日)
今日、わたしにも新型インフルエンザワクチンの優先接種の申込用紙が届いていた。
先日まで、入院していた福井厚生病院からである。
明日から予約受付なんだそうな。

まさか、自分が当事者のひとりに数えられているとは
思ってもみなかったので、ちょっとびっくりしている。
自分の病気について、それほど深刻に考えていなかった・・・
あんたは能天気すぎると、まわりからも忠告があいついだ。

がん患者は重症化しやすいということなのだろう。
ただ、ほかのことに興味や関心がありすぎて、病気であることを
忘れている時間のほうが多いことも、
精神衛生上、いいのかもしれない・・・などと勝手にきめこんでいる。

今日は妹が体調をくずし、炎症の数値などが急激にあがったため、
厚生病院へ緊急入院。
明日は妹の様子を見に、健さんに病院まで乗せていってもらうことになった。
病院では、インフルエンザにかかっていないかの検査も行い
インフルエンザではないと診断されたので、入院がOKになったのだという。

市内の保育園などでも、新型インフルエンザがかなりのスピードで
広がりつつあるという。
子どもたちへの予防接種も明日から予約が受け付けになる。
接種開始は12月7日からだそうだ。

予約して予防接種できる医院・病院も貼りつけておきます。

 
こちらは福井県の「新型インフルエンザワクチン接種を希望される方へ」
ホームページ

http://www.pref.fukui.lg.jp/doc/kenkou/singata/vaccine.html#yuusenn

で、わたしが該当するのはどれかなぁ・・・と調べてみました。
なるほど・・・悪性腫瘍が入ってるわ・・・

下記の疾患・状態で入院中又は通院中の者を新型インフルエンザワクチンの
優先接種の対象とする。

1. 慢性呼吸器疾患
   気管支喘息やCOPD、気道分泌物の誤嚥のリスクのある者
   (脳性麻痺、認知機能障害、精神運動発達障害等)を含む。

2. 慢性心疾患
   血行動態に障害がある者を対象とする。ただし、高血圧を除く。

3. 慢性腎疾患
   透析中の者、腎移植後の者を含む。

4. 慢性肝疾患
   慢性肝炎を除く。

5. 神経疾患・神経筋疾患
   免疫異常状態、あるいは呼吸障害等の身体脆弱状態を生じた
   疾患・状態を対象とする。

6. 血液疾患
   鉄欠乏性貧血、免疫抑制療法を受けていない特発性血小板減少性紫斑病と 
   溶血性貧血を除く。

7. 糖尿病
   妊婦・小児、併発症のある者。又はインスリン及び経口糖尿病薬による
   治療を必要とする者。

8. 疾患や治療に伴う免疫抑制状態
   悪性腫瘍、関節リウマチ・膠原病、内分泌疾患、消化器疾患、
   HIV感染症等を含む。

9. 小児科領域の慢性疾患
   染色体異常症、重症心身障害児・者を含む。

当該医療機関に入院又は通院している患者以外の方にも
ワクチン接種を行う医療機関

松田マタニティクリニック
敦賀市平和町7-3 0770-24-1131
曜日:月~土
時間:9:00~12:30、15:00~17:30

くまがい内科クリニック
敦賀市中央町1-17-34 0770-21-2501
曜日:月~土
時間:月火水金(8:50~12:00、14:20~17:20)
木土(8:50~12:00)

船井医院
敦賀市中央町1-2-1 0770-23-0025
曜日:平日
時間:9:00~12:00、13:30~17:00

市立敦賀病院
敦賀市三島町1-6-60 0770-21-1105
直接、本院にお問い合わせください。

泉ヶ丘病院
敦賀市中81号岩ヶ鼻1-11 0770-22-7700
曜日:月、水、金
時間:14:00~16:00

敦賀温泉病院
敦賀市吉河41-1-5 0770-23-8210
曜日:月~金
時間:8:30~11:00(午前中のみ)

つるが生協診療所
敦賀市和久野14-22-1 0770-21-0176
曜日:月、火、木
時間:8:30~9:00

神谷医院
敦賀市清水町2-8-13 0770-22-4874
曜日:月~土
時間:9:00~12:00

中村内科クリニック
敦賀市砂流40号東六本松2-4 0770-24-4680
曜日:月、火、木、金、土
時間:12:00~12:30、18:00~18:30

宮川小児科医院
敦賀市津内町2-11-5 0770-22-1670
曜日:月~土
時間:9:00~17:00

竹内産婦人科医院
敦賀市清水町2-5-17 0770-22-2520
曜日:診療日
時間:診療時間帯

和久野医院
敦賀市和久野29-19 0770-22-3080
曜日:月~土
時間:9:00~12:00 14:00~17:30

和田医院
敦賀市新松島町8-29 0770-25-5678
月、火、水、金9:00~12:00 15:00~17:30
土午前のみ

明峰クリニック
敦賀市津内町3-6-38 0770-23-3031
月~金9:00~18:00
土9:00~13:00

岡田医院
敦賀市津内町1-3-15 0770-22-0303
曜日:月~金
時間:9:00~12:00

さかい皮ふ科クリニック
敦賀市中央町2-16-5 0770-24-4177
曜日:月~金
時間:9:00~12:00 14:30~17:00

もり耳鼻咽喉科アレルギー科クリニック
敦賀市市野々町2-35-2 0770-23-1300
月、火、木、金9:30~12:30 15:00~19:00
土9:30~12:30 14:00~16:30

みやがわクリニック
敦賀市野神43-1-2 0770-20-1700
曜日:月、木、土
時間:14:30~15:00 希望者数により変更有り

はやし内科胃腸科医院
敦賀市金山76-2-2 0770-22-8055
月~土9:00~12:00 14:30~17:30
水、土は午前のみ

川上医院
敦賀市松原町1-39 0770-22-0977
曜日:月~土
時間:診療時間内

加藤胃腸科医院
敦賀市新松島町10-5 0770-25-6888
曜日:月~土(木は午前のみ)
時間:9:00~17:30

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シュワッチ!

2009-11-14 | 日々の暮らし

2009年11月14日(土曜日)
先日、ひさしぶりに敦賀のきらめき温泉リラポートへ行ってきた。
傷だらけの人生・・・じゃなくて、全身、傷だらけの身体をさらけだして
ゆっくりと、癒しのひとときを胆のう・・・じゃない堪能だ。
胆のう摘出したからかしら?

浴場にあるサウナにも入ってみた・・・

ドアを開けたそのとき!
おもわず、シュワッチ!!!とポーズしてしまいそうになった。

サウナの正面の一等席に鎮座ましましていたのは
ウルトラの母か?

銀色にテラテラと輝く顔面はまさに、ウルトラマンそのもの!
ウルトラの母がいる・・・ウルトラの父がいる・・・そ~して・・・
などと口ずみたくなるぐらい、ショッカー・・・おっとまた間違えた
ショックを受けたわたし。

しかも彼の女(ひと)は、お腹のまわりに透明でピンクのビニールまで
まきつけていたのである。
砂時計も持参という完全無欠のいでたちでござる・・・

サウナを出ると25度に設定されている湯船につかり、またサウナへを
5回も繰り返して、大丈夫なんだろうか?
と、心配になって水風呂につかっているその人のお顔を
マジマジと見つめてしまった。
えっ、お歳のころは60代も後半・・・
わたしなんか、サウナに3分間・1回入っただけで、ギヴ・アップ。
キレイになるために、ガンバル姿にちょっと感動してしまった。

お顔のかぶりもんは、今流行りの「小顔マスク」だ。
別名「サウナマスク」ともいうらしい。
キレイになりたくても、サウナマスクをつけて、温泉のサウナに
入る勇気はないなぁ~

  ちなみにこれがそのマスク

さて、温泉を堪能したあと、髪を乾かそうと化粧室へいったら
みなさん、せっせとお化粧の真っ最中。
せっかく、顔洗ったのになんでまた化粧するんだろ?
などと思うわたしのほうが、世の中の常識からずれてるんだろうか・・・

寝る前に顔を洗って化粧を落とすのさえ、めんどくさくて
化粧をしない・・・わたしである。
朝も、ギリギリまで布団から出られないから化粧する時間がない・・・
ともいえるけれど。

温泉にいってきたと健さんに報告したら、
乳はない、毛はない、傷はあるそんな身体でよう行くわ・・・だって。
わたし、ぜんぜん平気だよ!
あんたは平気でも他のお客さんが気つかう・・・ってことらしい。
そりゃおかしいわ。
おっぱいがなかろうと、毛がなかろうと、傷跡がいっぱいあろうと
ひっくるめてそれがわたしなんだから、誰に遠慮することがある?

