いや~ 凄い決勝戦でありました!
アルゼンチンの皆様、おめでとうございます。そしてMVPのメッシ選手、本当に素晴らしい感動をありがとうございました。
また、こんな素晴らしい決勝戦を観ることが出来たのは、対戦したフランスが最後まで絶対に諦めずに頑張ってくれたおかげでもあり、フランスチームに対しても、ありがとうの言葉を贈りたいと思います。
大方の予想を裏切って、前半からアルゼンチンがペースを握り、まず前半23分にPK獲得でメッシが先制得点。そして勢いは止まらず、今度は、前半36分ディマリアが2点目をゲット。その後もアルゼンチンペースは続き、メッシが決定的な3点目のチャンスを逃し続ける展開に。
フランスは何とか3点目を取られずに、そのまま後半へ突入。しかし、後半に入ってもアルゼンチンペースは変わらず。これはもう、フランスのコンディションが想定以上に悪かったなぁと、1日分の日程の厳しさが決勝戦に出てしまったと、このままアルゼンチンが圧勝することを、世界中のサッカーファンは信じたと思います。ところがドッコイ、後半35分にフランスがPKを獲得してエムバペがゴールを決めると、その1分後にも同じくエムバペが鮮やかなボレーシュートを決めて同点へ。こうなると俄然フランスのペースに。本当に得点することのパワーって凄い。フランスの3点目のチャンスが続きますが、何とかアルゼンチンが凌ぎ切って延長戦へ。
延長戦に入ると、今度は2人のメンバー交替をきっかけに、再度アルゼンチンペースへ。そして延長後半3分にメッシが勝ち越しの3点目をゴール。さすがに、これで勝負あったかに思いましたが、終了直前の後半13分に、今度はアルゼンチンが痛恨のPKを与えてしまい、エムバペが確実に決めてまた同点に。このあと、延長後半のアディショナルタイムに、双方が決定的チャンスを1本ずつ外して、そのままPK戦へ突入。
このPK戦、最初のエムバペとメッシは、全く危なげなく決めて、1対1のまま、二人目のキッカーへ。ここからは、まるで日本 対 クロアチアのPK戦を見ているようで、フランスのキッカーが次々に外して、アルゼンチンのキッカーは、平気でド真ん中へ蹴り込む。アルゼンチンの4人目のキッカーが決めて、アルゼンチンが36年ぶりの優勝となりました。
大会MVPには、全試合フル出場で、すべてのゲームプランの中心にいたメッシが獲得。史上最高のサッカー選手と評価されているメッシにとって、唯一得られていなかったのが『ワールドカップ優勝』という勲章でしたが、遂に念願が叶いました!
アルゼンチンの英雄と言えば、これまでは「マラドーナ」が唯一無二の存在でしたが、今後は「メッシ」と「マラドーナ」と両雄が併記されることになります。
さて、次回のW杯は、2026年にカナダ・メキシコ・USAによる3か国共同開催になるとのこと。出場国枠も、現状の32か国から48か国へ拡大されるので、史上最大規模の大会になることが決まっております。一方で、日程の厳しさは今回以上になるやもしれず、選手のコンディションを守ることが大きなテーマになりそう。選手層の厚さが勝負を決めることになるのでしょうね。
次回開催は自分が66歳の時。個人的には、次回も元気に観れたら良いなと思います。