今日は母と2人で私のおばあちゃんのお墓参りに行ってきました
母はまず初めに、私達家族・・そして夫の両親は元気でやっているか?と聴いてくれて
その後、いつもの決まり文句
「私はあんたら(妹と私)が幸せになってくれてそれだけで幸せや。
2人共、いい旦那さんがいてくれるしなぁ~。
子供が幸せでいてくれることが親にとっては一番幸せや。」
・・と必ず毎回言ってくれます
お墓参りが終わるとこれまた必ずランチをご馳走してくれます
そして、「これ・・・まゆかに渡しといて・・」と
まゆっちにも少し多いのでは?と思われるお小遣いも又・・毎回手渡してくれます
私が「この前もまゆっちにあげてたよ。あげすぎとちゃう?」と言うと
母:「持ってると重たいし・・それに墓にお金持っていっても意味ないしなぁ・・」と笑う
今日はランチからの帰り道、いつもと違う道を通りました
私:「あっ!!ココ、、典子が昔アルバイトしてたとこや?」(もうとっくの昔になくなりましたが・・)
母:「そやそや・・・あんたはほんまに昔っからいろんなところでアルバイトしてたなぁ~
え・・と店の名前は確か・・イシカワやったなぁ~」
私:「お母ちゃん、なんで30年前の・・私がアルバイトしてた店の名前覚えてんの?!
しかも・・ここは半年ぐらいしか働いてへんのに!!」
母:「なんでやろ・・覚えてたなぁ」
短期記憶はどんどん失われていくのに・・
30年前の・・しかも私は高校時代だけで4ヶ所のアルバイトをしていたのに
一番超マニアックな「イシカワ」の店名がすら~っと母の口から出たことに笑えた・・
・・というか、人間の脳の不思議をまた目の当りにしてしまった
母:「いつも私のアッシーくんに使って悪いなぁ~ありがとう」
私:「い~や」
照れ屋の私はこんな返事しか母の前ではできないけど
ほんとはもっともっと親孝行しないといけないのに・・日々の忙しさにかまけて親孝行らしきこともなかなかできず
なので、アッシーくんぐらいはさせていただきますよ。
ちっちゃくちっちゃくなった母の背中を見送る
私はあの背中にずっとずっと支えられて生きてきた
「お母ちゃん」
そう・・心の中でつぶやくだけで・・いつも勇気が湧く
優しくて・・可愛くて・・強い母
私は母の子であるというだけで、ものすごく力が湧いてくる
ずっとずっとずっと元気でいてほしいなぁ・・。