なので、明日また、温泉に行こうと思っているわたしです。
ウルトラの母さんにまた会えるかな・・・

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アメリカからオバマ大統領がやってきた!

2009-11-13 | ニュースから

2009年11月14日(金曜日)
夜になって、雨風が強くなってきた。
それでも気温は20度ぐらい・・・

アメリカからオバマ大統領がやってきた!

明日、東京で開催されるオバマ大統領の演説会に、
松崎晃治小浜市長と西川知事が招待されたんだそうな・・・

こちらは、バラクと由紀夫の日米首脳会議共同記者会見の様子。

政府インターネットからどうぞ
http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg2848.html

一番気になる米軍普天間移設問題は、結論が先送りになったようだ。
やはり、両国の思いは違うことがはっきりした。
重要な課題が山積している日米間の問題を、たった1時間半の会談で
解決できるわけがない・・・と思うのはわたしだけ?
まぁ、協議するために日米の閣僚級作業グループを設置するらしいけれど
日米が対等な立場で議論できることを願うばかり・・・です。

「核なき世界」を目指す声明を出したんだから
すぐにでも広島・長崎を訪問するのかと思いきや、
短期的には訪れる予定はないというオバマ大統領。
いつになるのか、定かではないってことね・・・


毎日新聞の記事から
http://mainichi.jp/select/today/news/20091114k0000m010099000c.html

日米首脳会談:同盟の深化へ協議開始 普天間移設は先送り
鳩山由紀夫首相は13日夜、オバマ米大統領と首相官邸で約1時間半会談した。
首相は10年の日米安全保障条約改定50年に向け日米同盟の
深化を目指す政府間協議を始めることを提案し、大統領も同意した。
両首脳は同盟関係を基礎に、地球温暖化対策や核軍縮など世界規模の課題で
日米協力を進めることで一致。

懸案の米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題は結論を先送りしたが、
同県名護市辺野古に移設する日米合意通りの早期決着を
大統領が迫る場面もあり、日米間の認識の違いも残した。

政府関係者によると、普天間問題は大統領が取り上げ
「早ければ早いほどいい結論が出せる。
そうすれば新しいテーマに移ることもできる」と指摘。
首相は「前政権の合意は重要だが(衆院)選挙で県外・国外(移設)と
言ったことも理解してほしい。
沖縄県民の期待も高まっている。
必ず答えは出すので私を信頼してほしい」と述べ、
日米の閣僚級作業グループを設置して協議し早期の解決を図ることを確認した。

一方で両首脳は同盟協力の強化をアピール。
会談後、共同記者会見を行い、首相は「日本外交にとって日米同盟がすべての礎だ。
世界環境の変化によって日米同盟をさらに深化・発展させ、
建設的、未来志向の新しい日米同盟を作り上げていきたい」、
大統領も「両国だけでなくアジア太平洋地域の安定と繁栄のための基軸だ。
同盟関係を強化し、新たなパートナーシップを作りたい」と強調した。

また、首相は海上自衛隊によるインド洋の給油活動に代え
アフガニスタンへの民生支援を充実させる方針を説明。
5年間で50億ドル拠出することを伝え、大統領は謝意を表した。

核軍縮では、大統領が「首相と『核のない世界』というビジョンを共有している」
と表明した。
首相は「日本国民も期待しているので、機会があればぜひ行っていただきたい」と
広島、長崎訪問を要請。
大統領は「将来、訪問できれば名誉なことだが、短期的には訪れる計画はない」と
述べるにとどめた。

首相は「東アジア共同体構想」について「アジアにおける米国の存在が
高まることを期待したい」と米国の関与を前提としていることを強調。
大統領も「アジアの重要なプレーヤーとして積極的に関与していく」と応じた。

オバマ大統領は13日午後、大統領専用機で羽田空港に到着した。
1月の就任後、初の来日。鳩山首相との会談は9月の米ニューヨーク以来2回目。
アジア歴訪の皮切りで、14日に東京都内でアジア政策演説を行い、
シンガポールに向かう。【高山祐】

 

http://www.47news.jp/CN/200911/CN2009111301000834.html
「核なき世界」声明要旨 
 「核兵器のない世界」に向けた日米共同声明の要旨は次の通り。

 ▽核軍縮

 一、核兵器の全面的廃絶に挑戦。目標達成のため条件整備に取り組む。

 一、全核兵器保有国に透明性、検証可能性、不可逆性の原則の尊重を要求。

 ▽核不拡散

 一、朝鮮半島の不可逆的・検証可能な非核化、
   6カ国協議共同声明への関与を再確認。

 一、北朝鮮に直ちに無条件での6カ国協議復帰を要請。

 一、イラン核問題で、国際的信頼を回復するためのイランの責任を強調。

 一、2010年の核拡散防止条約(NPT)再検討会議の成功へ協力。

 一、日本は米国の包括的核実験禁止条約(CTBT)批准を目指す意図を歓迎。

 一、兵器用核分裂物質生産禁止(カットオフ)条約の即時交渉開始、
   早期妥結を追求。

 ▽核安全保障

 一、東京で10年1月にアジア対象の核安全保障会議を開催。

 一、民生用核物資、原子力施設について最高レベルの防護確保を再確認。

 一、米政府が10年開催の核安全保障サミット成功に向け協力。

 一、4年以内に全世界の核物質の管理を徹底する取り組みを支援。

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岐阜県各務原市議会と親善交流会&仕分けの第2弾

2009-11-12 | 議会

2009年11月12日(木曜日)
敦賀と友好都市の協定を結んでいる岐阜県各務原市。
今日は、両市の市議会の親善交流会が敦賀市で開催された。

1年おきに開催されているが、参加したのは2回目・・・
議員になってはじめての年に、各務原市を訪問して以来である。

午後2時から、
「人道の港 敦賀ムゼウム」館長・古江孝治さんの記念講演。
「人道の港 敦賀 ~敦賀港だからこそ伝えられる命と平和~」と題し
ポーランド孤児やユダヤ難民を受け入れてきた
敦賀の港町としての歴史に焦点をあてた内容が語られた。

古江さん自身が、市民から聞き取り調査を重ね、研究してきた話だけに
心温まるエピソードの数々は、聴いているわたしたちの
心をジーンとさせてくれる。

およそ1時間の講演が終わった後は、金ヶ崎緑地の「敦賀ムゼウム」へ
足を運び、資料の展示などの視察・・・

各務原市の議員のみなさんも、今までで一番、印象に残った視察だったと
うれしい感想を聞かせてくださった。

夕方6時からは、意見交換会を兼ねて懇親会が開催された。
場所はニューサンピア敦賀。
う~ん、料理がちょっとね・・・
茶碗蒸しも汁もぬるいし、おろしそばはまずいし・・・

どうもわたしは、こういう懇親会ってのにあまりなじめない。
アルコールを飲まないせいかもしれないが、
度をこしたふるまいに、目をつぶっていられなくなるタチだもんで、
ついつい、色に出にけりわが想い・・・となってしまうのだ。
とくにセクハラにはね・・・
おとなりに座っていた各務原の議員からも
「そんな顔しないでくださいよ」とやんわりご注意まで受けてしまった。

ただ、当事者の女性議員がなにも言わないのも問題かも・・・

女性差別やジェンダーがいまだに健在?
女性議員が4人もいるのにね。
この点に関しては、敦賀市議会は胸を張って差別はない!

