土曜日は札幌1Rダート1700mを勝ったパイロ産駒バルミーウェザー。中団後方待機で脚を溜めます。直線に入るとまず、2番手からカリフォルニアクローム産駒カリフォルニアが先頭に立ちますが、その外からバルミウェザーが鮮やかに抜け出して、そのまま5馬身差をつけて圧勝。曇りのダート不良の勝ちタイムは1分46秒5。2着カリフォルニアから3/4馬身差の3着には、4番手から差してきたディスクリートキャット産駒ゼットスパンキー。
新潟1R芝2000mを勝ったレイデオロ産駒ラケダイモーン。好スタートから5番手追走で脚を溜めます。直線に入るとまず、2番手からバイデンテソーロが先頭に立ちますが、そのすぐ後ろからラケダイモーンがこれを交わして抜け出します。6番手からサトノダイヤモンド産駒ピースヒロフェイスと、7番手からサンダースノー産駒サンダーアラートが迫りますが、1馬身1/4差をつけて快勝。良の勝ちタイムは2分3秒3。2着にはピースヒロフェイス、ハナ差の3着にサンダーアラート。
新種牡馬レイデオロ産駒の高額馬ラケダイモーンが2戦目で勝ち上がり。まだまだ腰が緩くて鋭さに欠けますが、もう少し成長を待ちましょう。
札幌5R芝1200m新馬を勝ったキズナ産駒アスクアイルビゼア。好スタートからマイペースの逃げへ。直線に入るとスピードを加速、最内からレッドファルクス産駒ゴールデンスイープが迫ってきますが、ゴール前でハナ差だけ凌いで逃げ切り勝利。稍重の勝ちタイムは1分11秒6。2着ゴールデンスイープから1馬身差の3着には、6番手から差してきたリアルスティール産駒アレンジャー。
新潟5R芝1800m新馬を勝ったハーツクライ産駒ファーヴェント。5番手追走で脚を溜めます。直線に入ると、逃げ粘るゴールドシップ産駒コガネノソラの外から徐々にファーヴェントが前に進出、残り200mのところで抜け出して、そのまま後続に2馬身差をつけて完勝。良の勝ちタイムは1分50秒8。2着には、中団待機から追い込んできたマクフィ産駒ゲンヨウサイ、1/2馬身差の3着には逃げたコガネノソラ。
素質馬ファーヴェントが圧倒的パフォーマンスを見せてくれました。次は2歳重賞戦線だと思いますが、好勝負になると思います。
新潟6R芝1600m新馬牝馬限定を勝ったルーラーシップ産駒ニシノコマチムスメ。好スタートから3番手追走へ。直線に入ると早め先頭に立ちます。外からモーリス産駒ヴィントシュティレが迫ってきますが、これに1/2馬身差をつけて快勝。良の勝ちタイムは1分36秒7。2着ヴィントシュティレから1馬身1/4差の3着には、内埒際を突いて差してきた1番人気のハーツクライ産駒サフィラ。
圧倒的1番人気で3着に敗れたサフィラは、内で包まれたこともあって今回は参考外で良いでしょう。ただ、母サロミナの子供たちは、サリオスを除いて、多くは古馬になってから活躍する晩成型。2歳時にあまり過度な期待をかけるよりも、ジックリ育てる方があとが楽しみになると思います。
日曜日は札幌1R芝1500mを勝ったモーリス産駒レーヴジーニアル。好スタートからマイペースの逃げへ。直線に入るとスピードを加速、後続を突き放します。馬場の中央からアジアエクスプレス産駒ピューロマジック、大外からカレンブラックヒル産駒カレンナオトメの2頭が迫ってきますが、これをクビ差凌いで勝利。雨の重馬場の勝ちタイムは1分33秒1。2着にはカレンナオトメ、3/4馬身差の3着にはピューロマジック。
