いや~、レベルの高いダートGⅠでした。芝で世界を制した日本競馬、そろそろダートも世界の頂点へ上り詰めていけるのではないかと思いました。
まず、クリソベリル。これで父ゴールドアリュールの後継者として、日本ダート界の頂点に上り詰めました。ここからは怪我に気をつけながら、とりあえず府中の1600m、フェブラリーステークスでスピード勝負も出来ることを見せて頂きたいと思います。北米のダートGⅠや、ドバイ・ワールドカップで勝つためには、スピードの絶対値が求められるので、まずは2月のフェブラリーSです。暮れの大井2000mではありませんので、音無調教師、宜しくお願い致します。
それから、川田騎手。今日の乗り方は完璧でした。絶対に内を開けなかった武豊騎手もプロフェッショナルでしたが、インティの2番手を堅持して、馬の力を信じて、インティのすぐ外を狙って仕掛けのタイミングを逃さなかった川田騎手が見事でした。GⅠ勝てない病は、クリソベリルのおかげで完治しましたね! 来週の阪神JFのリアアメリアは確勝レベルになったと思います。
それにしても、今年から3歳牡馬の55kgは恵まれていました。昨年までは56kgでしたので、着差を考えると1着・2着は逆転していた可能性があります。このあたりの運の良さもクリソベリルは持っていると思います。目指せ、ダート界のディープインパクト!