えっ、あんたが怖いから・・・だって?

そうそう、10年ぶりに女性議員の三和さんにも再会。
議会のことなど少しの時間だったけれどお話できてよかった。

各務原市議会は今年の9月から、インターネット中継をはじめたんだそうな・・・
さっそく、予算のことなど調査させてもらおう。

さて、ここからは仕分けの第2弾の記事です。
仕分けについても色々と批判も続出中!
そちらについては、またまとめて載せます。
22日の奈良市の事業仕分けを見学してきてからになるかなぁ・・・

http://www.47news.jp/CN/200911/CN2009111201000702.html

12日の事業仕分け結果の詳報(共同通信) 
 行政刷新会議の12日の事業仕分け結果の詳報は次の通り。

 ▽国土交通省

【まちづくり関連事業】2010年度予算に計1698億円を概算要求。
市町村のまちづくりを支援する「まちづくり交付金」(要求1300億円)、
市街地再開発事業(同232億円)、都市再生推進事業(同130億円)、
都市・地域交通戦略推進事業(同25億円)、みなと振興交付金(同10億円)の
5事業で、仕分け人からは「地方は交付金を受け取る方が得をする。
そのため無駄な公共事業の温床になっている実態がある」などの批判や、
地方に財源と権限を移すべきだとの意見が相次いだ。
仕分け人のうち3人が廃止、6人が自治体移管などと評価し、
「地方自治体や民間の判断に委ねるべきだ」と判定され地方移管となった。

【財団法人民間都市開発推進機構】30億円を概算要求しているまち再生基金は、
10年度予算への計上見送りを判定。
まち再生参加業務円滑化基金(09年度残高37億円)、
無利子貸付金(同1097億円)、事業促進支援基金
(09年8月末残高80億円)には、全額国庫返納を求めた。
このうち無利子貸付金と事業促進支援基金について国交省は既に、
09年度内に全額返納予定としている。
民間都市再生基金(09年度残高98億円)は、過大分の国庫返納となった。

【直轄国道の維持管理】財務省の予算査定担当者が
「清掃回数などを定めた統一的な管理基準がなく、
現場任せのため無駄が生じている」と指摘。
仕分け人からも、国交省OBの天下り先の公益法人が業務を受注していることに
批判が集中。
判定では、こうした問題点を改善し、10年度で2325億円としている
概算要求額を10~20%削減するよう求めた。

【直轄河川・直轄ダムの維持管理】1254億円を概算要求。
委託先が国交省所管の建設弘済会などの公益法人に集中していることや、
1社だけの入札も多くコスト高になっていることが問題視され、
予算の10~20%削減と判定された。

【国営公園の維持管理】「民間に開放し経費を削減すべきだ」とし、
概算要求115億円からの20%削減を求めた。

 ▽厚生労働省

【こども未来財団】企業の拠出金を財源とする特別会計などから
311億円の基金を設け、その運用益や国の補助金で、
授乳室の整備助成などの子育て支援事業を行っている。
人件費など財団の管理費が約5億円に上り、厚労省OBの役員が
高額報酬を得ていることが批判された。
判定では管理費を見直し、基金を国庫に全額返納することなどが求められた。

【医師確保、救急・周産期対策の補助金等(一部モデル事業)】
来年度の要求額は573億円だが、医師不足対策に向け診療報酬の配分を
見直すことを前提に「50%削減」と判定された。
事業は産科や救急などの医師不足を受け、病院の救急勤務医への手当金や
周産期母子医療センターの整備など。
仕分け人は「昨年度の予算執行率が約70%」などと指摘した。

【健康増進対策費(女性の健康支援対策事業委託費)】女性特有の疾患の
予防活動で、厚労省は4億円を要求。仕分け人からは「各自治体に任せれば十分」
「緊急性はない」との意見が出され「廃止」に。

【社会保障カード】年金手帳と健康保険証、介護保険証の機能を1枚のカードに
持たせる構想。
自公政権下で11年度の導入に向け、検討が進められていた。
厚労省は、調査費などとして計上した10月時点の要求額7億円を
3億円減らす方針を表明した。
しかし、民主党の方針である年金通帳や「税と社会保障制度共通の番号制度」との
整理が必要として、「来年度の予算計上は見送り」と判定された。

【キャリア交流事業費】中高年のホワイトカラーの再就職を支援するため
全国15カ所にキャリア交流プラザを設置。
10年度の概算要求は11億円。
「都道府県やハローワークでも可能だ」「土地や建物のコストが高すぎる」との
批判が相次いだ。
厚労省は事業存続を主張したが、判定結果は「自治体や民間の実施に任せる」だった。

【労働者派遣事業雇用管理改善等推進事業費】労働紛争を未然に防ぐため、
民間の専門相談員に委嘱して派遣労働者や企業からの
相談に応じる事業(要求額4億円)。
判定結果は「予算を半額に削減」。
地方労働局の職員が直接相談に応じるようにするなど事業を抜本的に
見直すことも求めた。
「具体的な効果が不明確」などの指摘が相次いだ。

【障害者保健福祉推進事業費(障害者自立支援調査研究プロジェクト)】
公益法人や特定非営利活動法人などが行う障害者支援のための
調査研究事業に助成する。
厚労省の要求額は13億円。
全国精神障害者社会復帰施設協会(全精社協)がこの事業で不正に
補助金を受け取っていたとされる。
仕分け人から不透明さを指摘する意見が出され、廃止となった。

【障害者保健福祉推進事業費(工賃倍増5カ年計画支援事業費)】
授産施設などで働く障害者の経済的自立を目指し工賃の引き上げを図るため、
職業指導員の研修や経営コンサルタントの派遣などを行う。
予算の執行率は08年度で22・2%にとどまっており
「効果的でない」などとして、予算の半減を求めた。

【水道施設整備事業】簡易水道の施設整備や老朽化した水道施設の耐震化で
地方自治体を補助する事業で、厚労省は818億円を要求していた。
同省は、水道料金の地域格差を緩和し、水道施設の耐震化を進めるため
必要と強調したが、仕分け人からは「独自に取り組んでいる自治体もある」
などの意見が相次ぎ「10~20%」の削減。

 ▽農林水産省

【耕作放棄地再生利用緊急対策】農地所有者に利用する意思がない
「耕作放棄地」を再び耕す際にかかる費用を国が補助する制度だが、
9月末時点の執行率は約3%。
農水省は「食料自給率向上に欠かせない」と主張したが、
結論は「今ある基金の範囲内でも来年度の執行に支障を来さない」。
農水省が10年度に求めていた70億円の基金積み増しは見送るべきだと判定した。

【農地集積対策(1)食料安定供給特別会計農業経営基盤強化勘定】
同勘定には、剰余金が382億円、積立金が153億円滞留している。
「いったん国に返して有効な使い道を考えるべきだ」として判定は国庫返納。
農地集積関連の融資は「国からの支援は利子補給までに限るべきだ」、
補助金は「少なくとも半減させるべきだ」との結論に。

【農地集積対策(2)担い手支援貸付原資基金等】地方自治体の公社などが
離農する農家から農地を買い取る際などに無利子資金を貸し付ける事業。
事業そのものの必要性が低いとする意見が大勢を占めた。
他の2基金を合わせて計823億円を国庫に返納するべきだと判定。

【農地の保全】農業用の水利施設の保全を国が補助する事業
(10年度要求額40億円)については「自治体の判断に任せる」と判定。
土地改良事業関連の普及啓発活動(2億円)と、フードバンク活動を行う
民間非営利団体(NPO)などへの補助(4億円)は「廃止」とした。
いずれの事業も仕分け人からは「国がそこまでやる必要はない」
との意見が出された。

