本日は、久しぶりに我が家の「もなか姫」の近況を報告いたします。前回のご報告が、昨年の10月22日ですから、2カ月半ぶりの近況報告となります。
もなか姫は、昨年5月に体調が急変、獣医からは「『膵嚢胞』の症状がみられる。おそらくは膵臓に腫瘍があることが原因」と診断されました。余命は確定的ではないものの、「短ければ数日、長くても1カ月くらいか・・」と言われましたので、夏まで生きられないのではないかと、ワタクシと嫁さんは絶望感に浸っておりました。
その後、何度か「食事が摂れない、水も飲めない」という危険な状態が数度訪れましたが、そのたびに、もなか姫は危機を克服。今は少し穏やかな日々が続いております(これが昨年10月中旬の状況でした)。
これが、直近は「危ない状態」になることがほぼなくなり、むしろ「元気一杯」な状況が「常態」になってきています。そうなった「きっかけ」をお話いたしましょう。
10月の中旬くらいからか、人間用に買ってきた「生アジ」を嫁さんが焼いていたところ、その香りに対して、もなか姫が反応。早速食べさせてみたら、あっという間に完食。暫くの間「アジ祭り」が続きました。そのうち、安くて生きの良いサンマが売られていたので「生サンマ」を焼いて供してみたところ、これはもっと強烈に反応して「完食」。さらに御替わりを所望されてそれも完食。その日からは、生サンマを二尾ずつ食べることに。
生サンマが出回る時期が終わると、今度は「牛肉」。これも、人間用に買った牛肉を嫁さんが焼いていたところ、もなか姫が強く反応。細かく切って供したところ瞬時に完食。御替わりを出したら、これも「瞬食」!
ワタクシと嫁さんとしては、もなか姫には残された時間が少ないので、最後くらいは、もなか姫が好きなものを一杯食べさせてあげたいとの想いから、牛肉は「100g600円位の高級和牛『ランプ肉』」を毎日購入。もなか姫は、12月の頭くらいから、これを60gずつ毎日欠かさずに食されています。
こうした食生活を通じて、もなか姫の体調と顔色がみるみる変わっていき、活動状況も家のなかを飛び回っている状態に。
おそらく、膵臓に腫瘍が出来ている状態は相変わらずで、時々は「痛みや苦しみに耐えている」のだとは思いますが、「生きの良いサンマや美味しいランプ肉を食べることで、毎日が頑張れている」のだと思います。
「食」が、毎日の生きる活力と喜びを生み出していることを、もなか姫から教えてもらいました。
【直近の「もなか姫」近影です!】