金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【GⅠ回顧】 スプリンターズS・シリウスS

2021-10-04 07:03:52 | 競馬

 まずは土曜日のシリウスS勝ったのは、4歳牡馬のマジェスティックウォリアー産駒サンライズホープ好スタートから3番手を追走、直線に入ってからは先行馬同士の激しい競り合いを制し、また後方から追い込んできたウェスタールンドを頭差抑えて勝ち切りました。サンライズホープは、嬉しい重賞初勝利です。ダート長距離路線に、新たなスター候補が出て参りました。

 2着は、9歳馬ウェスタールンド。本当に頭が下がります。58㎏も何のその、ダート長距離ならば、まだまだ走れます3着は、勝ち馬と同じ位置から粘り切ったブルベアイリーデ。この馬もダート1800m以上で、新たな輝きを見せてくれそう。

 1番人気で16着に敗れたゴッドセレクションは、4コーナー手前の段階で、ズルズル下がってしまいました。ダート長距離路線の今年の3歳馬は、あまりレベルが高くないことを露呈してしまいました。

 

 そして、GⅠのスプリンターズS勝ったのは、モーリス産駒の3歳牡馬ピクシーナイト逃げたモズスーパーフレアーの前半のペースが33秒3なので、このメンバーとしてはスローペース。メイケイエールが後ろに控えたので、ペースが落ち着きました。ピクシーナイトは4番手追走から、直線では早めに前を捉まえることができ、そのまま押し切る強い内容種牡馬モーリスは、第一世代からGⅠ馬を出すことになりました。これで、生産界での人気もまた盛り上がってくると思います。

 2着は、好位から差してきたレシステンシア3着も、ほぼ同じ位置からシヴァージが粘り切りました。ペースが遅かったことから、前々にいた馬でないと馬券圏内には入れませんでした。

 その中で、4着に差してきたのがメイケイエールなぜか今日は、後方で脚を溜めて、4コーナー手前で早めに仕掛けて、ここまで差してきました。スプリンターとしての能力は高いので、折り合いがつくか、つかないか、で大きく成績が左右されます。どちらにしても難しい馬です。それにしても、池添謙一騎手は、よくこの馬を制御していました。

 逃げたモズスーパーフレアーは5着。もう少し馬場が回復していれば、この馬の逃げ切りがあったかもしれない展開でした。中山競馬場は、昨夜の雷雨で結構水分を吸い込んでいました。それが、この馬の勝利を阻んだのかもしれません。

 さて1番人気のダノンスマッシュですが、レシステンシアのすぐ後ろの位置を取れましたので、なぜ直線で弾けなかったのかが不思議です。後ろから来たメイケイエールにも差されてしまいましたので、何か体調面で問題があったのかもしれません。


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