【農村振興関係(1)】都市部の若者が農村で働く際に、研修手当などを
補助する農村活性化人材育成派遣支援モデル事業(概算要求5億円)は
「自治体に判断を任せるべきだ」という意見と
「要求通り計上する」が同数だったため、両論併記。
新たな農山漁村コミュニティ・マネジメント創造支援事業は
「国が行うべきではない」。
「農山漁村地域力発掘支援モデル事業」も「国の事業としての必要性を感じない」
と結論付けた。

【農村振興関係(2)】農山漁村活性化プロジェクト支援交付金など
農水省の都市農村交流関連の三つの交付金は、いずれも「削減するべきだ」と判定。削減幅は半分から3分の1が大勢だった。都市と農村の交流を促進させるために必要だとする農水省に対し「そば打ち道場などのハコモノが農村の活性化に本当に役立つのか」といった疑問が出された。

【基金(1)】燃油高対策として設けられた水産業燃油高騰緊急対策基金など
水産庁所管の4基金について「10年度の所要額を除き、国庫に返納すべきだ」
と判定。
4基金は単純合算で1269億円。
事業自体については評価する声が出たが、基金の方式では実際に資金が
漁業者に届くまで時間がかかりすぎるとの指摘があった。

【基金(2)】土地改良事業に対する農家の負担の軽減を目的とした
土地改良負担金対策資金など4基金について、10年度の所要額を除いた
全額の国庫返納を求めた。
多年度にわたる資金を保有する必要がないと判断した。
4基金の09年度末残高見込みは計2千億円を超える。

 ▽内閣府

【普及・啓発(青少年育成、犯罪被害者等施策、自殺総合対策などの推進)】
概算要求は13億円。
内閣府は「政府としての輪郭を示す上で最低限必要な事業だ」と主張。
仕分け人からは「フォーラムを行うことが目的化している」
「他省庁が主体のものは統合すべきだ」などの意見が出た。
廃止論も飛び出したが、3分の1程度縮減に決定。

【政府広報】概算要求に85億円を盛り込んでおり、内閣府は
「重要施策は国民に広く理解してもらう必要がある」と意義を強調。
これに対し仕分け人から「費用対効果を検証すべきだ」「誰も見ていない」との
指摘が出された。
最終的に「政府広報は必要だが、抜本的見直しを求める」として、
「半額」と判定した。

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行政刷新会議作業グループ(WG)による11日の事業仕分け

2009-11-11 | ニュースから

2009年11月11日(火曜日)
政府の行政刷新会議作業グループ(WG)による11日の事業仕分け結果が
でました。
こちらは、行政刷新会議ワーキンググループ日程・ライブ中継サイト

http://www.cao.go.jp/sasshin/oshirase/live.html

ウ~ン・・・なかなかつながらない・・・

もんじゅがらみの高速増殖炉サイクル技術研究開発推進交付金や
電源立地地域対策交付金なども、事業仕分けのなかに、入っているので、
敦賀市も気が気じゃない状況でしょうね・・・

エネルギー拠点化計画推進で建設する連携大学のための
建設費用の残り9億円(総額20億円・すでに11億円は基金に積立)、
削られたほうが、いいのに・・・
そうすりゃ、むだな建物が駅前にできないし・・・

22日には奈良市で事業仕分けがあるそうなので、
見学にいってきます。

さて、共同通信の記事は仕分けの結果内容が詳細に書かれています。
ライブ中継サイトが混んでいるいるようなので、
こちらをおすすめ!
ね、ちょっとライブ見てるようでしょ?

http://www.47news.jp/CN/200911/CN2009111101000954.html

仕分け結果の詳報
2009/11/11 23:02   【共同通信】
  
政府の行政刷新会議作業グループ(WG)による11日の事業仕分け結果の詳報は
次の通り。

 ▽国土交通省

【国土・景観形成事業推進調整費】年度途中で再開可能となった
公共事業に充てるため、2010年度予算に200億円を概算要求。
「ほかの予算分野の流用で対応できる」「厳格な運用が求められる」などを理由に
13人中12人が廃止、1人が予算削減と評価し、廃止に。

【下水道事業】概算要求は5188億円。
仕分け人から「人口の少ない過疎地などでは、下水道よりも低コストな
浄化槽などの汚水処理施設の整備を進める方が効率的だ」との指摘が相次ぎ
13人中廃止1人、自治体の判断に任せるが7人、10%程度の
予算削減が3人などとなり、判定は「地方自治体に財源を移した上で、
実施は各自治体の判断に任せる」となった。

【道路整備事業】1兆2332億円を概算要求。
仕分け人からは、費用対効果分析で効果が費用を上回って着手できる事業でも
「コストをカットすべきだ」とコスト縮減を求める意見などが続出した。
事業評価の厳格化やコスト縮減、道路構造令の柔軟化などにより
予算の見直しを行うとした。

【河川改修事業】1945億円を堤防の整備などに要求。
「改修個所の個別の評価を行い、優先順位を明示すべきだ」などの
意見が相次いだため、個所ごとの事業評価、コスト縮減の
インセンティブの導入などにより、予算の見直しを行うと判定した。

 ▽国交省、農林水産省

【港湾、漁港、海岸、河川環境整備事業】バレーボール場や広場など
レクリエーション施設の整備などに批判が集中し、予算の削減を求めた。

 ▽農水省

【農道整備事業】都道府県の農道整備を国が補助する事業で、
10年度の概算要求額は168億円。
農水省は中山間地での農業生産性向上のため必要だと主張したが、
「一般道と一体的に整備するべきだ。国が補助する根拠が不明だ」といった
意見が相次いだ。
11人中で廃止が6人、自治体の判断に任せるとの意見が1人、予算削減が
4人だったが、最終的には廃止と判定された。

【里山エリア再生交付金と田園整備事業】約90億円を要求。
森林や用水施設、遊歩道など居住環境の整備を助成する
里山エリア再生交付金と、都市と農村の交流目的で施設整備などを行う
田園整備事業はいずれも廃止。重複する事業が多いことや
効果が不明だとの指摘が多く出た。

【農業農村整備事業】農村集落の下水処理施設の整備を進める農業集落排水事業は
「自治体に財源を移譲し、判断を任せるべきだ」と、
国が補助事業として行う必要はないとの意見が大勢を占めた。
農業に使う水利施設の整備や維持を行うかんがい排水事業は
「予算要求の削減」と判定。
1774億円を要求しているが、20%程度の削減が適当との声が多かった。

 ▽厚生労働省

【健康増進対策費(地域健康づくり推進対策費)】食生活改善の啓発活動で、
厚労省は1億8600万円を要求。
仕分け人から「国は情報提供だけで足りる」「農水省の事業と重複している」と、
必要性を疑問視する意見が相次いだ。
13人中8人が廃止、5人が自治体や民間への委託を選び、判定は廃止。

【レセプトオンライン導入のための機器整備等の補助】厚労省は
要求額215億円を151億円に減額する方針を表明したが、
仕分け人から「所得が高い開業医に補助する必要はない」などと厳しい指摘が続出。
13人中7人が10年度予算への計上見送り、5人が廃止、
1人が民間委託との意見で「来年度予算の計上見送り」と判定された。

【独立行政法人雇用・能力開発機構運営費交付金等】もともと
「予算の無駄が多い」との指摘があり、麻生政権が08年12月に
同機構の廃止と事業の大半を別法人に引き継ぐことを閣議決定済み。
厚労省は「高度な職業訓練は国でしかできない」と主張したが、
判定は「地方や民間への移管や業務のスリム化をさらに進めるべきだ」となった。

【診療報酬の配分(勤務医対策等)】仕分け人は
「小児科など医師が必要な診療科に報酬を重点配分すべきだ」
「厚労省のこれまでの価格設定は失敗」と指摘。
16人全員が配分の見直しが必要と判定し、開業医と病院勤務医の
収入格差の平準化や、整形外科や眼科など収入の高い診療科の
報酬引き下げなどを求めた。

