金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【重賞回顧】 AJCCと東海S

2021-01-25 06:47:06 | 競馬

 まずは東海Sまさか、ダイシンインディーの岩田望騎手が、1コーナーから2コーナーまで武豊騎手のインティに競り合いを仕掛けるとは思いませんでした。親父さんの康成騎手から「ちゃんと勝負しろ」と注意されていたんですかね。これで、明らかに前半がハイペースになってしまい、インティは持ちませんでした。

 勝ったオーヴェルニュは、前にいるインティを徹底マークして、これを潰して勝ち切りました。強い内容だったと思います。昨年秋から本格化、5歳のシーズンが楽しみになりました。父スマートファルコンは、ゴールドアリュールの初期の傑作ですが、ここまで種牡馬成績は今一つ。オーヴェルニュは、種牡馬スマートファルコンの評価を見直すきっかけになる産駒だと思います。

 

 そして中山のAJCC勝ったアリストテレス、強かった! 調整もまだ途上、馬場も最悪でしたが、それを関係なくキッチリ勝ち切りました。次はどこへ行くのでしょうか。阪神大賞典から天皇賞春が本戦だと思いますが、2400mのドバイ・シーマクラシックでも面白いと思います。ただ、UAEはコロナ情勢が最悪ですので、無理は禁物。

 2着のヴェルトライゼンデもさすがの内容。菊花賞の消耗戦はさすがに厳しかったですが、2400mまでならば厳しい展開でも、必ず着には届いてきます。3着のラストドラフトは、悪い馬場が合っていると見ました。あとは2番人気で惨敗のサトノフラッグですが、この馬は基本的には2000mまでの馬で、菊花賞は最後方から着狙いで追い込んでの3着。長い距離で出てきたら割引きが必要ですね。


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【3歳戦回顧】 1月23日~24日

2021-01-25 06:46:16 | 競馬

 まず土曜日は中山1Rダート1200mを勝ったミッキーアイル産駒スターリングワース1分12秒2の勝ちタイムは非常に優秀ミッキーアイル産駒は、芝・ダートを問わず、1400m以下で結果を出しています。覚えておきましょう。小倉2R芝2000mを勝ったキングカメハメハ産駒トーホウバロン5・6番手から直線の競り合いを制して完勝キンカメ産駒は数が少なくなっていますが、粒が揃っていて勝ち上がり率が高い。さすがです。中京5R芝2000mを勝ったフェノーメノ産駒ナギサ馬場が悪化していますが、内埒の1頭分だけ良いところを通って逃げ切り。武騎手のファインプレー。中山5R芝1600mを勝ったダークエンジェル産駒シュバルツカイザー瞬発力というよりもパワー型。重い馬場が得意小倉6R芝1800mを逃げ切ったトゥザワールド産駒ショウナンアイビーこの馬も馬場が渋ったことがプラスに

 中京4Rダート1200m3歳1勝クラスを勝ったサウスヴィグラス産駒ヨッシーフェイス新馬・未勝利と、この路線のトップにいるデュアリスト、バクシンと戦った馬。さすがにこのメンバー相手ならば強い

 中山7Rダート1200m3歳1勝クラスを勝ったカレンブラックヒル産駒リメス2番手から先頭に立ち押し切りました。前走は、この路線のトップの1頭スペクタクルの2着。ここは負けられないところ。

 小倉10R芝1200m萌黄賞(3歳1勝クラス)を勝ったエイシンヒカリ産駒クープドクール17頭立ての14番人気の馬が圧勝。引っかかる気性が、速いペースと渋った馬場で潜在力を爆発させたか

 中京10R若駒ステークス(L)を勝ったマツリダゴッホ産駒ウインアグライア今の中京は、内側の馬1頭分のコースを取ったもん勝ち外から差したドゥラメンテ産駒ヴァリアメンテをギリギリ抑え切った勝利

 

 さて日曜日は小倉2R芝1800mを勝ったゴールドシップ産駒キュンストラー重馬場を豪快に差し切りました。ゴールドシップらしく、タイムのかかる芝が得意でした。小倉5R芝1800m新馬を勝ったディープインパクト産駒ルージュアリュール不良馬場を、深く沈むフォームで差し切り勝ち馬体がもう少し欲しいが、走るフォームは偉大な父を彷彿させる。中京5R芝1400mを勝ったキズナ産駒マリーナ横浜BSの番長 三浦監督の持ち馬マリーナが根性の走りで差し返しました。キズナ産駒らしい競り合いの強さでした。中山5R芝2200mを勝ったオルフェーヴル産駒ソーヴァリアント不良馬場の長距離、しかも無観客となれば、やはりオルフェーヴル産駒という完勝でした。小倉6R芝1200mを勝ったリオンディーズ産駒フォイアーロート芝短距離へ転向した初戦を快勝。不良馬場も味方中京6R芝1600m新馬を勝ったエピファネイア産駒ジャスティンカフェ好メンバーを相手に、不良馬場を苦にせず、堂々の完勝。良馬場の走りも見たい。中山6R芝2000m新馬を勝ったエピファネイア産駒カレンレベンティス外から豪快な差し切り勝ち。重馬場巧者に見える小倉7R芝2000mを勝ったキズナ産駒セファーラジエル重馬場巧者の中で、競り合いに強いセファーラジエルが勝ち切った感じ。

 中京4Rダート1800m3歳1勝クラスを勝ったダノンレジェンド産駒ジュディッタ不良の脚抜きの良い馬場ながら、1分51秒3の好タイム。内内の水が浮いていないところを上手く捌いての快勝。

 中山9R芝1800m若竹賞(3歳1勝クラス)を勝ったマツリダゴッホ産駒ロードトゥフェイムこのレースも重馬場巧者の闘い。良馬場だとかなり入れ替わると思います。


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