金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【重賞回顧】 中山金杯・京都金杯

2021-01-06 06:48:19 | 競馬

 まずは中山金杯から。勝ったヒシイグアスは、前残りのスローな展開を、中段から豪快な差し切り勝ち2021年の飛躍が期待できると思います。2着のココロノトウダイも惜しいレースでした。この馬も今後に注目です。あと、中山金杯を見ての留意点ですが、Cコースに替わった中山の馬場は、それでも重い馬場。乾いても重いというのは、相当な重さです。今週末以降も、この点は要注意です。

 そして、中京の京都金杯勝ったケイデンスコールは、4番手の位置から馬場の良い内側を通って、そのまま押し切りました。岩田康成騎手のファインプレーと言えます。2着のピースワンパラディは、5番手の位置から外へ持ち出した分、勝ち馬との差になってしまいました。中京の馬場は、ボコボコに剝がれるので、悪いように見えるのですが、それでもまだ1週目なので、内側の方が走りやすいということ。人気薄の3着エントシャイデンが逃げ残ったのも、それが理由のようです。

 

 2021年の競馬は、京都開催がない分、荒れた馬場をどう読むか、これがテーマになりそう。冬場にあまり雪が降らないことを、今から祈りたいと思います。雪が降ると、春競馬の芝が全く駄目になりますからね。


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【3歳戦回顧】 1月5日

2021-01-06 06:47:39 | 競馬

 まずは中山5R芝2000mを勝ったヴィクトワールピサ産駒アサマノイタズラ中段からマクって4馬身差の完勝中山の重い馬場が合っており、中山ならば重賞戦線でも楽しみ中京5R芝2000m新馬を勝ったポイントオブエントリー産駒エアサージュ中京の芝もまだ良化しておらず、重い馬場のままだが、重い馬場を苦にせず瞬発力を発揮できるパワフルなストライドが魅力2021年のクラシック路線のテーマは「重い馬場適性」なので、この馬向きと言える

 中山6R芝2000m3歳1勝クラスを勝ったドゥラメンテ産駒ワンデイモアこの馬も明らかに中山の重い馬場向きで、勝ち時計の2分1秒3も、暮れのホープフルSよりも速いこれから続く重い馬場シリーズで注目しましょう。

 中京6R芝2000m3歳1勝クラスを勝ったノヴェリスト産駒タガノハイ前半をスローに落として、上手く逃げ切り勝ちを収めた形。ただ、後半1000mをハロン11秒台でまとめたところは見所有りで、マイペースで逃げたら怖い存在として覚えておきたい。

 中山10R芝1600mジュニアカップ(L)を勝ったロードカナロア産駒ヴェイルネビュラ先行するジャンカズマを、好位から差し切り勝利2000m前後よりも、やはりマイルの方が適性が高いことを証明しました。マイル路線で注目株へ。2着のハービンジャー産駒ジャンカズマもマイル適性は高そう。


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