【後発品のある先発品などの薬価の見直し】主成分が同じで安価な
後発薬(ジェネリック医薬品)がある先発医薬品について、
後発薬並みの薬価水準まで引き下げるかどうかを議論。
厚労省は「国内メーカーの開発意欲をそぐ恐れもある」と主張したが、
15人全員一致で、一層の引き下げを必要とする「見直し」と判定した。

【医療関係の適正化・効率化】医療機関や薬局に支払われる診療報酬の不正を
チェックする厚労省の外郭団体「社会保険診療報酬支払基金」と
「国民健康保険団体連合会」を統合すべきだとして「見直し」とした。
入院時の食費・居住費も「見直し」と判定、
「療養病床に比べ、一般病床の患者の自己負担は低い」と患者負担増に
つながる意見も。
整骨院など柔道整復師の報酬請求の一部ケースで減額を求めた。

【若者自立塾(若者職業的自立支援推進事業)】ニートなどの若者に
合宿型の施設で就労体験をしてもらう事業で、10年度は3億7500万円を要求。
作業グループでは対策の必要性自体は否定されなかったものの、
08年度の利用者がわずか490人にとどまったことがやり玉に挙がった。
12人中5人が廃止、4人が「自治体や民間に任せる」と割れたが、
最終的には廃止が決まった。

 ▽文部科学省

【施設関係独立行政法人】「青少年自然の家」などを運営する
国立青少年教育振興機構と、教員研修センターは地方自治体にも類似施設があり
「地方または民間非営利団体(NPO)に移管」。
男女共同参画に関する研修を実施する国立女性教育会館は、
役員報酬が高額なことなどから国からの運営費交付金
(10年度概算要求額約6億円)を削減する。

【子どもの読書活動推進事業と子どもゆめ基金】読書活動を進めるために
教員や保護者向けの資料を作り、ネットサイトを運営する。
「地方や市民レベルの活動があり、国が行う必要はないのではないか」との
意見が出され廃止。
「子どもゆめ基金」についても廃止の判定が出された。

【スポーツ予算】地域のスポーツ施設整備やドーピング防止活動などの
事業について、予算の大幅な削減が必要と判定。
サッカーくじの収益をもとに独立行政法人日本
スポーツ振興センターが実施する事業などとの類似が理由だ。

【独立行政法人日本芸術文化振興会】芸術家への助成など振興会が
関係する事業は、運営の方法に批判が目立ち予算の削減と判定された。

【芸術家の国際交流等】若手芸術家の海外派遣など交流事業(要求額32億円)は、
帰国後の活動状況を調査していないことなどから予算を削減。
全国約5千カ所で小中学生に日本舞踊や茶道などの伝統文化を体験してもらう
「伝統文化こども教室」など3事業(22億円)は
「国として行う必要はない」となった。

【放課後子どもプラン推進等】空き教室で子どもの居場所をつくり地域の交流も
支援する放課後子ども教室推進事業は、厚労省の「放課後児童クラブ」と
似ていると指摘されたが、「放課後の居場所は大事」と強調する声もあり、
結論は「継続」「自治体に任せる」の両論併記。
家庭教育支援基盤形成事業などほかの3事業はそれぞれ
「廃止」や「自治体に任せる」などとなった。

【学校ICT活用推進事業等】小中学校で配備が進む電子黒板や
コンピューターなどICT(情報通信技術)機器を効果的に活用してもらうため、
教員の研修などを実施する学校ICT活用推進事業(要求額7億円)は、
機器そのものの必要性に疑義が示され廃止。
新学習指導要領に基づく11年度からの小学校での外国語活動(英語)
必修化に向けた「英語教育改革総合プラン」(モデル事業)も、
教材の全児童らへの配布が無駄遣いなどと指摘され、廃止となった。

【農山漁村におけるふるさと生活体験推進校事業等】小学生に自然の中で
1週間程度の宿泊体験をさせるモデル事業。
メンタルヘルスなどに対応するため、専門医を学校に派遣する事業と
一緒に論議された。
モデル事業として行われることに疑問の声が上がり、評価は「廃止」と
「地方自治体へ移管」が拮抗(きっこう)。
結論は「国の事業として行わない」となった。
2009/11/11 23:02   【共同通信】

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補助金の交付先決定~悪名高き、CEF社の名前はなかったけれど・・・

2009-11-10 | 風力発電

2009年11月10日(火曜日)
11月9日付けの一般社団法人・新エネルギー導入促進協議会の発表による
平成21年度新エネルギー等事業者支援対策事業(二次公募)の交付決定先です。

*株式会社ユーラスエナジー東伊豆
  静岡県賀茂郡河津町に出力1,670kWを10基、
  合計16,700kWの風力発電設備を建設する。

*関電エネルギー開発株式会社
  愛知県田原市に出力2,000kWを3基、
  合計6,000kWの風力発電設備を建設する。

今回も悪名高き、CEF社の名前はなかったけれど・・・

こちらは2か月前のCEF社の記事(日経と毎日・9月16日)

強気のCEF社は事業規模を数倍に拡大するんだそうな・・・
(補助金申請をしていたのかどうかもわからないけれど)
今年度は、まったく補助金の交付を受けていないのに
2億数千万円で、京都舞鶴港舞鶴国際ふ頭(愛称・みずなぎふ頭)の
用地を購入したというではないか!
そのまえに、敦賀港に置きっぱなしのナセルとブレード、
どないすんねん!!!
舞鶴新ふ頭にもっていくのだろうか・・・
しかし、稼働開始は来年夏。
ほんまに、わけのわからん会社や。

今のところ美浜町・新庄も敦賀・今庄のどちらも、なんら伸展はなし。
ひそかに継続しつつ、様子伺いなのか、それとも断念したのか・・・
定かではない。
気を緩めず、今後も情報収集につとめるとしよう。

http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20090915c6b1503l15.html

舞鶴新ふ頭、風力発電など3社進出
 
来春、舞鶴港(京都府舞鶴市)で運用が始まる
新ふ頭「舞鶴国際ふ頭」に風力発電の
クリーンエナジーファクトリー(北海道根室市、鎌田宏之社長)など
3社が進出することが15日、決まった。
クリーンエナジーは海外から輸入した発電用風車を一時的に保管する
物流施設をふ頭内に建設。
風車が故障した際の部品も備え、保守拠点としても活用する。

ほかに同社の資材のクレーン作業を担う
日本サルベージサービス(京都市、大崎康弘社長)と
海運・通関業の飯野港運(舞鶴市、西田一夫社長)が拠点を設ける。

現在、国内で約100基の発電用風車を運営している
クリーンエナジーは今後、事業規模を数倍に拡大する計画。
大規模な風車を海外から輸入できる港湾設備に加え、
「九州北部や関東地方にも陸路で5~6時間あれば部品を届けられる立地」
(鎌田社長)として、物流コスト削減や発電所の稼働率向上につなげる。

 

舞鶴国際ふ頭 風力発電部品の供給拠点に 府公募全区画で企業決定

京都府は15日、舞鶴市の京都舞鶴港舞鶴国際ふ頭(愛称・みずなぎふ頭)の
港湾関連用地で、立地を公募していた5区画(計約5ヘクタール)
すべてに進出企業が決まったと発表した。
風力発電で国内3位のクリーンエナジーファクトリー(本社・北海道根室市)など
3社で、海外から輸入する風力発電の部品を保管し
全国へ供給する拠点となる予定で、府北部の活性化が期待される。

他の2社は、ク社と事業協力している日本サルベージサービス(同・南区)と、
港湾運送・海運業などの飯野港運(同・舞鶴市)。
2区画をク社が2億5,764万円で購入、
残りは3社が1区画ずつ年間計1,406万円で借り受ける。