新潟1R芝1200mを勝ったリーチザクラウン産駒ニシノクラウン。最後方待機で脚を溜めます。直線に入ると、逃げたシュヴァルグラン産駒ダイメイイチョウが粘り込みを図りますが、馬場の中央からニシノクラウンが前進、一気に前を交わしてクビ差で快勝。良の勝ちタイムは1分9秒8。2着ダイメイイチョウから1馬身1/4差の3着には、3番手からグレーターロンドン産駒セイウンティーダ。
新潟2R芝1600mを勝ったネロ産駒ニシノコイゴコロ。後方待機で脚を溜めます。直線に入ると、逃げるジャスタウェイ産駒モアニが粘るところを、外からシルバーステート産駒ウインディオーネが交わして先頭に立ちますが、大外からニシノコイゴコロが一気に突き抜けて1馬身3/4差で快勝。良の勝ちタイムは1分34秒2。2着ウインディオーネから1馬身差の3着には、逃げたモアニ。
札幌5R芝1800m新馬を勝ったドゥラメンテ産駒ガイアメンテ。スタートは遅れましたが、道中で2番手の位置へ。直線に入ると、逃げたレイデオロ産駒コルレオニスの横に並びかけて、抜け出します。そのまま2馬身差をつけて完勝。重の勝ちタイムは1分52秒4。2着にはコルレオニス、4馬身差の3着には、5番手から差してきたイントゥミスチーフ産駒ミスマテンロウ。
評判馬ガイアメンテが快勝。スケールの大きさを感じる走りで、次は恐らく10月の東京あたりに出てきそう。名前を覚えておきましょう。2着のコルレオニスは、ハープスターの半弟ながら切れ味不足。前々から押し切る競馬が合いそう。
新潟5R芝1600m新馬を勝ったリアルインパクト産駒クリーンエア。4番手追走で脚を溜めます。直線に入るとまず、馬場の外からイスラボニータ産駒ナファロアがゆっくりと抜け出して、そのまま押し切ると思われた瞬間、残り100mのところから、クリーンエアが異次元の差し脚で一気に交わして、3/4馬身差で快勝。良の勝ちタイムは1分35秒7。2着ナファロアから1馬身1/4差の3着には、3番手からロードカナロア産駒ニックオブタイム。
クリーンエアが衝撃的な勝ち方を見せてくれました。リアルインパクト産駒ではありますが、溜めて切れるタイプ。次も大変楽しみな存在。2着のナファロアは、今日は相手が悪すぎただけで次走は確勝レベル。
新潟6Rダート1800m新馬を勝ったアジアエクスプレス産駒ライジンマル。好スタートからマイペースの逃げへ。直線に入るとスピードを加速、後続を突き離してそのまま8馬身差の圧勝。ダート良の勝ちタイムは1分54秒8。2着には、5番手から差してきたシニスターミニスター産駒アリエスキング、3/4馬身差の3着には、2番手からロージズインメイ産駒フィリップ。
勝ったライジンマルは、2歳ダート路線のエース格と言って良いでしょう。前半1000mラップが1分4秒台で、勝ちタイムが1分54秒8ですから、ラスト4ハロンを50秒台走り抜けたことになり、2歳のこの時期のパサパサのダート良としては高いパフォーマンスと言って良いです。この馬の名前も憶えておきましょう。
新潟8R芝1400mダリア賞(2歳オープンクラス)を勝ったスワーヴリチャード産駒コラソンビート。5番手追走で脚を溜めます。直線に入るとまず、2番手からリアルスティール産駒アトロルーベンスが先頭に立ちますが、すぐに大外からコラソンビートが鮮やかに抜け出して、そのまま1馬身1/2差で完勝。良の勝ちタイムは1分21秒2。2着にはアトロルーベンス、クビ差の3着には、3番手からドレフォン産駒マスクオールウィン。
勝ったコラソンビートは、新馬戦でボンドガールの3着となったあと、これで2連勝でオープン勝利。2歳牝馬路線では、ボンドガールや、先週の新潟芝1800m新馬をレコード勝ちしたカンティアーモと並んで、世代トップに立ったと言って良いでしょう。次が楽しみであります。