金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【重賞回顧】 ユニコーンS・マーメイドS

2022-06-20 05:44:49 | 競馬

 まずは府中のユニコーンS勝ったのは、エスポワールシチー産駒ペイシャエス好スタートから4番手追走へ。前半3ハロンが34秒3のハイペース、この流れに逆らわずに好位置を維持しながら直線に入ります前々にいたタイセイディバインやジュタロウが粘りますが、仕掛けるタイミングを十分に待ったあと、残り200mでペイシャエスが馬群を縫うように前に出てきます。そのすぐあとから、ヘニーヒューズ産駒セキフウも馬場の内側を突いて伸びてきますが、ペイシャエスがこれをクビ差抑えたところがゴール。勝ちタイムは1分35秒2。2着はセキフウ、3着は10番手から差してきたイスラボニータ産駒バトルクライ

 勝ったペイシャエスは、青龍S5着からの巻返して、見事な重賞初勝利JRA3歳ダート路線のトップに立ちました。2着セキフウも、サウジ・ドバイ遠征帰りの疲れを感じさせない走り。2頭ともに、ジャパンダートダービーが楽しみになります。

 人気の有力馬たちは、軒並み馬券の対象外となってしまいましたが、それだけ全体のレベルが高かったということ。この出走馬の中には、先々のダート路線を引っ張ってくれる名馬たちが複数含まれている気が致します。

 

 そして阪神のマーメイドS勝ったのは、ゴールドシップ産駒ウインマイティー好スタートから3番手追走へ。前半1000mのラップは59秒4の平均ペース。スムースな流れの中、直線に入ると早め先頭に立ちます。そのままスピードを落とさずに後続を1馬身3/4差をつき放して勝利。勝ちタイムは1分58秒3。2着には、5番手から差してきたクロフネ産駒マリアエレーナ、3着には、後方待機から、馬場の内側を突いて追い込んできたディープインパクト産駒ソフトフルート

 勝ったウインマイティーは、オークス3着の実績馬2年ぶりの勝利とともに、嬉しい重賞初勝利。前々から粘り込む本来の競馬を思い出したようです。秋のエリザベス女王杯が楽しみになりました。


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