ク社は国内に約100基の発電用風車を設置しており、
欧州や韓国・中国から輸入する部品の保管場所とする。
長期的には国内に数百基を増設する計画で、
全国への部品の供給拠点とする意向だ。
他の2社もクレーン業務や荷役業務でク社と連携する予定で、
来年夏までの稼働開始が目標という。

この日は3社の代表者と山田啓二知事、斎藤彰・舞鶴市長が
府庁内で共同記者会見。
ク社の鎌田宏之社長は「舞鶴は日本の真ん中に位置し、
高速道路網もあっていい立地」などと進出理由を説明。
山田知事は「厳しい経済状況で心配していたが、
5区画とも決まり予想以上の結果。
港の活用に加え、クリーンエネルギー関連業の集積も期待できる」と歓迎。
斎藤市長は「地域経済をけん引していただければ」と期待を語った。


さて、今日は午前中に原子力発電所特別委員会を傍聴。
午後からは議会だより編集委員会。
詳しいことはまた別の機会に・・・

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1日中、委員会・・・でした

2009-11-09 | 議会

2009年11月9日(月曜日)
今日は新聞がお休み・・・
なんだか、淋しい気がする。

さて今日の午前中は決算の常任委員会。

午後からは駅周辺特別委員会が開催された。

わたしの入院中に長浜駅と彦根駅の視察があり、
今日はその結果をもとに、議論が繰り広げられた。

とにかく、敦賀市が提示しているバリアフリー化の案は
予算がかなり高く見積もられている。

新幹線の敦賀駅部および敦賀駅までの延伸は白紙状態のなか、
今後も、案件の内容がコロコロ変わるのが目に見えている。

来年度中にバリアフリー化をしてしまわなければないJR・・・
しかし、そのJRの実施設計の期日さえ、定かではない。

18日には、駅周辺整備策定委員会が午後2時から4階講堂で開催され、
20日の10時から全員協議会室で、
その報告が特別委員会に対し行われる予定。
どちらも市民のみなさんの傍聴が可能です。
委員会はテレビ放映がないので、ぜひ傍聴にお越しください。

問題は、駅周辺の整備について、ほとんどの市民が
内容について知らないということだ。
バリアフリー化も駅舎の一部リニューアルも連携大学も・・・である。

明日の議会だより編集委員会では、駅周辺特別委員会の活動状況や
駅周辺整備について、市民のみなさんにわかりやすく説明できるよう
編集会議で話し合うことになるはず。

さて、昨日放映されたドキュメンタリー「匿された日誌」は
たくさんの方が、見てくださり、「見たよ!」 と
いっぱいお声がかかりました。
健さんも仕入れ先で、何人かの方から声をかけられたそうです。

その健さんから夜食に「せいこがに」をゆがいてもらいました。

        
タグ、見えます?
初物でしかも大好物のかににむしゃぶりついたわたし・・・でした。

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「匿された日誌~密室ゴミ行政の果て~」の再放送がありました

2009-11-08 | ゴミ処分場問題

2009年11月8日(日曜日)
午後4時から、福井テレビで「匿された日誌~密室ゴミ行政の果て~」の
再放映がありました。
今日の放映を観ていた方から、電話やメールがあり、
若いね~とか、バンダナかぶってた? なんてコメントも
いただきました。
(わたしは見過ごしてしまった・・・)

密着取材を受けていたのは、ちょうど、乳がんの術前の抗がん剤治療の
真っ最中・・・
病院で、抗がん剤の点滴中にもカメラが回っていました。
取材クルーのみなさんには段ボール箱に何箱もある情報公開資料もすべて、
読んでもらいました。
こういう形でしか、解決できなかったことが、いまでも
悔やまれてなりません。

でも、このドキュメンタリー作品はとてもよくできています。
取材拒否が続く中、製作スタッフのみなさんの
苦労話もいっぱい、聞いています。

こちらは、2006年10月20日のFNSドキュメンタリー大賞にノミネートされたときに
発行された記事内容です。

http://www.fujitv.co.jp/b_hp/fnsaward/15th/06-364.html

許可量の13倍を超えるゴミが違法搬入された福井県敦賀市の民間最終処分場。
県の黙認が発覚して5年後、業者との生々しいやりとりがつづられた
内部書類が出てきた。
県が「存在しない」としてきた業務日誌だ。
「密室行政」の危うさと情報公開による難問解決への可能性を検証する。

第15回FNSドキュメンタリー大賞ノミネート作品
『匿された日誌~密室ゴミ行政の果て~』
(制作:福井テレビ)

<11月4日(土)深夜3時45分~4時40分放送>

許可量の13倍を超えるゴミが違法搬入された福井県敦賀市の民間最終処分場。
県の黙認が発覚して5年後、業者との生々しいやりとりがつづられた
内部書類が出てきた。
県が「存在しない」としてきた業務日誌だ。
業者の背後に暴力団の影がちらつき、地元住民や県議会が口を閉ざす中、
密室でのやりとりが繰り返されていく。
 11月4日(土)放送の第15回FNSドキュメンタリー大賞ノミネート作品
『匿された日誌~密室ゴミ行政の果て~』
(制作:福井テレビ)<深夜3時45分~4時40分>では
「密室行政」の危うさと情報公開による難問解決への可能性を検証した。


〔番組企画意図〕
許可量(9万立方メートル)の13倍もの廃棄物が違法に持ち込まれた
民間のゴミ最終処分場が福井県敦賀市にある。
その量は119万立方メートル。
東京ドーム1個分である。
汚水が周辺に漏れ出し環境への影響が懸念されている。
驚くことに県は違法搬入を6年間にわたり黙認してきた。
そこには一体何があったのか。
その真相は静かに闇に消えようとしていたが、去年、おでん屋の女将が
情報公開請求で入手した県の「業務日誌」によって、
住民不在のゴミ行政の実態が浮き彫りとなった。
「存在しない」とされてきた県の「業務日誌」には担当課と業者の
生々しいやりとりが記されていた。
業者に揺さぶられ、最後には違法状態を追認するところまで譲歩する県。
違法な搬入を容認し、管理責任を放棄した行政の姿があった。
問題の処分場はコンクリートの壁で覆い漏水対策などを講じることが決まったが、
費用は141億円と莫大である。
巨大なゴミ山は消えることなく、「負」の遺産は市民に押し付けられた。
この番組では密室で行われたゴミ行政を検証することで、
行政の持つ情報は一体、誰のものであるかを考え、
行政をチェックする「情報」の扉がいまだ閉ざされている現状を問う。

--------------------------------------------------------------------------------

【敦賀ゴミ問題の年表】
平成3年ごろ 増設計画(18万立方メートル)に反対運動広がる。
平成4年3月 計画を半分(18万立方メートル⇒9万立方メートル)にすることで
地元が了解⇒県が業者に「指導文書」(将来の増設を確約?)
平成4年12月 廃棄物の搬入開始(許可量=9万立方メートル)
⇒事業計画では「385日」で満杯の予定
平成8年11月 「指導文書」を持って、増設意向を伝える。
*違法搬入に拍車かかる…
*しかし、県は「立ち入り」せず放置
平成12年6月 119万立方メートルの違法搬入について県が公表
平成18年4月 141億円の対策を決定


【処分場を巡る流れ】
キンキクリーンセンターは平成2~3年ごろに18万立方メートルの
増設計画を持ち出したが、地元の反対運動にあった。

仲介に入った県は増設量を計画の半分の9万立方メートルとすることで
地元の了解を取り付け、業者に従うことを指導した。

ここで後々、問題となる「指導文書」が県から業者に渡された。

業者が県の指導に応じたのは、県が定める指導要綱が「地元同意」を
求めているため。
しかし、県の要綱には法律上の拘束力はない。
そのため、県の指導を受け入れた業者は、将来の増設について県に
「指導文書」を書かせた。(平成4年)

