1月初めに実施した人間ドックの二日目に予定していた「大腸内視鏡検査」を本日受検いたします。
人間ドックの一日目に肺のCTを撮ったら、『肺炎と思われる影』が映ったため、急遽二日目の予定が中止に。結局、肺の方は異常がなかったため、本日実施の運びとなったもの。
この大腸内視鏡検査は、まず腸の中をきれいにしてから実施するため、下剤をかけたあと、腸内を掃除する特殊な液体を大量に飲まないといけません。この液体は、そのうちに液体の便として出てきてしまうため、これを繰り返しながら、出てくる液体が透明な状態になるまで我慢強く続けます。この時間が大抵、2~3時間かかるので、ここが勝負。TVを見たり、本を読んだり、また液体を飲んだり‥の繰り返し。
そのあと、ようやく大腸内に、電子メス付の大腸カメラを挿入して、内部をチェックします。麻酔をされますので意識はうっすら程度です(でも意識はあります)。もし、小さなポリープが見つかれば、電子メスで綺麗に切り取ってしまいます。これがまるで「輪投げ」のようで、電子メスで作った「小さな輪っか」がポリープ周辺部まで切り取って、そのままポリープを包むように電子メス内に取り込まれます。2つ目のポリープが見つかると、また小さな輪っかを作って、ポリープ周辺部まで切り取って、また電子メス内に取り込みます。こうして、複数のポリープを見つけても、作業を続けながら奥へ進むことができるのです。
なぜ、こんなに詳しいかと言うと、3年前に受検したときに、小さなポリープを2つ見つけてもらって除去してもらい、その様子をカメラを通じて見ていたからです。
ちなみに、大腸ガンというのは、これらの小さなポリープ(良性ポリープです)が、時間がたつと大きくなって悪性化したものを指します。なので、唯一の予防策は、ときどきこうして内視検査を行い、小さい時に除去してしまうことなのです。私のように、体質的にポリープが出来る人間は、3年に1回くらいの頻度で、大腸内視鏡検査を行っていれば安心と、医者からは言われております。
さて、今回はいくつ、ポリープが見つかるでしょうか。