香り工房"結"
アロマセラピスト
体質改善アドバイザーの
加藤です
NHK「ドキュランドへようこそ」の
「トム・クルーズ-永遠の若さを追求して」
あれほど好きだったトム・クルーズの作品を劇場で観ることがなくなりました
そんな自分でも無意識だった部分がこれを観て垣間見た気がしました
映画「卒業白書」 「トップガン」でアメリカのアイドルとなります
でも彼はアイドルではなく別の道に進むことにします
「ハスラー 」ではポール・ニューマン
「レインマン」ではダスティン・ホフマン
共演して、演技の真髄を学びます
そして、ポール・ニューマン、ダスティン・ホフマンが二人ともアカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞
トム・クルーズ自身はアカデミー賞に関してはノミネートはされても受賞されない俳優
「7月4日に生まれて」では、心と体に傷をおったベトナム帰還兵の苦悩のシリアスな役を演じました
前後してある宗教団体に入り、深く傾倒していきます
宗教に関しては個人のものであり、第三者が干渉する部分ではないのでコメントはしません
演技派でありながら、それを認めてもらえない苦悩が常に彼を悩ませていたのだと思います
私が好きな小説のひとつ
アン・ライス原作
「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」に主演します
初めは原作者にイメージとは違うという
コメントをしていましたが
フラッシュを見た原作者が最初のコメントは間違っていたと訂正したそうです
彼のなかに主人公の苦悩が見えた、と
そして、キューブリックに射止められ
当時妻だったニコール・キッドマンと夫婦役で共演
「アイズ・ワイド・シャット」
この演技のなかで役があまりにも実生活に入り込み、後に離婚の原因の1つとなってしまいます
ニコールは外界と取り巻く宗教団体との壁の役割をしていました
そして、彼女がいなくなると同時に彼の日常の周辺には団体関係者だけとなります
外界を知らなくなってしまいます
それでも彼は恋に落ち
やがて若き妻を迎えることに
その事がファンに違和感を持たせたようです
アメリカの悲劇911があった翌年のアカデミー賞では無冠の彼がアメリカ映画界の代表としてコメントしました
それでも彼の信仰が強まるほど、様々な軋轢(あつれき)が生まれました
決定的なのはスティーヴン・スピルバーグから決別宣言を受けてしまったこと
いつまでも若いヒーローを演じ続けるトム・クルーズ
それは彼が求めている若さなのか
観る側の私たちが求めている若さなのか
個人的な意見ですが、刻まれたシワはある種の味わいや歴史を感じます
私自身は顔にシワがないせいもあり、時に若く見られることが不利になることもあります
年相応でありたい、と感じることがあります
「若さ」とはなにか
90歳を越えた方も目を輝かせて日々の話をしてくれると、ココロの若さを感じます
背中が曲がっていても、ジーンズをはいてはつらつと歩く高齢者を見かけると、若い!と感じます
輝きをなくした制服姿の10代の女性を見ると、どこか老いを感じてしまうのです
ココロの影を感じます
私たちは生まれた瞬間から、再生と老いを繰り返しています
「若さ」とは?!
ドキュランドを観て、考えさせられました
全ての出会いに感謝して
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます!!
(^_^)
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