平成8年、業者は「指導文書」を持ち出し、増設について便宜を求める。

県にとっては、「借り」となった部分もあって業者に譲歩し、
最後には違法状態を追認。
立ち入りを行って「現状把握」を行うこともなく、
ズルズルと搬入量は119万立方メートルまで膨らんでしまった。


【密室を暴く業務日誌】
県は、業者や関係部署との協議を記した「業務日誌」の存在を否定していた。
「なぜ県は見過ごしたのか?」。
「本当にわからなかったのか?」。
そうした素朴な疑問にも県は答えず、真相は静かに闇の中に眠ろうとしていた。
しかし、矛先を変えた情報公開によって、
「不存在」とされた「業務日誌」が白日のものとなった。
その日誌を入手したのは敦賀市でおでん屋を営む今大地晴美さん(55)。
処分場に関する裁判記録を求めたところ、
密室のゴミ行政の実態を記した72枚の文書が出てきた。
処分場の許可量は9万立方メートル。
業者の計画では1年あまりで(385日)で満杯になる予定だった。
しかし、1年が過ぎ2年が過ぎてもダンプの列は消えなかった。
県は「違法な状態であることがわからなかった」と苦しい説明をしているが、
業務日誌の記述からは、許可量を超えていたことを認識していたばかりでなく、
業者に詰め寄られると、便宜を図ることを検討し、
どんどん譲歩していく責任放棄の行政の顛末が記録されていた。


【暴力団の影】
違法搬入に気づいていたのは行政だけではなかった。
住民たちも「異常」に気がついていたが口にすることをためらった。
それは業者の背後に強い恐怖心を抱いていたからである。
当時、反対運動の先頭に立っていた男性は暴力団の組長を名乗る男から
「身の回りに危害が及ぶ」と脅された。
今大地さんは、店の玄関に人糞を置かれたほか、放火などの嫌がらせを受けた。
地区の人たちにとってこの問題に触れることはタブーとなっていた。
口を閉ざしたのは住民ばかりではなかった。
市民の声を反映する県議会にもアウトローの暗い影が落ちていた。
違法搬入を県が公表する前に、この問題を議会で取り上げられることは
ほとんどなかった。
地元に住む元県議会の重鎮は「相手が悪かった」と証言する。


【負の遺産】
問題が発覚から6年が経った今年4月、ようやく県の対策が決まった。
巨大な廃棄物の山をコンクリート壁で囲い込み、浄化を図っていく計画である。
その対策には141億円がつぎ込まれる。
しかし、巨大なゴミ山は動かない。
負の遺産を地域が抱えることになった。
行政が毅然と対応していればこんなことにはならなかった。
その責任はだれが取るのか。
いつも行政の失態の犠牲になるのは市民である。


<制作者コメント>
ディレクター 横山康浩
この最終処分場問題は地元ではタブー視されていました。
だからといって業者の経営破綻を理由に141億円という対策費を
税金投入で行うという理不尽さを見過ごしていいのか。
取材は葛藤の中でスタートしました。
しかし、取材を始めると「黒い影」に怯えてか、取材拒否の連続…。
そんな中で、おでん屋の女将である今大地晴美さんが、
凜として問題を追及している姿に刺激を受け、
なんとか番組化することができました。
最後に…普段は行政マンや議員から情報を聞き出して記者活動を
展開していますが、情報公開請求という手段をもっと利用しなくては、
と思いました。


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プロデューサー 山田耕太郎
ディレクター 横山康浩
ナレーター 井川比佐志
米本千珠
構成 高橋 修
撮影・編集 加藤英一
MA 村松勝弘
音効 関口政孔

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2006年10月20日発行「パブペパNo.06-364」 フジテレビ広報部

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敦賀市職員最終合格者・・・助産師はゼロ!

2009-11-07 | 医療と健康関連

2009年11月7日(土曜日)
今日は立冬。
日中はポカポカ陽気で、車の窓を開けて走っている。

月曜日には、決算の委員会も最終日を迎える。

昨日は、敦賀市職員採用の最終合格者が発表になった。

一般事務A          15名
一般事務B           2名      
電気技師A           1名
土木技師A           2名
土木技師B           1名
建築技師A           1名
保育士              3名
保健師              2名
臨床検査技師        2名
作業療法士          1名
薬剤師              1名
看護師             24名

募集のときには、16職種だったが、電気技師B・建築技師B・臨床工学技士・
助産師の4職種の最終合格者は、なかった。

一次採用試験には応募者があったのだろうか?

残念なのは、3人募集していた助産師がゼロだったことだ。
現在、敦賀病院では昨年の5月から助産師外来を開設、
妊産婦のみなさんには、とても好評!! なのに、
肝心の助産師が不足している状況は、いっこうに改善されていない。

昨年の12月議会での一般質問に対し、公募もふくめ
助産師の確保につとめていくと答弁があったんだけどなぁ~

ぜひとも、院内助産の実現をめざし、助産師の確保に励んでほしいものだ。

さてさて、健さんのおでんや「八新」にも、
今年初のタグ付きせいこがにがお目見え! 

生で仕入れてるから、お店で熱々のカニを食べられますよ!
(写真撮るの忘れてた・・・)

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いよいよ「かに」の季節でございます・・・

2009-11-06 | 日々の暮らし

2009年11月6日(金曜日)
越前かにが、いよいよ解禁!
しかし、このポカポカ陽気だと、いまひとつ実感がわかない。
やっぱり、みぞれが降り、つめたいなぁ~と感じてこそ
うまいかになのだ・・・

でも庶民の口に入るお安い時期は11月中・・・
12月に入ると、とたんに値段がつりあがる。

子どもの頃、おやつだった「せいこ」
たしか1ぱい、5円とか10円だったと記憶している。
キャラメルやチョコレートのほうが高級なおやつだったのだ。

リヤカーをひいて魚売りのおばちゃんがやってくるのを
毎日、楽しみにしていた。
魚をさばくのを見るのがすきだった。
分銅のついた秤で、ザルに入った魚の目方を計り、
出刃包丁1本で煮つけ用にさばいたり、お造りにしてくれたり・・・

で、かにの時期には、足のおっちょれたわらを、
ほいさ! と、ただで、くれるのだ。
多分、いつも魚を買ってくれるお得意さんだったからかもしれない。

子どもの時分は、魚の炊いたんが嫌いやった。
とくにこの時期からは、はたはたが安う出回るので、
20円も買えばおおきな鍋に、はたはたの炊いたんがやまもり・・・
ぶりのあらの炊いたのと、たらのみそ汁は好きやったけどね。

昨日の夜は、往生こいたから、今日は朝とお昼は抜きにして
水分補給に努め、タミヨさんちでの夕飯が
はじめて口にした固形物となった。

今日のおかずは、白菜の炊いたのとひろうすの炊いたん・・・
煮物尽くしで、身体にもちょうどいい。

入院しているあいだに、すこしは胃が小さくなったのか、
あまりたくさんは食べられなくなった。
なのに、体重がへらない!
お腹周りの憎たらしい肉は、とれてくれない!

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男おひとりさま道は人生の道標

2009-11-05 | 読書ナリー

2009年11月5日(木曜日)
昨日、議会で寒かったせいか、朝からくしゃみを連発。
まだくしゃみをするたび、傷跡が痛む。

熱はないし、頭痛もひどくない。

出歩くのはやめて、家でおとなしく読書。

     

「男おひとりさま道 」
出版した「法研」のホームページから
http://www.sociohealth.co.jp/book/db1/data.cfm?code=5890753
「男はどうすればいいか、ですって?
そんなこと、知ったこっちゃない」とは言ったものの……
在宅ひとり死はこわくない!
「おひとりさまの老後」著者、上野千鶴子の第二弾、いよいよ完成!

男おひとりさまが増えている。
65歳以上の女おひとりさまは292万人、
対して男おひとりさまは113万人と半数に近い(2005年)。
この人数はこれからますます増える一方であろう。(中略)
男がおひとりさまになるなり方には、3種類ある。
死別シングル・離別シングル・非婚シングル……離別シングル、
非婚シングルの女性が同世代の「男おひとりさま」を選び
「おふたりさま」になる可能性は低い。
男おひとりさまの老後に生きる道はあるか!?
(本書 「はじめに」より)

はじめに

第1章 男がひとりになるとき
 増えている男おひとりさま
 死別シングル
 離別シングル
 非婚シングル
 タイプ別に老後をシュミレーション etc

第2章 下り坂を降りるスキル
 人生のピークを過ぎたとき
 男の定年、女の定年
 老いを拒否する思想
 弱さの情報公開
 定年後にソフトランディングする etc

第3章 よい介護はカネで買えるか
 男おひとりさまのふところ事情
 いくらあれば施設に入れるか
 個室か、雑居部屋か
 ケア付き住宅はおすすめか
 在宅単身介護は可能か

第4章 ひとりで暮らせるか
 男は自立しているか
 「食」のライフラインを確保する
 カネ持ちより、人持ち
 友人は人間関係の上級編
 選択縁タブー集「男の七戒」 etc

第5章 ひとりで死ねるか
 生の延長線上にある死
 在宅看とりを支えるひとたち
 家族という‘抵抗勢力‘
 介護保険を「おひとりさま仕様」に
 和解のススメ

あとがき

なんと! この「男おひとりさま道」今週号の「週刊現代」でも」
けっこう大きくとりあげられているではないか!

ここ数日来、世間やマスコミを騒がしている結婚詐欺事件をみても
男の結婚願望がいかに強いかが、うかがい知れる。

「おひとりさまの老後」「男おひとりさま道」
たんに老後の指南書ではなく、生きていくための道標になる本だ。

そっと、つれあいの目にふれるところに置いておこう!

ところで、夕飯後、ひどい吐き気と下痢に襲われた。
すわ! インフルエンザ? それとも胃腸風邪?
いっこうに熱はあがらないし、お腹がからっぽになったころ
元気を取り戻した・・・
明日も続くようなら、病院へ直行・・・と思ったが、
このぶんだと、心配はなさそうだ。

白湯をそろそろと飲みながら、ブログを書いているわたし・・・

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いまごろゴミが・・・ずさんにもほどがある・・・

2009-11-04 | ゴミ処分場問題

2009年11月4日(水曜日)
朝から夕方まで決算の委員会と分科会で座りっぱなしの1日。
質疑もこなし、ちょっとしゃべりすぎたかな~

かなり疲れてしまい、夕飯の後、倒れこむように眠ってしまいました。

さて、昨日、開催された「敦賀市民間最終処分場環境保全対策協議会」。
寒いし、荒れ模様だしで、傍聴にはいけなかった・・・
朝日新聞の記事をアップします。

おいおい!! いまごろなんだぁ?
もっと細かいメッシュでのボーリングをしてほしいと
あれだけ言ったのに、ゴミはこの範囲以外には埋まっていない! 
だからボーリングの数もこれでいいんだ!!!
って、確かに明言したよね・・・福井県は・・・

しかも一番最初に埋め立てられた部分については全く無視を
決め込んでいたし・・・

これで工事の費用がまたぞろ割高になって
敦賀市にもその負担がまわってくる・・・
それとも今回の延長部分は、全額、福井県が負担してくれる?

http://mytown.asahi.com/fukui/news.php?k_id=19000000911040001

敦賀のごみ民間処分場 遮水壁外に産廃
2009年11月04日

全国最大規模のごみが違法に搬入された敦賀市樫曲の
民間ごみ最終処分場問題で、学者や地元住民らが
汚水などの流出を防ぐ対策工事の手法などを話し合う
「敦賀市民間最終処分場環境保全対策協議会」が3日、
敦賀市内であった。
県側は、南側の遮水壁建設予定地とその外側計7カ所の地中から
工事中に産廃が見つかり、遮水壁を南に約10メートル、
東に約20メートル広げると報告し、同協議会が了承した。

県によると、遮水壁の建設工事は、
土砂に穴を掘ってコンクリートを流し込んで造った柱を
連続して並べる手法を採用。
7月に北側の工事を終え、南側の工事に着手した。
同月下旬に穴を掘ったところ、3カ所から
プラスチックやコンクリート片などの産廃が出てきたため、工事を中断。
さらに遮水壁の建設予定地とその外側計16カ所のボーリング調査で
7カ所から産廃が出たため、産廃が出なかった位置まで
遮水壁をずらすことにした。

変更の結果、南北合わせた遮水壁の長さは25メートル延びて
790メートルに。
岩盤などのすき間にモルタルを詰めて汚水漏れを防ぐ
「カーテングラウチング工事」の延長も25メートル延びて
1879メートルになる。

同協議会での了承を受けて、県は4日以降に遮水壁の建設工事を再開する。

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破綻寸前の地方議員年金、総務省が廃止案諮問

2009-11-03 | ニュースから

2009年11月3日(火曜日)
敦賀市の議員の報酬は、407,000円。
そのなかから、65,600円を議員年金共済費(掛け金)として
共済会に納めている。
(そのほか、税金が62,500円、議員親睦会費3,000円)
報酬の16%と定められている掛け金であるが、すでに年金を受給している
議員OBは現職の3倍もいるもんだから、当然のごとく、毎年公費をつぎこみ
積立金を取り崩し、台所は火の車・・・

やっと、総務省が廃止案を諮問したという。
しかし、年金受給者の議員OBはこれまで通り支給だなんて
それこそ財源はどうすんだぁ?

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20091103-OYT1T00517.html

破綻寸前の地方議員年金、総務省が廃止案諮問
 
全国の市議会議員などの議員年金が2012年度にも
破綻(はたん)する問題で、総務省は2日、
議員年金制度の廃止案を同省の有識者会議に諮問した。

存続案も併せて提出したが、制度維持には毎年140億円規模の
新たな税金投入が避けられず、同省として初めて廃止論に踏み込んだ。
年内には答申を受ける予定。

地方議員年金は、現役議員の掛け金と自治体の負担金とで運営。
廃止案では、地方議員すべての年金を10年度末で清算し、
現職議員は在職年数に応じて、掛け金総額の最高63%を一括支給する。
年金受給者の議員OBはこれまで通り支給する。

存続案は、受給額を5%か10%カットする2案が提出された。

国会議員の年金は06年4月に廃止されている。
(2009年11月3日15時21分  読売新聞)

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P-WANがスタート!「パーソナル イズ ポリティカル」

2009-11-02 | ジェンダー関連

2009年11月2日(月曜日)
ブルブル・・・なんと寒いんでしょう!!
昨日までの数日が、暖かすぎたせいで、寒さがいっそう身にしみる~

いっぺんに、10度近くも気温が下がると病み上がりのこの身には
ことのほか、こたえます・・・
昨日までは、車で走っているときに窓を全開にしていたというのに
今日は、ヒーターを全開だぁ!

寝る前にゆっくりお風呂にはいって、身体を温めなきゃ・・・

さて、入院中の10月26日、「市民と政治をつなぐP-WAN」が
スタートしました。

P-WANのPは、「パーソナル イズ ポリティカル」
(個人的なことは政治的なこと)のPです。

Pが頭文字の単語には、PERSONAL・POLITICAL・PEACE・PEOPLE・・・など
すてきな言葉がいっぱい!

サイト名は「市民と政治をつなぐP-WAN」
http://p-wan.jp

なんとか、ブログにバナーを貼りつけようと悪戦苦闘のわたしです。
うまくいくといいのですが・・・

もしできなかったら・・・の場合はですね、
ウィメンズ・アクション・ネットワーク(WAN)のホームページから
P-WANをクリックしていただければ、OKです。

ブログやホームページを持っている全国の女性議員
(すべてではありませんが・・・)や最新のニュースなど
役に立つ情報が満載!

ぜひ、サイトをのぞいてみてください。

う~ん、やっぱりバナーを貼り付けられない・・・ 

  

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